第4話 意識が飛ぶ
ではすぐに戻れる努力をすれば、読書はできるのか
いや、また新たな問題を見つけた
意識が飛ぶ
字から得た想像が「連想」を呼び、そのことに頭が支配された結果、読書が止まる
アイデアと言ってもいい
しかしこれがCMのように読み進める行為を完全にストップさせるのだ
現れたアイデアとどう付き合うか
漫画の場合は、このアイデアはあまり生まれない
だから読むことができるし、アイデアより漫画のほうが面白いから止まらない
つまり、アイデアに心奪われるということは現状のセンテンスが面白くないことも意味している
では、退屈という障害はどう超えるか
例えばテレビや映画、漫画でももちろん退屈な時間帯というのはある
その時はどうしている
読み飛ばしたり、その間はテレビを見ずにスマホを見たりしてやり過ごしているのではないか
では、活字の最大の問題点は、退屈な箇所を適当に読み飛ばすといけないような罪悪感があるからではないか
その罪悪感はやはり先ほどの簡単には戻れないことにも起因している
ならば、「ここは退屈だから読み飛ばす」サインを加えることにすればどうか
なぜ読書できないのか やーす @yasujinrai
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