はじめてのおべんとう。ー6ー
「そうだ、透子先輩。夏になったらプールにでも行きましょう」
「ぷ、プール?」
「見たいんです。透子先輩のスク水姿」
「ふ、藤宮くんって結構変態?」
「はい。ビキニよりスク水派の変態です」
「そ、そうなんだ。だ、だめ!恥ずかしいし」
「見せてくださいよー!俺、紫のブーメランパンツで行くんで」
「ま、マジっすか」
「俺も恥ずかしい思いするんで透子先輩も」
「無茶苦茶だよー!」
何でかな。
藤宮くんとは会ったばかりなのに、一緒にいてすごく楽しい。
「じゃあ、また明日」
「うん!バイバイ、藤宮くん!」
「明日、お弁当楽しみにしてますね」
「あんま期待しすぎないでね?」
「めちゃくちゃ楽しみにしてまーす!」
「もう!」
また明日・・・。
お弁当頑張らなきゃね、明日は。
藤宮くんと別れると、私は気合を入れた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます