第229話 歌丸、剣術習うってよ。



「…………」


「…………」



き、気まずい。


現在、僕は英里佳のお母さんである榎並伊都さんに護衛をしてもらっており、一緒に食事をしていた。


他のみんなを待とうかとも思ったんだけど……終わるのがいつになるかわからないからってことで先に食事を済ませた方が良いとあらかじめ榎並さんに話が通っていたらしく、現在は向かい合って食事中。


僕は和風ハンバーグセットを頼み、伊都さんは焼き魚メインの和食を食べている。


やはりというか、箸の使い方が上手い。いや、僕が下手なだけなんだけど……



「……歌丸くん」


「は、はいっ」



食事中にぶしつけに見過ぎてしまったのかと思って背筋を伸ばす。


榎並さんは箸をおき、背筋を伸ばすとそのまま頭を下げた。



「先日は、ごめんなさい。


いくらなんでも、失礼過ぎだったわ」


「…………はい?」


「謝って済む問題ではないと、理解はしてるつもりだけど……謝罪をさせてもらいたいの。


本当に、ごめんなさい」



一瞬、何のことかわからなかったけど、僕は思い出した。


榎並さんは一昨日のパーティでの一連の出来事を謝罪してるんだ。



「あ、いえ……こちらこそすいません。


頭に血が上っていたとは失礼なことを言ってしまいましたし……それに蹴りましたし」



指一本で止められちゃったけどね。



「ですから、その……お相子ってことで」


「……そう言ってもらえると、助かるわ」



ほっとした表情を見せる榎並さん。


……なんか、詩織さんに叱られたあとの英里佳と同じような表情だった。



「……何か、おかしいこと言ったかしら?」



あ、どうやらちょっと笑ってしまったらしい。



「いえ、その……やっぱり英里佳と親子なんだなぁって思いまして」



僕がそう言うと、榎並さんは何とも言えない表情になった。


……って、冷静に考えれば今この人英里佳と喧嘩中じゃん。


しかも原因僕だし。


ああ、やばいよ……こういうところが駄目なんだって前にも詩織さんたちから注意されてるのにまたやってしまった……!



「…………学園での、あの子のこと……教えてもらえないかしら?」



別に、話をしても問題はなさそうな内容だけど……それって、僕が言うことだろうか?


どちらかというと、そういう話は英里佳が語る方が良い気がする。



「……あの、あれから英里佳本人と話はされました?」


「……いいえ。まだよ。


それに……今また、何も知らずに向き合ったら同じことを繰り返してしまいそうな気がするの。


だから知りたいの。


……あの子が、学園でどんなことを知って……そして、どう変わったのか。


……何があの子を躊躇わせているのか、私は確かめたい」


「……なるほど」



つまり、英里佳と冷静に話すために、前情報が欲しいということか。



「別に話しても良いですけど……一つだけ勘違いを訂正させてください」


「勘違いって言うと……何のことかしら?」



僕も箸を置き、真っすぐに榎並さんを見る。


気持ちを言葉にするのは難しいけど、それを伝えるのはもっと難しい。


それでも精一杯に伝えないといけないんだ。


それが、今の僕にできる唯一のことだから。



「英里佳は決して、お父さんの復讐を諦めたわけじゃないってことです」


「……」



榎並さんの目が細くなり、プレッシャーを感じる。


――ハンバーグがミートソースになって胃から戻ってきそう……だが耐えろ僕!


――ここで吐くのは流石にあかん!!


