第6話 パーティ名と新メンバー

いま、我がパーティは絶賛揉め事中だった。


「やっぱりパーティ名は死神乃使者メッセージ・オブ・ザ・グリムグリッパーがいいと思う」


「私はどうせならばかっこいい名がいいなテリーズとかどうだ?」


「いや、まともなのにするべきよー」


まともなのと言われても。さっきから俺とトミーで案を出しているのだがことごとく却下される


「私はこの噴火巨大火山乃白溶岩イレプション・メガ・ボルケーノホワイトマグマなんていいと思うが」


「そんなの凄くアウトよ!!」


まぁ、俺の出す下ネタも却下の要因の一つかもしれんが


というか、昔からよく俺の突っ込み役が務まるな、と思う。


「じゃぁ、もうなしでいいじゃん。」


「はぁ?」


俺の脳内には「 」(空白) ノーネーム などが浮かんでいた。が、とりあえず既存ということで却下だ。


「じゃぁ、代案出せよ」


うん、反対するのなら、そっちが案を出せばいい。承諾するかは別問題だが。

というか、すぐに却下されるこっちの気持ちも考えてほしい。


「じゃ、じゃぁ、フェイトなんてどう?」



fate……英語で運命、宿命などという意味だ。


「ほう、いいじゃないか。」


「響きが好きだから私は賛成かな」


案外スズの案でまとまった。


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「すみません、パーティ設立の申告をしに来たのですが」


「はい、まず、パーティ名をですね……」


さあ、異世界生活の第一歩だ。


「あのー、すみません。パーティは最低四人なんです。」


「ゑ!??じゃぁ今まで狩ってきたモンスターは……」


「ご、ご安心ください。経験値はたまっていますが、経験値を使ったスキルの取得ができないだけで、レベルも上がります」


なるほど。本登録を済ませないとポイントはたまりますが使えませんみたいなやつか


「分かりました」


……


「パーティメンバー見つければいいんですよね?」


「どうしたの?口元が気持ち悪いけど」


どうやら内心が表情に漏れていたらしい。


「いや、何でもないよ」


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「そこの君ぃ!僕たちのパーティに入らないか?」

「ママー、なんか変なお兄ちゃんがー」


「何してるのよおおおおお」


俺はメンバー勧誘をしていた。


「そうだぞ。なぜ幼子ばかり。それも女ばかり勧誘するんだ?」


よし、最強の攻撃を見せてやる。


「おい、トミー。俺がなぜ幼女ばかりを勧誘するのか、知りたいんだな?」


「あ、ああ。そういうことだ」


とか言いながら、「ヨウジョ?」とつぶいているが


「その理由を教えてやるよ。第一に、成人を捕まえても、これからの可能性に期待できないだろう。俺は別に即戦力じゃなくていいんだ。長い目で見てみろ。その幼女が最強クラスのスキルを生まれ持っていて、パーティに入るときに能力鑑定をしたときにわかるという熱い展開を期待できるんだ。」


「おお、そこまで考えていたのか……」

「騙されないで!」


なんかいっとるな


「では、女ばかりというのは」

「それは男とパーティを組むのは俺のポリシーに反するからだ」


有無を言わさぬ空気


「そ、そうか。そういうことなら仕方がない。」


「今の話、聞き届けました。」


そこには……


「き、君は……ロリッ子だとおおおおおおおお」


______________________________________


中途半端なところで終わります

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