小説に価値があるとするならば

青い火。ライターから煙草へと燃え移る。静かにゆっくりと煙草は燃えていく。


2016年の革命の日。俺は部屋のマンションのベランダでまずい煙草を何本も吸っていた。


このせかいがすこしでもよくなりますように……


なんてね。


本気で思っていたんだ。


昨日の夜 美意識という魔物 という発見をした!


あの日、権威の対極に虐げられた人がいる


という発見をした。


辛い日々だったな。


ようやくここまでやってきた。


おそらく二度目の革命。


大革命


小革命はもう忘れてしまった。


俺は大地に炎を振り注いだ黒い天使だった。


闇への陶酔


青い火だった。


顔 顔 顔 顔 顔


全てを拭い去るために


それかどこかへ向かうために


俺は学問の世界に浸った。


女と出会い厨していた。


ただリア充になりたかった。


外側を着飾ったって、結局は相手が自分をどう思うのか。


俺はその意味を探し続けた。


妹二人は知らんと言っていた。


父親と母親が影に隠れ、本当は意味を知らないと言っていた。


雨の止む季節に二人で会おうか。


俺はね、好きになるまで、確信を得るまで?


なぁ


人生なんて病的なほどに確実な俺のゲームだ。


最高指導者であり、天才であり、革命家だ。


なぁ?


俺のゲームはまだ続くよ。


~赤い流星~


なんて呼ばないでくれ。


俺はね


一人の人間。


あまりの英雄思想に俺はあきれ果ててしまった。


あまりの正確性に


俺はもう慢心の虚栄の海を歩く。


無限の可能性が……


どうして人生はこんなにも劇的?


ドラマ


武器はtwitter



truce


真実の意味は


世界の紛争を終結させ、


この世から差別を拭い去った。


雑巾じゃねえんだ


俺は一人の市民だ。


公民でもある。


自由主義


楽しむなんて暗い俺には無理だ。


幸せ happiness 愛 love


life is never ending story


i will die someday.


i'm 25 age.


25+25+25くらいでいいや。


プラス10くらいありゃあ


満足かな?


どこまで生きるのだろう?


ねぇ


老人たちは今までどんな人生だったのだろうか?


残りの月日は?


アスペルガーのやつは?


統合失調症のやつは?


俺は天才だからいいけどね。


仕事は?


金ってまだ必要かな?


何をこれからするの?


ねぇ


誰か教えてよ。


俺は思念伝搬するが、


これは?


いったい?


なぜ?


運命?


俺はナポレオンの名言のように


時代を照らす流星なのだろうか……


アルチュール・ランボーの作風


だから俺はまぁ19のやつに深い詩が書けるかなんて


あいつ何するんだろう?



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