夏に会おうね

YGIN

第1話

 深夜。

 空から深々と降ってくる雪。

 それが非常にゆっくりした速度で落下してくる。

 なんでも、雪の空間構造は複雑で、音を吸収する性質を持っているという。

 だからか周囲は異常なまでの静寂に包まれていた。

 村に計三つしかない自販機の一つが、凡そ五十メートル程先で仄かに明かりを発しているが、この辺りにそれ以外の光源はない。

 相手の顔なんて殆ど視えない。

 桐原と俺は吐く息を白くしながら、そんな砂利道でただ立ち尽くしていた。

 茫然と。漫然と。

 時間が悪戯に経過することを恐れないかのように、ただただ寒さで冷たくなっていく身体を放置していた。

 やがて、桐原は涙声ながら言葉を発した。

「たった三年だもんね……。大丈夫……だよね……。三年なんて……すぐ……だよね……」

 俺はカラ元気ながら、強気な口調で言った。

「当たり前だ。中学だってあっという間だっただろ? すぐさ。永遠に会えなくなる訳でもないんだから。何なら、次の夏休みには飛んで帰ってきてやるよ」

 桐原はしかし、変わらず不安そうな調子で言ってくる。

「でも……、東京って怖い人が一杯居るって言うし……。隼人が不良になっちゃうかも……。そうしたら、ヤンキーの女の子とデキ婚して戻ってこなくなるんじゃ……」

 俺は笑った。

「妄想が飛躍しすぎだ。第一男子は十八からしか結婚できないし。それにな、都会って言っても所詮、日本は日本。どこ行ったってそんなに変わるもんでもないさ」

 だが何を言おうと、桐原の不安や寂しさが晴れることはないだろうと俺は心のどこかで知っていた。

 実際、俺自身もそうだったからだ。

 できることなら、引っ越しなんて御免だった。

 だけど、両親がそう言うなら、まだ一介の中学生に過ぎない自分の身としては、従うほかなかった。

「隼人……。忘れないでね……私達を、この村を……忘れたりしないで……」

「大丈夫だよ。俺が成績優秀なの知ってるだろ。忘れる訳ない」

「絶対だよ……。必ず……必ず帰ってきて……私……待ってるから……」

 そう述べたのを皮切りに桐原はたまらなくなったのか、嗚咽を漏らしながら俺にしがみついてきた。

 特に桐原と俺は恋人というものでもなかった。

 ただ、幼い頃から村の近所で生まれ、生活の大部分を共にしてきたかけがえのない存在だった。

 家族も同然の存在だった。

 だからこそ俺はその日、「必ず、すぐにでもこの村に帰ってくる」と、固く心に誓いながら桐原が泣き止むまで慰めたのだった。






 三年後。


 高校生活という青春真っただ中の歳月は、瞬く間に通り過ぎていった。

 東京での高校生活は確かに華やかで充実していたし、気の置けない友人にも沢山出会えた。

 桐原には悪いが、ちょっとヤンキーっぽい女とも仲良くなったりした。

 しかし、決して不良になる訳でもなく、勉学は真面目に行った。

 俺は都会生活を通して、決してド田舎では味わえない様々な貴重な事物を得たのだ。

 むしろ来て良かったとさえ思う。

 だが、高校を卒業したら、絶対に佶村へ帰ると心に決めていた。

 いや、こんなことを言うと、「お前、夏休みには早速帰るなんて言ってたじゃないか」と訝しまれることだろう。

 そう。俺はどういう訳か、結局、あれ以来一度も佶村へ戻っていなかった。

 わからない。それが何故なのかわからない。

 夏休み冬休み、ゴールデンウィーク……。いや下手をすればただの週末にだって、帰る隙は幾らでもあったはず。

 なのに……。

 何故か俺は佶村には一度も帰らなかった。

 高校時代、授業中ふと佶村の事を思い出す度「次の休みこそ帰ろう次の休みこそ」と呪文のように脳内で反芻させていた。確かにそこまでは覚えている。


 だが……。


 いや、もうこの際はっきり言っておこう。

 俺は今、自分の記憶が怪しかった。

 本来佶村へ帰省する予定だったはずの纏まった休み時の記憶は勿論のこと、高校生活で出会った人、思い出、全てが一日経過するにつれて曖昧さを増幅させていた。

 勿論、中学三年生までの佶村での日々は余すところなく憶えている。

 それに高校時代の勉学をした記憶もあるようだ。

 だから漢字や数字に困ったりするようなことは今のところない。

 だがその記憶障害は確実に悪化していた。

 今の季節は夏、即ち八月の初めである。いや、確かにそのはずだ。

 カレンダーとこの冷房を入れなければやってられない蒸し暑さを考えれば八月で間違いないはずである。