内心冷や汗ダラダラになったが、それでもぐっとこらえて僕は言葉を続ける。



「英里佳は僕と出会ったときから、今もずっと、本気であのドラゴンを倒すことを考えています。


榎並さんが思ったような、榎並勇吾さんを忘れたなんてことは、一度だって、絶対にありえません。


あの学園で英里佳と一緒に過ごしてきた僕が、保証します」


「なら……どうしてあの子は、ドラゴンと戦うのを躊躇ったの?」


「それは……英里佳の気持ちを、全部僕が代弁はできませんけど、根本的な理由は明白です」



「それは何?」



言うのは、とても情けない。


情けないが……事実なのだから受け入れるしかない。



「僕が、弱いからです」



拳をぎゅっと机の下で握りしめる。



「ドラゴンと戦うには、絶対に僕の力が必要になるのに……今のままじゃ絶対に僕が死ぬ。


僕が……弱すぎるから、英里佳やみんなに頼ることしかできないから……僕があまりに頼りないから…………だから、英里佳は躊躇ったんです」



言っていて、本当に情けない。


針の筵にいるような錯覚する覚えるほど、言葉を並べるほどに僕は居た堪れない気分になる。



「――僕の弱さが、英里佳の足枷になっているんです」



そう、ずっと分かりきっていたことだ。


でも、誰もそれを敢えて口にはしなかった。


そりゃ、そうだろう。


だってそもそも僕がいなければ英里佳が今の力を手に入れることもなかったのだから。


だかれこそのジレンマ


僕がいないとドラゴンと戦えないけど、僕が邪魔でドラゴンと戦えない。


それこそが、今の英里佳と、榎並さんがこじれた元凶だ。



「…………なるほど、理解したわ」



落ち着いた声だった。


そしてそれは同時に、僕の口にしたことを事実として受け入れられたということを意味しており、自分で言っておきながら、僕は胸に痛みを感じた。



「……すいません」


「いいえ、謝ることじゃないわ。


だって……それなら解決策は瞭然だもの」


「……え?」


「すぐに食事を済ませて、中庭……は、目立つから屋上に行きましょう。


そこなら周りに迷惑にはならないわ」


「あの、それはどういう……?」


「一昨日言ったことを実践するだけよ」


「一昨日言ったこと……?」



どれのことだろうと思って首を傾げる僕に、榎並さんは続ける。



「今から私が鍛えてあげるわ。


英里佳の足を引っ張らなくて済む程度になれるように、その触り程度ならこの短期間で仕込んで見せるわ」




――というわけで……そういうことになった。






食事を済ませ、僕と榎並さんはホテルの屋上にやってきた。


本来は解放されていない場所だが、ちょっと無理言って解放させてもらった。


まぁ、今の期間中ならこの建物全部ぶっ壊しても直るみたいだしね。いや、壊す気ないし、そもそも僕には絶対に壊せないけどね。



「歌丸くん、とりあえず軽く手合わせしましょう」


「え、あ、は――いぃ!?」



構えようとした直後、死線が発動した。


咄嗟に回避しつつ、ストレージからレイドウェポンのレージングを取り出した。


見れば、先ほどまで僕がいた場所に突きの姿勢をしている榎並さんがいた。



「なるほど、死線スキルを覚えてるのね。


いいわ、それがあれば大抵の不意打ちは無効化できる」



そう言いながら構えを直す榎並さん


というかそれ、真剣! 一昨日のお昼にゴブリン切ってた奴!



