第143話 彼女の知る兄≠彼女たちの中の彼



「「わああああああああ!」」



何組かの若い生徒たちが大きな浮き輪に乗りながら、大きな波で押し返されて戻っていく。



「おぉ、ああやって遊ぶのか。浮き輪、浮き輪はどこだ!」


「兄さん、お願いだから少し落ち着いて、本当に」



きょろきょろと浮き輪を探す歌丸連理だが、その頭にはゴツいゴーグルが身に着けられているので不審者にしか見えない。



「…………あの、兄さん」


「ん? なに?」


「その……腕とか……あと、肩とか……体中が……」



先ほどは会話があったので流していたが、椿咲は兄のその体を改めて観察して言葉を失う。


傷がない場所を探すのが難しいほどに、連理の身体は痕がある。


すでに完治してるのはわかるのだが、その傷はあまりにも痛々しい。


特に右腕など、その傷痕でかなり深い傷を負ったのだということがすぐにわかるほどだ。



「ああ、これはまぁ、ほとんど入学してすぐのときの傷だよ。


最近は無傷で迷宮に入れるようになったんだ。


まぁ、戦ってるのは殆ど英里佳たちなんだけどね」



軽い調子で言っているが、その傷の多さは並ではないことくらいすぐにわかる。


大規模戦闘レイドの際に腕に大怪我をしていたのは見ていて知っていたが、それ以上の傷が目立つ。


あれでもかなり痛かったはずなのに、その体中に噛み傷やひっかき傷、そして斬られたような傷だってある。



「お、浮き輪発見! 椿咲も早速乗ってみようよ!」


「あ……い、いえ……私はちょっと見てからで」


「え、そう?


うーん……よしじゃあ戒斗行こう!」


「えー、男同士でッスかぁ?


まぁいいッスけど」



愚痴を言いつつも、連理と一緒に浮き輪を引きながら波のプールへと突入していく戒斗


そんな彼の身体には目立った傷は見られない。


傷の多さは、やはりどう見ても連理の方が多い。



「傷痕、やっぱり心配よね」


「え……あの……えっと」



いつの間にか声をかけてきた詩織の言葉に、椿咲はなんて言ったらいいのかわからずに言い淀む。



「私からあなたに何か言うつもりはないわ」


「え……?」



その言葉はいったいどういう意味なのかと驚く椿咲。


すぐに詩織の顔を見たが、彼女はただ優しそうに椿咲を見るだけだった。



「言いたいことがあるなら、言うべきよ。家族だもの。


……まぁ、私も家族のことでどうこう言えるような立場じゃないけど……他人を理由に家族で言いたいこと言えなくなるのは、やっぱり良くないと思うわ。


だから、言いたいことがあるなら私たちのことは気にしないでいいから」



その言葉に、椿咲は自分の意図をほとんどこの人に読まれていることを悟った。


同時に疑問が生じる。



「……もし、私の望むとおりになったら、困るのは貴女方ですよ。


なのに、どうしてそんな……?」


「……そうね。


少なくとも、昔の……と言っても、あいつに会う前の私なら絶対にこんなこと言わなかったでしょうね」


「……兄さんが、理由なんですか?」



詩織は浮き輪を引っ張りながらいまだに波が発生するギリギリまで接近しようとして遊んでいる連理を見守る。



「そう。あいつと会わなかったら、私は今こうして……少なくともこんな風に穏やかに笑うことはできなかった。


多分、どう効率的に迷宮を攻略するかばかりを考えいただけだと思う。


ううん、もしかしたら……何も残せず死んでいたのかもしれない」


「そんなこと……」


「あるのよ。私は特別でも、天才でもない。最大限努力して秀才止まりよ。


そんな私が今、こうしてるのも連理がいるからなの」



それを聞いて、さらに椿咲は困惑する。


ならばなおのこと、彼女は自分を止めるべきなのではないのだろうか、と。



「ああ、ごめんなさい、上手く言えてないわね。


……なんて言えばいいのか……私は、連理を後悔させたくないんだと思うの」


「後悔、ですか?」


「そう。あいつ、自分が周りの人たちや、家族……あなたにも心配かけてるの申し訳なく思ってはいたのよ。


これからも迷宮を挑むにしろ、辞めるにしろ……家族である貴方たちと踏ん切りは付けないと絶対に後悔するのはわかるから」



「それに」と詩織は椿咲に向き直る。



「私は、一応あいつの過去を知ってるから。


だから身内のあなたが人一倍連理のことを心配しているのも理解はできるの」



その事実に椿咲はさらに驚く。


兄があの頃の、暗い自分を誰かに打ち明けているということに。



「…………他の人たちも、知ってるんですか?」


「戒斗は……どうかはわからないわね。


でも紗々芽や英里佳は知らないと思うわよ」



そう言われ、椿咲は混乱した。



(え……兄さんが一番仲が良いのって榎並英里佳さんじゃなくて……この人なの?


え、でも……じゃあ今までの中継の情報って、一体……?)