 今日も、いつしか鳴き始めていた蝉の声が部屋の窓越からせわしなく響いている。

 俺は確かに高校を三月に卒業した。はず。

 だとすると今は八月だから、既に卒業から四カ月の月日が流れたことになる。

 だが……。俺はその間の記憶が殆ど虚ろだった。

 否。最早この高校卒業後の期間に至っては殆ど皆無といえる状態だった。

 高校時代の記憶はまだぼんやりとあるが、この卒業後の四か月間は本当に何をやっていたんだと自分でも悶えてしまうほど長期的な記憶がない。

 昨日一昨日はまだしも、二週間前は何をしていたと問われれば、答えられる自信がない。

 だっておかしいだろう。俺は高校時代、周囲にも先生にもずっと言っていたはずなんだ。

 『卒業後は大学へは進学せず、佶村で就職する』と……。


 はっきり言って、意味が解らなかった。

 もとい、記憶障害ということで脳外科でも受診すべき事態であると言えた。

 いや、あるいはもう既に何度も通院しているのかもしれなかった。

 それさえ、判然としなかった。


 しかしながら、俺が丁度卒業する少し前の冬ぐらいか。

 父親は東京を更に離れた海外赴任が決まり、母はそれに追従し、残された俺は、この家族三人で暮らしていたアパートで一人暮らしを始めた。それは高校時代の範囲内の記憶なので確かに憶えていた。

 海外赴任といっても、確かアジア圏内だったはずだ。「なぁんだ。意外と近いんじゃん」と勝手に安堵し、呑気に行ってらっしゃいと空港まで見送ったのを憶えている。でも、じゃあ具体的にどこの国で、どれだけの期間赴任するのかということは憶えていない。

 最も、父や母が俺を心配していた記憶はない。つまり少なくとも、この記憶障害が本格化し始めたのは両親が海外へ経った後からなのだ。でなければ、息子がこんな状態なのに俺を海外へ同伴しないのはおかしい。そんな薄情なタイプの親ではない。


 そして更に、驚くべきことに俺は今なんと、このアパートから自転車で十五分程の所にあるファーストフード店でアルバイト勤務をして生計を立てているのだった。

 昨日もバイトだったので間違いない。どういう訳か、マニュアルは全て頭に入っているため、仕事は卒なくこなすことが出来るが、なぜそのファーストフード店で働き始めたのかは完全な謎だった。

 なぜ、卒業佶村へ行かず、東京での一人暮らしを続投しているのか微量たりとも理解できなかった。


 ただとにかく。八月三日。午後一時。現在。

 そう、ついさっきの話だ。

 昼飯に適当な具材を入れたチャーハンを作って、それを平らげると、脳のアドレナリンが突如増幅するかのような気分になった。即ち急速に佶村へ帰りたいという思いがせり上がってきたのだった。

 だから今こうして俺は荷造りをしているのだった。

 幸い、今日はバイトのシフトも入っていないことを知っていた。

 近くにあるカレンダーに赤ペンで『出 〇〇時~』の記述がないのがその証拠だった。

 記憶障害を自分で疑い始めてから、とにかくメモは残す様に努めた。

 だが悲しいことに、メモをどこに残したのか、あるいはメモなんて本当に取ったのか、思い出そうとする度に苛々した感情の記憶だけがあり、どうやらロクにメモは残せていないようだった。

 唯一カレンダーにはマメに記述しているようだった。

「はぁ。あるいは俺は。実は都会生活が楽し過ぎて佶村のことなんかどうでも良くなっていたんじゃないか。そしてそれが桐原達への負い目となって、精神の負担となり、こうして都合の悪い部分の記憶を自分で搔き消しているんじゃないか」

 そう独り言をブツブツと呟いてみた。

 確かに一理あるかもしれないと自分で思った。

 ほかにも、荷造りとともに色々と頭を捻って考察してみたが、しかしこれという記憶障害の原因を探る手がかりは得られそうになかった。

 荷造りの折、机の引き出しから預金通帳が出てきた。幸い、四月~八月まで勤務していたこともあり、また親から仕送りを貰っていたこともあり(この仕送り額の取り決めをした記憶は確かにある)、そこそこの貯金を有していた。

 移動費や向こうでの暫くの生活については問題なさそうだった。

 しかし、不安や焦燥に似た何かじわんと嫌な感触が、心を支配している。


 佶村へ行くことは故郷へ帰ることだ。嬉しいことの筈だ。

 それなのに、俺は暑さからくる汗ではなく、どうにも冷や汗をかいているようなのだ。

――やはり脳外科か心療内科でも受診した方が良いか? それとも両親に電話してみるか?