「だけど――」



月明かりが反射して、銀色の光が見えた。


そして、空中に何かが飛んでいくのを見た。


赤い液体を散らしながら空中を飛んでいくそれが何なのかわからず、続いて右手が冷たくなって、かと思えば急に熱く、まるで炎の中に突っ込んだようだった。



「ぐ、ぅ……ぁ、ぁぁああ……!」



そして僕が見た時には、僕の右手が、そこから無くなっていた。


飛んでいた何かが目の前に落ち、そしてようやく僕はそれが僕の腕であり、今の一瞬で切り落とされたのだと理解した。



「絶対に殺されないという一撃なら、そのスキルは発動しない」



聞こえてきた榎並さんの言葉は理解できなかった。


痛みで思考が定まらず、何もわからなくなりそうになる――その直前で、意識覚醒と苦痛耐性の両方が発動し、思考が平時に戻る。



「ぁああああ、ぐ、ぅ……!!」



「あら、あんまり騒がないのね。


てっきりもっと戸惑うのかと思ったけど……意外に胆力があるのね、いいことよ」



胆力なんかじゃない。


スキルのおかげだ。


それがなければ痛みでのたうち回ってる醜態をさらしていることは必至である。



「一体、何を……!」


「短期であなたを仕込むなら、やはり何度も殺すほど厳しい訓練でなければ意味がない。


そして逃げ出すことも許しません。


これから何度も本気で殺すために攻撃をし続けます。


死にたくなければ、私を殺して見せなさい」


「無茶苦茶過ぎる、そんなの……!」



僕がそう叫んで後ろに下がるが、榎並さんは返す白刃を振りながら言い切る。



「どうせ、生き返るのだから」



――片足が切られた。


――防ごうとした手を吹っ飛ばされた。


――残った唯一の足も、踏み砕かれた。


悲鳴をあげれば喉を潰され、呼吸をしようにも胸をへこまされて空気も吸えない。


そして、完全に動けなくなった僕に刀が迫る。


殺されるとスキルが警鐘を鳴らしたが、それでも動くことが出来ず……




「――――っ!!」



意識が覚醒する。


本来気絶とかしないはずなのに、間違いなく僕は意識が飛んでいた。


跳び起きて体を見れば、傷も何も残ってない。


先ほどのことは夢だったのかと思ったが、周囲を見渡すと夥しいほどの流血があり、まるでここで猟奇殺人でも起きたように見えた。



「さぁ、次行くわよ」


「っ!」



榎並さんの声にすぐさま立ち上がり、構える僕。



「……逃げようとするかと思ったのだけど、私に立ち向かうとは本当に胆力だけは大したものね」


「――はぁ!!」



言葉を交わしたらまた何かされる。


そう思って先手必勝。


腕に巻き付けたレージングを思い切り振り回す。


振られたレージングは伸びて鞭のようになって榎並さんに迫る。



「あなたの筋力で鞭など牽制以外の何にもならない」



そう言って、気が付けば榎並さんが目の前にいた。


い、いつの間に!?


英里佳みたいに早いわけじゃなかった。


でも、ずっと見ていたはずなのに、接近に気付かなかった。


どういうことかと混乱する僕は、腹を思い切り蹴飛ばされ、気が付けば屋上にある貯水タンクに激突していた。



「がはっ……!」



前のめりに倒れそうになった僕の眼のまえに、何かが視界に入ってきた。


それは、つい先ほどまで榎並さんが使っていた刀だった。



「牽制とは、普通の攻撃ができて初めて活かせるの。


まずは攻撃を覚えなさい」


「くっ……」



こうなったら、もう自棄だ。


この人をもう英里佳のお母さんだとは思わない。


僕の全力でぶつかる。


そうやって、少しでも得られるものを全部覚えてやる。



「――はああああああああああああ!」



拾った刀を構え、前へと出た――直後、意識が途切れる。



「っ、え、ぁ……!?」



今、確かに死んだ。


だけど、死線スキルが発動しなかった?


――いや違う、発動しても、僕が気付けない早さで殺されたんだ。



「握りが甘い。


そんなの奪ってくれと言われてるようなもの」



意識が覚醒した直後、僕の手にあったはずの刀が榎並さんの手に戻っていた。


何があったのかわからないが――できることをやらなければ!!



