第252話 ヘイヘイヘーイ、お前らみんなビビってるー?



「…………」


「…………」



ホテルのとある一室にて、二人の女性が向かい合って座っていた。


彼女たちの関係は親子である。


榎並英里佳


今、この世界で最も注目を集めている少女である。


そして向かい合うのはその親である榎並伊都


今ホテルで、彼女たちは二人っきりである。



「……あの……お母さん、私」


「英里佳」



意を決して口を開いた英里佳だが、その言葉は伊都の言葉により止められる。



「強くなったわね……本当に、私が思っていたよりもずっと……ずっと」



伊都の言葉に、英里佳は一瞬呆けたが、微笑んで頷く。



「……うん。


でも、私だけの力じゃないよ」


「そうね……歌丸くんや……色んな人たち…………仲間がいたから強くなった。


……馬鹿ね、私……自分がそうだったのに、娘がそうなること全然考えてなかった」


「お母さんも……って、どういうこと?」


「恋をして、強くなったってことよ」



言ってから照れくさくなったのか、伊都は窓の外を見た。



「……うん。私は……歌丸くんのことが好き」



そして英里佳は恥ずかしがることもなく、素直な気持ちを伊都に告げる。


一方で伊都はそんな娘がおかしくなって小さく噴き出した。



「わかってるわよ、あんなの見たら誰だって」


「うっ」



よくよく思い返せば、全国中継されてる中でキスしたのだ。


あれで嫌いだって言われても万人から「嘘つけ」と言われてしまうこと確実だ。



「……だから、私は……歌丸くんが止まるときは、一緒に止まる。


歌丸くんの隣は……私だけの場所だから。


たとえお母さんに何を言われても、これだけは……譲れない」


「……そう」



また叩かれることを覚悟していた英里佳だったが、あっさりと伊都は理解を示した。



「……いいの?」


「良いも悪いも……今のあなたで勝てないようなら全人類がドラゴンには勝てないわよ。


そして、歌丸くんも……あなたが勝てる可能性があるのなら、諦めないはずよ。


今まで見てきた教え子の中で一番弱いけど……今までの人生で見てきた中で、一番諦め悪いわよ、彼」


「うん……だって、私の好きな人だもん」



伊都の言葉に、英里佳も頷く。


そんな娘が可愛らしくて、伊都は自然と微笑んでしまう。



「あなたと……歌丸くん……二人が正しいと思った道が、二十年間、決して誰も超えられなかった壁を超えた。


はっきりとその事実をこの目にした以上、認めないわけにはいかないわよね」



かつて自分も挑み、傷一つ付けられなかった存在――ドラゴン


その首を、自分の娘が一撃で消し飛ばした。


その姿を見て、伊都は憑き物が落ちたかのように胸の奥が軽くなった。


無論、ドラゴンへの憎しみに変わりはないが……それでも、今は素直に娘の成長を喜べる自分がいる。



「英里佳……今までごめんなさい」


「え……」


「今にして思うと……あなたはもっと、普通に生活したかったはずなのに…………あなたにとってどれだけ負荷をかけていたのか……今まで知らなくて…………いいえ、気付いていたけど、目を背けていた。


あの人を殺したドラゴンを殺したい……そのエゴを、貴方に背負わせていた。


……親として、本当に最低だわ」



娘が自分の宿願に近づいた。


その事実に伊都は歓喜し、そして同時に今までの妄執が晴れて冷静にもなった。


だからこそ、今の伊都は英里佳に対する喜びと罪悪感が入り混じった複雑な心境になっている。


しかし……



「私は、お母さんに感謝してるよ」


「……英里佳?」


「確かに……あの日々は本当に苦しくて……辛かった。


けど……それが今の私につながってる。


歌丸くんと出会えて、みんなの仲間になって…………そして、お父さんのこと、本当に大好きだったんだって、自信を持って言える。


そんな今が、今の私のこと、私は凄く好きになれた。


……だから」



英里佳は席を立ち、母の前まで移動する。


母の手に自分の手を重ねて、少し照れくさいのか顔を赤らめながら、それでも目を見てハッキリ告げる。



「お母さん、私のこと育ててくれてありがとう」



十年間


その間ずっと、本音で話すことができなかった二人。


そんな二人が、本来あるべき親子としてやり直せた。


そんな優しい夜が過ぎた。





――ちなみに、この時話題の少年は疲労から爆睡していたことを追記しておく。







『さぁ、始まりました体育祭六日め!


先日は急な予定変更となりましたが、今日は団体戦!


午前中は各地で順次学年別の規模の異なる団体戦が開催されております!


そしてここ、関西・兵庫県! かつては夏の高校野球の聖地とされた甲子園では、東西の一年生が集まっております!