 そんな考えも浮かんできたその時。

 突如、ソファの下に置きっぱなしにしていたスマートフォンの着信音が鳴った。

 思わずビクッと肩が跳ねる。

 いや、着信なんて往々にして突然鳴るものだ。何をビビってるんだ。

 初期設定のままの音。クラシックかなにかの曲だ。音楽に興味はないので題名は記憶がどうとか言う前に知らないが、道端でも良く耳にする曲だ。

 特にどうということもない落ち着いた調子の曲だ。

 しかし、心理状態がこうなっていると、こうも不気味に聞こえるものなのか。

 いずれにせよ着信が鳴っている以上、取らなければ仕方ないとは思いつつも、俺は恐る恐るソファの下にあったスマホを拾い上げ、手を震わせながら画面をタッチし、受話した。

 受話してすぐ、若そうな女の声が聞こえてきた。

「谷? 矢野だけど」

「矢野?」

 矢野。矢野。矢野……。

 話慣れた感じからして、高校の同級生か。いや、俺はなぜそれを忘れているんだ?

 ①佶村での記憶。これはなぜか百%憶えている。

 ②高校時代の記憶。これは五十%ほど。

 ③そして卒業後の記憶。これが最悪二十か三十%程度か。

 そう、そんな風に自分で位置づけていたはずだ。

 少なくとも、高校時代の同級生のことぐらいついこの前までは知っていたはずだ。

 いや、待て。じゃあ、なぜ俺はこんな深刻な記憶障害に陥っているのに、その旧友達に相談の一つもしていないんだ……。あるいは既にしたのか……。

「え、また忘れられた? 矢野春香だけど……」

「あ、あー、久し振りだな……」

 また……?

 矢野春香。やの……。

 待て、思い出した。

 いや正確には最初に思い出したのはこいつがいつもつけている香水の匂いだった。

 次に、先生からその脱色した金色の髪を幾度も注意されていたパッと見、柄の悪いヤンキーにしか見えない長身の女だということをようやく思い出した。

「は? 久し振り? からかってる? いや……。谷がそんなつまらないことするわけないか。はぁ。これは……。じゃあ、今からそっち行くから。良い? ディスティニーランドのことから何から何まで忘れたとか、ふざけんなよ……」

「は? おい、ちょっと待て」

 ブチッ。

 手前勝手な発言をつらつら喋ったかと思えば、矢野春香はあっさり電話を切った。

 ……。

 確かにこいつが高校の同級生、しかも一年から三年までずっとクラスが一緒だったという腐れ縁のある女だったことは今記憶として確実に舞い戻って来た。

 しかし今の電話の内容、こいつはつい最近ぐらいに俺と既に会っているような口振りだった。

 無論俺にその記憶は無い。

 おかしい、大きなエピソードなら、最低でも二週間ぐらいまでなら何とか遡れていたはずだ。

 やはり俺の記憶力は劣化の一途をたどっている。

 どう考えても、脳に異常が出ていると判断して良いだろう。

 あるいはこういった記憶障害は何らかの大病が原因かもしれない。

 だとすると、最悪の場合、死。なら一刻も早く医療機関へ赴くべきだ。

 だが、俺は佶村へ行きたかった。

 今、とにかく佶村へ行かねばらないと全身が湧きたつように訴えていた。

 ん、そういえば。

 ディスティニーランド?

 なんだそれは。

 と、俺が『ディスティニーランド』というフレーズになぜか異様な執着心を抱いていると、電話からまだ十数分程度しか経過していないというに、家のインターホンが鳴った。

 俺が応対して招き入れるのが正しい来客の在り方だろうが、そんな暇も与えてくれず、矢野春香は他所様の家のドアを問答無用でガチャリと開けると、そのままズカズカと部屋の中へ侵入してきた。

「おい、泥棒」

「怪盗だし」

「そんな正面から堂々とやってくる怪盗が居るか」

「じゃあ強姦魔」

「帰ってくれ、俺は黒髪にしか興奮しない」

 何のやり取りだこれは……。

 なぜかスラスラと出てくる売り言葉に買い言葉。

「記憶喪失になっても芸人って自分の持ちネタ忘れないっていうけど本当なんだね」

「いや俺は芸人じゃない……」

 というか。

「お前、ドアどうやって開けたんだ」

「合鍵」

 矢野はさっとポケットからそれを取り出して俺に見せつけてくる。

「は?」

「この前来た時くれたんじゃん。谷が」

「は……?」

 そんなわけがない。

 なんで俺が見ず知らずの女に合鍵を渡さないといけないんだ。いや、一応は旧知の仲なのか……?