「パワーストライク!」



僕の唯一のまともな攻撃手段を発動させながら殴り掛かる。



「恐怖に負けないのはいいことだけど、それは貴方唯一及第点の防御を捨ててしまっている」



そんな失望と共に、僕の目の前で腕が輪切りにされるのを見た。



「――ぁ――ぅうううううううううううううううう!!」



まだ手に巻き付いているレージングに魔力を込める。


それによってレージングが伸縮し、輪切りになった腕を強制的に固定した。



「なっ!?」



これにはさすがに驚いた榎並さん。


僕はその顔に、輪切りにされた右腕を叩き込んだ。



「――なるほど、窮鼠猫を嚙む……あなたはそれを地で行けるのね。


相手を倒そうとするその意志だけなら……間違いなくこれまで見てきた誰よりもあなたは強いわ」



そう評されるが、僕の拳を受けても榎並さんの涼しい顔だ。


やっぱり、この人の耐久値に僕の攻撃力が全然及んでいない。



「まずは、合格としましょう」


「え」



榎並さんの言葉にどういうことかと思ったとき、死線スキルが発動した。


まずいと思ったときには、また意識が途切れた。



「捨て身になったのは減点だけど、ただ闇雲な攻撃をするのではなく、ちゃんと考えて攻撃をする意思を感じた。


それをすでに持っていたのなら、こうして無駄に痛めつける必要はないわ」


「……えっと……もしかして、これで終わりなんですか?」


「当初の予定では、時間目一杯使って考えて攻撃させる意思を持たせるつもりだったわ」


「でも……強くなったりとかしてませんよ?」



僕がそう言うと、榎並さんは呆れたようなため息をつく。



「一朝一夕で強くなれたら、英里佳はとっくにドラゴンを倒しているわよ。


私は、あの子が卒業するまでに貴方が戦えるだけの土台というか……強くなるための一番必要な不屈さを覚えさせたかったの。


それさえ覚えれば、あとは勝手に強くなれるものよ」



榎並さんが何を言っているのか、よくわからなかった。


そんな僕の顔を見て、もっと噛み砕いて榎並さんは言ってくれた。



「歌丸連理くん、あなたはすでに、強くなるための土台が出来上がっていたのよ」


「……僕に、強くなれる土台が……?」



あまりに信じられない言葉だった。


だって……僕は僕の弱さをいつだって痛感していたのだから。



「でも……妙ね。


あの子は私以上に歌丸くんのこういう面を見てきたはず……だったら、現時点の弱さを理由に躊躇するとは思えないのだけど………………まぁ、どっちにしても弱いことには変わらないし、ひとまず続けましょう」


「え……終わり、じゃなくてですか?」


「時間に余裕があるもの。


続けておいて損は無いわ。


それとも、もう止めたいのかしら?」


「いいえ、でしたらお願いします」



強くなれる機会があるのなら、それを逃す機会はない。



「じゃあ歌丸くん、どうぞ」



再び手渡された刀。


……また不意打ちで切られないか不安だったが、ひとまず受け取る。



「では、私が一通り型を見せるから、真似して」


「は、はいっ」



握りとか姿勢とかそういうのわからないのにいきなり見て真似しろっていうのは不安だったが、もう見て覚えろってスタンスなのかな?