そしてネット中継もされているのですが、ダントツ! ダントツでこの体育祭が注目を集めています!


では、まずは選手入場!』



スピーカーからの大音量が会場全体にBGMを響かせる。



「では、どうぞ」



そんな中で、入場ゲート前で待機していた僕たちは係員の指示に従って前に出るのだが……



「……あ、あの……やっぱり大将が先頭の方がいいんじゃ……?」



僕、歌丸連理は、東の学園で何故か先頭で入場することとなっていた。


本来は大将である鬼龍院が先頭になるはずなのだが……何故か満場一致で僕が先頭にさせられた。何故?



「さっさといけっ」


「どわっ!?」



鬼龍院に思い切り尻を蹴られ、前につんのめるながら入場ゲートを通過してしまった。



――わぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!



僕が入場ゲートから姿を見せた瞬間、会場全体が揺れてるんじゃないかと錯覚する位の歓声が聞こえてきた。


あまりにも普段とは異なる環境にクラクラする。



「歌丸くん、行こう」



足が止まった僕の隣を、英里佳が隣に立って手を引いてくれた。


なんかさらに歓声が大きくなり、ピューッと指笛とか吹いてる人がいる。



『歌丸連理選手! 榎並英里佳選手! 共に入場!


先日のエキシビジョンマッチと、その後のドラゴンの頭を蹴り飛ばしたインパクトは東京から離れたこの地でも健在!


一体今日は彼らは何を見せてくれるのか!』



やめて、僕にそんな期待しないで!


僕の引き出しはびっくりするほど少ないんだよ!



「きゅ!」

「ぎゅう!」

「きゅるるん」



しっかりしろやと言わんばかりに、背後からシャチホコたちがそれぞれ頭と両肩に飛び乗った。


それでさらに歓声が強まる。


というか大画面に映る僕の姿がなんとも間抜けだった。



――GUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!



だが、背後から聞こえてきた雄叫びに会場の空気が一瞬で気圧されて静寂がやってくる。


見れば、入場ゲートから巨大な狼――マーナガルムのユキムラが出てきたのだ。


そしてその背中にはユキムラのパートナーである稲生薺の姿がある。


本人は仏頂面で真剣な様子に見えるが、明らかに緊張しているな、あれは。



『あ、あれは! 東部迷宮での飼育に成功した、マーナガルム!


世界的にも貴重な人工迷宮生物です!


その雄々しさと迫力に、私も言葉を失ってしまいました!』



僕の迫力がまるまるユキムラに持っていかれた。


なんだろう、変に注目されないのはいんだけど……ちょっと釈然としない。



「きゅ、きゅきゅきゅきゅう!」



そしてここ最近何かと周りへの辺りが強いシャチホコがユキムラに対して「後から出てきた分際で調子に乗んなやこら!」的な威嚇をしている。



「GUR……」



おい、ユキムラ耳が良いから聞こえちゃったよ。


本当に申し訳なさそうに尻尾垂らしちゃったよあの子。


などとやっている間に東部迷宮の一年生、そしてそれぞれパートナーの迷宮生物を含めて五十人分の選手が入場した。


……まぁ、ユキムラがいる時点で買ったも同然なのだが。



「なんか相手の目、死んでない?」



一応西の入場の時も紹介とかあったが、こちらほど目立たなかった。



「いや、仕方ないッスよ。


もうあいつら、ユキムラの存在を見た時点で勝ち目がないって心折れたんスよ。


それにこの試合の勝ち負けとか、午後のレイド戦を考えれば一切関係ないから不正だとかどうとかほざくことも無意味ッスし……お前に貸しを作った立場上、何にも言えずにユキムラと戦うことを受け入れるしかないんスよ」



心底同情したような目で向こうの選手たちを見る戒斗。


まぁ、そうだよね。


完全にオーバーキルの戦力がこっちに揃ってるしね。



「おい、歌丸連理」


「なんだ、鬼龍院蓮山」



今は試合開始前でルールの説明がされている真っ最中だ。


あと一分もしないうちに開始されるのだが……



「このままやっても盛り上がらない。


お前、ちょっとあいつら煽ってこい」


「お前は僕のことをなんだと思ってるんだ?」


「いいからやれ。なんでもいい。


一発ギャグでもしろ」


「お前その無茶ぶり、世間一般でいじめっていうんだぜ、知ってる?」


「お前の無茶ぶりは世間一般ではパワハラっていうんだぞ、知ってたか?」



この減らず口が……!