「と、とにかく、いきなり何なんだ……えっと、矢野……」

 困惑している俺の様子を見てハァと矢野春香は大きな溜息を吐いた。

 上は黒い英字の文が印字されたTシャツ、下はダメージジーンズ?とでも言うべき裾やら所々がボロボロで引き裂かれた跡のある紺のジーンズ。

 瘦せ型長身の矢野は、そのストレートな金髪ロングヘアも相まってどこか日本人離れしている。

 ギリギリ俺の方が身長は勝っていると思いたいが、ヒールでも履かれたら、あっさり抜かれてしまうだろう。また、一応一瞥したが、残念なことに、相変わらず胸の膨らみはささやかな物だった。

「いや、何から言えば良いんだろ……。てかその調子だとこの前の内容も全部忘れてる、よね? はぁ。病院行けって散々言ったのに」

「行って、ないのか……?」

 俺は本気で不安そうな表情を浮かべていたのだろう。

 矢野は少し上ずった声で言った。

「べ、別にっ。気にすんなよ! それにこの前は、あんた無性に金のこと気にしてたからさ。行かないかなっては思ってたから。ほら、脳の検査とか金掛かるし……」

「金? いや自分でも驚くぐらいしっかり貯金されてたが……?」

「え? そう? だって病院行った方が良いって私が騒いだら、滅茶苦茶深刻そうな顔で『俺は自分の事に金使ってる暇なんかないんだ! 早く何とかかんとかーっ』って結局記憶喪失に関しては大丈夫の一点張りだったじゃない」

「この前は……か?」

「そう……そういうことだけど……」

 俺がみるみる気落ちしていくのが嫌だったのか矢野は手を振りながら更に声のボリュームを上げた。

「し、心配すんなっ! 谷らしくない。この前はもっと強がってたよ。あんた。ピンチの時でも虚勢張るのが谷の妙でしょ」

「妙ってお前……」

「とにかく! こうしてウチが来てやってんだから。大丈夫……の、はず……。で、ところであんたそんなデカいバッグ出して何してんの? 山登りでもいくの?」

「あ? いや、これは……その、ついさっき思い立って。俺やっぱり今から、帰省しようと思ってるんだ!」

 俺がそう声を張り上げると、しかし矢野は頭にクエスチョンマークを浮かべながらキョトンした顔をした。

「帰省? どこに?」

「佶村だよ」

「は? キツツキ?」

「いや、『きつ むら』! だから鹿児島の俺のとこの田舎村の名前だよ。すごい変な名前してるのは認めるけど」

「鹿児島……? 親戚のおばあちゃん家?」

――ん?

 矢野は前髪を払いながらこっちを蛇のように睨んできている。まさしくヤンキーの凄みがあるが、実際こいつはみてくれだけでヤンキーでは無かった……はずだ。心配しているからこそ真剣な目つきになっているだけに違いない。いや、そんな矢野の事は問題ではないのだ。確かに矢野自身から受ける印象には頭のどこかで既知の感覚を感じる。

 問題は矢野の反応の方だ。

 どうも話がかみ合わない感じに俺は途轍もない不気味さを感じはじめる。

 だから俺は急き立てるような調子で言った。

「いや、祖母ちゃんは大分前に死んでるが。強いて言えば健在で在宅しているじいちゃん家か? つかまぁじいちゃんも何も俺の家だよ。俺ら家族の実家だよ」

「俺の家……?」

「そう。中三まで俺が居た家だよ。あれ……? そういう話はお前としてないってことなのか?」

 だが、俺のその台詞を聞いていると、次第に矢野は曇った表情になっていった。

「お、おい。そのリアクション辞めろよ。何なんだよ? 突然。まるでガンを宣告する医者みたいな雰囲気出すなよ……。そんなに帰省は不味いことなのか?」

 だが矢野は割と軽口をたたく部類だったと思うが、この時ばかりは暗い顔のまま、重苦しい調子を崩さなかった。

 そして暫しの沈黙の後、意を決したかのように矢野はようやく口を開いた。

「えっと……。えっと……。いや、専門家からすればこういった記憶障害?パニックなんちゃら?みたいになってる人には色々と都合良くケアしてあげた方が良いとかさ。あるのかもしんないけど。でもさ。きっと何があっても、谷の事変な風に見るやつがいたとしても。私は傍にいてやるつもりだから……だから、言うよ……」

 そして矢野は続けた。

「私の記憶が。私の記憶の方が間違いじゃないんだったら。谷は東京生まれ東京育ち。そのキツツキ村?っていうのは今日初めて聞いた」

 俺はそれを聞くと即座に崩れ落ちた。

「は……。は? ……。はぁ……?」

 そんな。ことが。

「馬鹿な話が……」

 ある訳が……。


 ないと。


 言い切れるのか?


 この矢野春香という女の事さえついさっきまで忘れていた俺が。


 なぜ。その佶村のことはここまで鮮明に記憶している。


 はて。


 何が現実で。何が夢幻。

 この夏。この夏は。

 それを探す日々の始まり。


 でも俺は。

 『私……待ってるから……』という桐原の台詞を脳内で反芻させているのだった。

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