継続(も)力なり
私が嫌いで苦手だった教師は、格言めいた言葉が好きでした。
授業中だけでなく様々な場面場面でちょいちょい格言を挟んでいたので、きっと私たちのために調べていてくれたのでしょう、今思うと生徒への愛情に溢れていた先生だったのかもしれません。
人に教える事はとても大変な労力と多くのプロセスを経て成り立っています。
知識だけではなく、コミュニケーションはもちろんアプローチの手段をいくつも講じることのできる柔軟な発想も大事です。
「名選手、名監督にあらず」と言うようになんにだってその道のプロフェッショナルがいるのだとしみじみと思いますね。
今回書いてみたいと思っていたこととは少し主旨が違うのですが、少しばかり懐かしい思い出を語らせていただきました。
タイトルの通りに継続について少し書いてみようと思います。
「継続は力なり」が本来の言葉だと思うのですが、私は続けることがあまり得意なほうではありません。
もっと言ってしまえば継続するほうに力を吸われてしまうと思っている怠け者です。
何かを継続して行う過程で得られる経験が力になるからこその言葉なのでしょうが、中々この言葉通りの意味で実践するのは骨が折れると感じてしまいますね。だからこその怠け者なのですが…。
さて、そんな私でも続けて行っていることがあります。
それはずばり「体幹トレーニング」です。
ちょうど初めて1年程になるのですが、これがまあ本当に大変なんです。
筋トレの中でも負荷が軽めだというのを見て始めたのですが、最初のころはとんでもない嘘っぱちだと思ってました。
プランクと呼ばれる基本的なものがあります。うつ伏せの状態で腕をまげて肘から手の先を床につけ、つま先を立てて体を肘とつま先で支えるような形になります。そこからお尻を上げすぎず下げすぎず背中も丸めず自分の体が地面と平行になっているイメージで耐えます。
これがとてもしんどい、腕がつらいのかと思ったらお腹がつらい、もっと正確に言うならこの腹筋どこで使ってるの?と感じる腹筋がつらい。
これを繰り返して最初は15秒を何セットかやるのが限界だったのが、今では手を伸ばすやり方や横向き、背筋側とスクワット等々種類を増やして続けています。
つらいことを続けて得られたものがあります。
体重の減りや筋力増加もまあそれなりにあったのですが、強く感じることができたのが「自分にも継続の力がある」ということです。
大変で辛いとすぐに投げ出す自分もいれば、その大変で辛いことを続けられる自分もいる。
そこで思いついた言葉がタイトルの「継続も力なり」です。
継続することはもちろん経験値になって身になるのですが、私は誰にでも継続する力が備わっていることこそが重要なのだなと考えます。
この日々考え思いつくことも続けばいいな、なんてぼんやりと書きたいことを探す今日この頃でした。
最後になりますが、初めて評価とコメントをいただくことができてとてもうれしいです。
まさかこんな脳内妄想闇鍋日記を読んでくれている人がいるなんてと驚いたことと、私の文章を読んで感想までいただけて、本当に力をいただけました。
この記事も誰かに読んでいただけたら幸いでございます。
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