「あー、そうですかそうですか、やればいいんだろやれば!!」



もうこうなったら自棄だ。


そもそも昨日の時点であれやこれややってんだし今更気にしてもしょうがない。


僕は腰に佩いていた魔剣を抜いて、その場で鬼化する。



そして一列に並んでる中で一人前に出て、会場の真ん中あたりまで歩いていった。



『おっと、歌丸選手前に出てきましたが…………いったいどうしたのでしょうか?』



ルールの説明をしていた実況の人もこちらを見て、会場の視線が一身に僕に集まった。



うっ……緊張してきた。



どうすべきかと思って視線をさまよわせて、僕はあることに気付く。


そして一番にほじくり返すべき相手の嫌なところを思い出した。



「あれれ~、そういえば御崎鋼真はいないんだ~!


どうしていないのかな? あ、そうだったそうだった、昨日なんか大変なことになったんだー!」



下を向いていて目が死んでいた者たちの何人かの肩が揺れた。


反応あり、と。


奴の派閥だった連中かな?



「え、大丈夫? 君たち中であいつ一番強いんでしょ?


消化試合でも、一応は出た方が格好つくんじゃないの?


だって君ら、僕に、あの、僕の後ろにいる生徒の中で、いっちばん弱い、僕に、負けてるんだよ?


本当に大丈夫? え、試合になる?」



そう言ってから右から左まで全員見回して僕は相手を見下すようにして、さらに口に手を当てる。


徐々に顔を上げて、僕を射殺さんばりの視線を送ってくる。


ふむ、他の連中の連れてきたな。



「ぷっ……あ、ごっめーん、なるわけないかっ!


あはははははははははははははははは!!!!


うっわ、マジで君らかいわそー! 精々痛くないように急いで棄権しちゃってね~!!


ははははははははははははは――えっほ、げほっ、ごほっ!!」



笑い過ぎてむせた。


ひとまず言うことは言ったので、即効で【颯】を使用して元の位置に戻る。



「えほ、これでいい?」


「「「……………………」」」


「え、なに?」



皆が何とも言えない微妙な表情をしている。



「……他の誰かが言うのと、あんたが言うのじゃここまで違うのね」


「詩織さん、それって誉めてる?」


「歌丸くん……とりあえず頑張ってね」


「え、紗々芽さん、急になに?」



詩織さんと紗々芽さんの言葉の意味がよくわからず首を傾げる。


一体何が起きたのかわからない僕に、鬼龍院の奴だけが、とてもいい笑顔で僕の肩に手を置いた。



「よくやった、あとは思う存分前に出て大暴れしてこい」


「う、うん……」



一抹の不安を覚えつつも、僕のやることは変わらない。



『え……えー……それでは、間もなく試合開始です。


ここでフィールドが変更されます。


フィールドの設定は、両学園長の協力で、一瞬で変更されます。


フィールドはこちらのルーレットによって決まります。


それでは……スタート!』



大画面に映るモニターでルーレットが回る。


書いてあるのは森、荒野、浜、砂漠、都市、火山、雪原の七つだ。


そしてルーレットが止まって選ばれたのは……



『……荒野! フィールドは荒野に変更されます!』



普通の野球場だったフィールドが、一瞬で変わる。


土や芝だった地面が、乾燥したパサパサの土に変わり、岩がゴロゴロと転がっている。草などは見受けられない、まさに荒野。


障害物はチラホラと大きな岩があるだけで何とも見晴らしのいいフィールドだ。


ユキムラの性能を存分に行かせて、もう勝ちは確定的だ。



『それでは、いよいよ試合開始のカウントに入ります。


大将の生徒は、ハチマキを着けて下さい』



アナウンスに従い、大将である鬼龍院が額に鉢巻をつける。


向こうの生徒も鉢巻を巻いている。



『カウント5!』


『『4』』


『『『3』』』


『『『『2』』』』



観客の声で刻まれるカウント



『『『『『1!』』』』』



全員が身構え、そして……ついに!



――BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB!!



試合開始を告げるブザーが鳴り響く。



「――複合フェイクブリザード!」

「――ブレイズセラフィム!」



鬼龍院兄妹を筆頭に、他にも遠距離攻撃を使える生徒が一斉に攻撃を開始した。


そしてそれは向こうも同じであり、フィールドの中間地点で魔法がぶつかり合って炸裂。


初っ端からド派手だこと。


しかし、甘い。



「――GRR」



こちらのとっておきはまだ、出していない。



「GUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!」



ハウルシェイカー


ユキムラのその雄叫びは強力な振動波すら生み出す。


他のみんなの魔法ですでに威力が弱まっていた相手の魔法など、これで即座に吹っ飛ぶ。



「よしいけ歌丸!」


「合点承知の助!!」



颯を再び使用し、一気に間合いを詰め――



「「「コロセぇえぇぇぇぇえええええええええええええええ!!!!」」」


「え」



――た、瞬間に血走った目で、ユキムラのハウルシェイカーなど一切効いていないかのように、とんでもない気迫で複数人が僕に襲い掛かってきた!