まぁ、そもそも時間も無いんだから言う通りにしよう。もったいない。



「呼吸を常に意識して、一定のリズムを維持。


呼吸の回数じゃなくて、一回に吸い込む空気の量を調整して呼吸を整え続けなさい」



そう言いながら、淀みなく上段から振り下ろしてそのまま払う動作を見せる。



「今はしっかり握ることだけを意識して、それ以外の体の力は抜いて、どこをどう動かすのかは一度忘れて。


刀がどういう風に動いているのかを見て」



動きは当初に比べればとても緩慢だったが、なんだが綺麗な演奏を見ているような気分になる。


横薙ぎからの返し払いし、斬り上げ、袈裟斬り。


派手な動作などそこにはない。


僕でもマネできるような動作を榎並さんが続け、僕はそれを真似していく。



「そこまで」



「―――――ふぅー……」



無意識に呼吸を制限していたのか、気が付くと肩で息をしていた。


そこまで激しい動作はしてないはずなのに……



「歌丸くん」


「はい、えっと……どうでしたか?」


「君、武術の経験は?」


「ないですけど……」


「両親から何か手ほどきみたいなことは?」


「逃げの一手と、走るフォームを少々……」


「………………」



榎並さんは沈黙し、ただじっと僕を見た。


そして近づいてきたかと思えば、その手を僕が握る刀の柄に添えてくる。



「握りはこうよ。


あと人差し指じゃなく、小指を意識して。


人の握力は小指が一番強いの」


「は、はい」


「握り過ぎない。


力を入れると刃が斜めに張って斬れなくなるわ」



前に木刀を握っていたときのようなものではなく、少しだけ力を緩ませたような握りに変えられた。



「その状態で、さっき見た型をもう一回やってみて」


「はい」



今見た榎並さんの肩を頭で思い描きながら、刀を振っていく。



「――ふぅ。


どうですか?」



そして、一通り終えて再び榎並さんの方を見た。



「――びっくりするほど才能が無いわ」


「…………え?」


「とてもあの二人の子供とは思えないほど、あなた才能が無いのよ」



……え?



「あ、あの……話の流れ的に何かこう……実は凄い才能が……みたいな感じではなくてですか?」



僕の問いに、榎並さんは目を静かに閉じて首を横に振る。



「ごめんなさい、私、これでも今まで色んな中学で戦闘訓練の講師をしてきたの。


その上で断言するわ。あなたに戦闘の才能は無い。微塵もない。びっくりするほど凡人よ」


「――ぐふぁ……!」


「精々目が良いのが救いね。そこだけは本当に立派よ。


防御に関しては……才能というより、生物的な本能なのかしら?


無駄があまりないだけで、改めて考えると一つ一つの動作は凡庸だったわね」



その言葉が今日一番効く。



「というわけで、正攻法であなたを強くするのは諦めましょう。


あなた多分こういう訓練続けて強くなっても、迷宮の強敵には9割以上は通じないわよ」



ばっさりと言われた。


これはガチでへこむ。



「落ち着いて。


別に強くなる方法が全くないとは言ってないわ。


ここまで強くなる見込みがないなら、私も奥の手を使うわ」



……と思いきや、何やら僕の眼のまえに御札がビッシリ張り付けられた鞘と、それに納められた上に鎖でぐるぐるに固定された刀が出現した。



「……あの、これは?」



一体どういうことなのかと尋ねてみると、榎並さんは何やら神妙な顔になる。



「私が英里佳にベルセルクになるように薦めたきっかけとなった魔剣よ」


「……魔剣?」



なんという中二心をくすぐるワードだが……初耳な気がする。



「レイドウェポン……そんな装備がまだ開発される前、強敵と戦うのに必要になった、完全迷宮産武装。


人の手は一切加わっていないドラゴンの悪意と好奇心の塊よ。


……英里佳が三年生になるまで生き残れたら送る予定だったけど、もうあの子には必要ないようだし、今君に渡しておく方が良い気がするわ」



そう言われ、手渡された魔剣を僕は受け取る。



「……これは、具体的にどういう武器なんですか?」


「私が学生の時、夫が一緒にいるとき以外では絶対に使わなかった奥の手よ。


それを抜いた私を止められたのは、あの人以外には存在しなかったから。


抜いてみなさい。ただし鎖を少し緩めて、全部じゃなくて、少し鯉口を切る程度しか抜かないようにね。


まぁ、ベルセルクの狂気を抑え込めるあなたのスキルと胆力なら、御しきれるはずだけど」



ちょっと不安を感じつつ、僕は鞘と柄に巻き付いた鎖を少しだけ緩めて、言われた通りに少しだけ鞘から刃をのぞかせる程度に魔剣を引く。



――そして、変化はすぐに訪れる。



「これ、は……!?」


「……成功ね」



体育祭二日目の夜。


なんとも血生臭いホテルの屋上にて、僕は想定外の強力な武器を手に入れたのであった。

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