第3話 なぜ読書をやめるのか

読書をやめる理由がわかった


それは正確に言えば漫画の場合も実はちょいちょいやめてはいるのだ


やめる理由は「戻るのが遅い」からだ


漫画の場合は、絵のコマが一目瞭然だから、やめても「ここまで見た」が即座にわかり、続きに入れる


しかし活字の場合は、どこまで読んだかを探すことになりがちだ


字面の違いというのは絵より見つけにくい


この効率の悪さにより読むのをやめるハードルがぐっと低い


例えば、トイレに行きたい、クッキーをこぼした、妻に呼ばれた

子供がじゃれてきた、喉が渇いたからコーヒーを飲もう


こんなことは漫画には何の問題もない

が、活字には問題大ありだ

十分にやめる理由になりえる


では、「すぐに戻れる」仕掛けがあれば漫画と同等になるのか

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