な、なんだと! こいつら本当にさっきまで死んだ目をしてたやつらか!?



「――自動回避!!」



紗々芽さんの叫び声が聞こえて、頭の中がクリアになった。


どう動くべきなのか、手に取るようにわかるし、魔剣の力で鬼化した今なら今まで以上に体が自由に動く。



「ふ、楽勝!」


「死ねぇええええええええええ」


「楽――って、ぉおおおお!?」



死線スキルが発動し、即座に身をかがむと、大将である鬼龍院そっちのけで僕の方に攻撃してきた奴がいた。


まずい、挟まれた!


このままでは危ないと思い、颯でいったん距離を取ったんだが――



「自動追尾!」

「バーストボール!」

「ウィンド!!」



僕が逃げるであろう方向に向かって矢やら火の玉やら風やらが迫ってきた。


完全に僕の動きを予想しているだとっ!?



「う、ひ、ひぃいいい!!」



即座に二度目の颯を使用してどうにか回避したが、僕の内心は恐怖に染まる。



「ぶっ殺せぇ!!」

「このいきり野郎がぁ!!」

「死にさらせぇええええええええええええ!!」

「むごたらしコロセぇええええええええええ!!!!」



何故か西の連中のほとんど、主に男子が血走った目で僕に向かって殺到する。


試合のルールなどもはやこいつらの頭の中にはないのか!?



「「「SYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」」」



もはや人語すら忘れたような連中が、一斉に僕に向かって殺到する。


な、なんだこいつら……! 視界開始直前とはまるで別人のような気迫……ちょっとあおっただけでどんだけ怒ってんのこいつら!?


あれくらいの煽り、あんなパワハラモラハラの御崎鋼真がいたくらいなんだから西じゃ日常茶飯事くらいのことのはずだろ!!



「だ、誰か助けてぇえええええええええええええ!!」






「ふははははははははは!


見ろ、予想通りに動いているぞ!!」



本気の涙目で全力疾走している歌丸連理を、鬼龍院蓮山は元の場所から動かずに高笑いしながら見ていた。



「う、歌丸くん……あの、助けに行った方がいいんじゃ……?」



事前に決めていた打ち合わせのためにその場から動かない英里佳だが、連理の泣き顔を見て右往左往している。



「放っておきなさい、あれは自業自得だから」


「流石にちょっと反省したほうがいいと思うかな、私も……一応適宜サポートはするけど」



詩織も紗々芽も、流石に先ほどの連理の言動は目に余るものがあったと判断した。


当の英里佳はよくわかってない様子だったが、ここで戒斗が補足説明する。



「御崎鋼真に同情はしないッスけど、あいつの派閥にいた連中は割とシャレにならないレベルで人生設計狂ったやつもいたんスよ……それを壊した張本人が煽れば……ねぇ」


「あ……」


「そしてあいつの立ち位置から、そんな連中は一人や二人じゃないッス。


もちろん悪いのは御崎鋼真で、そんな奴に従ってた連中も碌でもない奴らッスから同情はしないし、完全な逆恨みッスけど……怒りはそんな理屈で抑えられるものじゃないッスからねぇ」



達観したように一人頷く戒斗だが……その姿が突如その場から消えた。



「「「あ」」」



そしてその様子を見て天守閣の女子三人はすぐに察した。



「――って、連理てめぇ!?


なんで俺をこっちに呼び出してんスかぁあああああああああああああああああああ!!」


「うるせぇ!! 僕を助けろ戒斗ぉおおおおおおおおおおおおおおお!!」



特性共有を使用している相手を呼び出す、もしくは傍に行くスキルである素立無場居スタンバイを使用したのだろう。


先ほどまで完全に傍観者ムーブをかましていた戒斗が一瞬で修羅場へ惨状――ではなく参上した。



しかしそんな状況でも即座にクイックドロウで迎え撃つ当たり、流石は戒斗、単独での実力一年生最強と称される実力は伊達ではない。



「……お兄様、連理様ばかりに任せていては大将失格ですよ?」



鬼龍院麗奈が、兄である蓮山をそうたしなめる。


一応、戒斗が加わったのは予想外であるが、ここまではほぼ作戦通りなので黙っていた。


しかし、連理のことを尊敬している彼女としては、これ以上の兄の行動は見過ごせなかったのである。



「わかってる――よし、全員、圧倒的な実力を見せつけろ!!」






――そしてとうとう、鬼龍院蓮山の蹂躙が始まる。

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