第4話 孤独を想う日

今まで、幻聴はずっと意味の無いいじめのようなものだと思っていました。


ですが、今日は悟ることがあり、そのきっかけをくれた人達に感謝しています。


私が今甘えている分の代償を、いつか払う日がきっとやって来るのでしょう。

その日が来ても傍にいてくれる人が居たら、それはどれだけ救われることでしょう。


私は少し勘違いしていました。もう甘えてはいけない。

明日から頑張る所存にて、もう居住まいを本当に正したいと思います。


私の犠牲が理屈が通るものだと考え直して、真面目になります。本当の意味で助けるべき人に配分が回るよう気をつけながら。


私はも少し大人になります。幻聴はきっと、ずっと誰かの悲鳴だったんだ。

それを聞き分けられるようになっただけ、今は良しとします。


では。

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