詩集２

野仕事

とりあえず派遣でかっきり金は稼ぐ

家賃7万の2LDKの所沢。

彼女が一人いて同棲中。

仕事は派遣。

後は田舎の方に土地を借りて農業とか川で魚を取ったり、家具を作ったり、（家具は埼玉の奥の駅から離れたとこで作る）

なんやかんやで結構苦労した。

大学を中退して、奨学金の余りを株に投じて一発当てた。50万にバイトでためた50万を空売りして中国の不況にのって、200万に変えた。

住み込みのバイトで年に100万ためた。

その時あった女と今は同棲している。

金がなくなったら派遣。

なくならなそうだったら、まぁ株とか保有資産はあるのだけれど、いろいろと野仕事をやって稼ぐ。

この間彼女と海釣りに行って、三匹でかい鯛を釣った。

友達にお願いをして、まぁそいつは流通会社で働いているのだけれど、全部売って1万5千円の儲け。

二人で暮らしてる分には相応だ。

妻は料理屋でパートしている。

だから作った野菜なんかはそこで買ってもらう。

田んぼくらいの土地に野菜の種をまいて、まぁ雑草とか抜かずに育てる。

一年後には家具作りが軌道に乗り出して、ネットで結構な値段で売れるようになった。

机10万。椅子3万といった感じだ。

農業は他の人にやらせて料理屋もやっている。豚汁とかカレーとかおにぎりとかを夜に売る。

23:00で店は閉める。

午後の15:00くらいから仕込みを始めるといった感じだ。

そのうち家具作りも料理屋も農業も教えた通りにやらせるようになって、俺は経営者という立場上、会社を一個作って、時間があるときに店を見に行ったり、取引先に営業したり、事務の仕事なんかを妻にやらせたりする。