短編集 『百花綾蘭(ひゃっかりょうらん)』

作者 くさなぎ そうし

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★★★ Excellent!!!

くさなぎさんの物語は以前から拝読させていただいていますが、どんどんお力をつけられているな、という、そんな印象を受けます。

さて。

この短編集は、くさなぎさんご自身の想像力が爆発しているというのは読めばすぐにわかることですが、ご自身の経験談をもとにしたり、他にも実話をいくつか絡めている、という所から、場面ごとの臨場感がとにかく半端ではありません。
描写・文体も丁寧で読みやすく、まるでひとつの花束を見せていただいているような気持ちにさせられる、そんな短編集だと思います。
ご本人は100編を目指して書かれていらっしゃいますので、これからもその才能を、存分に発揮していただきたいと思っています。

余談なのですが「青春小説」のお題で書かれている「ノーライト・ノーライフ」のエピソードは、このレビューを書いた筆者こと藍沢の実体験がモデルです。
こんな形で取り上げてくださったくさなぎさんに感謝です!

★★★ Excellent!!!

百花繚乱、その通りです。
とても色々な輝きが詰め込まれた宝石箱のような短編集でした。
さらりと書いておられる風にも見えますが、
かなり考えて書いておられるのだなあと。

文字数の少ないものから読み始めて最終的に
最初の8倍以上の短編に至った訳ですが、
この作者様の場合、文字の多い少ないは関係ないですね。

『魅せられた』

そんな読後感でした。

みなさまにもお勧めしたい作品集です。