「うぉぉぉぉぉぉぉぉ! 波高、わぷっ、あ、やべ、鼻に入った!!」

「ちょ、馬鹿暴れるな、ひっくり返るッス――って、ぁああああああ!?」



そうこう考え込むうちに聞こえてきた連理と戒斗の声。


みれば、乗ってきた大きな浮き輪ごとひっくり返っていた。



「何してんのよあのバカは……」



そう呆れつつ、ひっくり返った浮き輪の方へと歩いていく詩織


なんだかんだ言いつつ心配しているようだ。



「――椿咲さん」


「ひゃっ!」



急にひんやりとしたものが頬に当たって驚く。


振り返れば缶ジュースを持った紗々芽がそこにいた。



「よかったら好きなのどうぞ」


「あ、ありがとうございます」



差し出されたレモンティーとミルクティーからレモンティーを選ぶ。



「……あの、その子は?」



そしてふと目に入ったのは、先ほどまで見た覚えのない小さい女の子だった。


その子は紗々芽のパレオを掴んでいて、まるで幼子が母親のそばにいるかのようだ。



「ああ、この子は私のパートナーのドライアドのララ。


ほら、ララ、この子が歌丸くんの妹さんだよ」


「……よろしく、おねがいします」


「は、はい……よろしく」


「この子人見知りだけど、いい子だから仲良くしてあげてね」


「は、はぁ」



ドライアドをテイムしているとは知っていたが、まさかそれがこんな小さい女の子の見た目をしているとは思っていなかった椿咲


人型の迷宮生物もいることは知っていたが、髪の毛が木の根っこの様になっているところ以外はほとんど人と同じララを興味深そうに見る。



「……連理、妹?」


「え……あ、はい」



相変わらず紗々芽から離れようとしないが、ララも同じように興味津々な目で椿咲を見ていた。



「この子、歌丸くんに助けられたことがあるから、妹のあなたのことに興味があるの」


「助けたって……兄さんが?」


「うん、そうだよ。


歌丸くん、迷宮で遭難したときに……まぁ、ちょっと長くなるから省くけど、大変だったこの子のことを助けてくれたの」


「連理、たすけてくれた」



紗々芽の言葉に同意するララ。


嘘ではないのだろうが、正直椿咲はそれを信じられなかった。


本島にいた頃ではありえないと言っていいほどのことだ。


一体、何が兄の身に起きたのか不思議でしょうがなかった。



「でも、だからなのかな……みんな、ちょっと歌丸くんを過大に評価してる節があるんだよね」


「あ、やっぱりそうですよね?」


「うん。


……でも、逆にあなたはお兄さんを過小評価してるよ」


「え」



その言葉に驚いて紗々芽の方に顔を向けると、先ほどと変わらない表情のはずなのに、椿咲は真綿で首を絞められているかのような息苦しさを覚える。



「貴方の知る歌丸くんを私は知らないし、彼自身が語りたがらないからあまり興味もないけど……今の歌丸くんを否定するようなことは、私は許さないから。


いくら歌丸くんの妹でも、ね」


「…………」



柔和な、それこそ優しいお姉さんという雰囲気は変わらないのに、その言葉の重みに人知れず椿咲は震える。



「ごめんね、嫌なこと言って。


でも、あんまり彼の表面的な態度で全部は判断しないで。


ああ見えて本当に考えて動いてくれているの。


考えすぎて、ちょっと空回りしちゃうけど……絶対にそこには何か理由があるはずだから」


「…………それくらい、わかってます。


兄のことは、私が一番よく知っています」



家族として、今この場にいる誰よりも連理と一緒にいた時間が長いと自負している椿咲は、そこだけは譲れなかった。



「……うん、そうだね。ごめんね、余計なこと言って」


「いえ…………あの……兄とは、どういうご関係なんですか?」


「一緒に迷宮に入る仲間だよ」


「あ、いえ、そういうことではなく……」


「仲間だよ」


「あの」


「仲間だよ」


「……はい」



どうやら自分が聞きたい答えはもらえそうにないと諦めた時、ふと耳元でささやかれる。



「――今は、ね」


「え!?」



驚き、振り返るとまるで何事もなかったかのようにペットボトルのお茶を飲んでいる紗々芽



「ん、どうかした?」


「あの、今……えっと……………………なんでも、ありません」



もしかしたら聞き間違いというか、気のせいだったのではないかという気分になり、問いただすことができなかった。



(一番の要注意は榎並さんだと思ったけど……三上さんや苅澤さんも兄さんと何かあったの?


……どうなってるの、一体兄さんに何があったの、本当に……?)



兄の交流関係について混沌としてきた状況に頭を悩ませる椿咲


その時ふと、視界の端に悩みの一端である英里佳の姿が目に入った。


まだパーカーを羽織っていてプールに入っていないようだが、何やら知らない人に声をかけられていた。



「ねぇいーじゃん、一緒にあそぼーぜー」


「あの、ですから友達と一緒で」


「一人で退屈そうじゃん。


そんな奴らなんか放っておいて、俺らと一緒に遊ぼうぜー」



なんとも見るからに典型的なナンパだった。


英里佳は確かに見た目は可愛らしいため人の目を引くが、明らかに断っている相手に、男二人でしつこく食い下がるのはみっともないと、椿咲は不快感を覚える。


生来正義感が強いためか、椿咲は即座にそちらにいく。



「あの、嫌がってるんだからやめて下さい」


「「あ?」」



威圧するような年上二名の声に椿咲は自分の行動を一瞬後悔しかけたが、負けてなるかと自分を奮い立たせる。



「っ……榎並さん、は……私たちと一緒に来てるんです。


ナンパなら他を当たってください」


「なんだこのガキ」

「まぁ待てよ。


君可愛いねぇ~」


「え、あの」



ナンパ男の一人が睨んできたかと思えば、もう一人が馴れ馴れしく椿咲に近寄ってきた。


椿咲は相手のその態度にたじろいでしまうが、男は構わず距離を縮めてくる。




「俺たちただ一緒に遊ばないか誘ってるだけだって。


よかったら君もどう?」


「あの、だから私たちは」


「まぁまぁ、話ならあっちで聞くからさ、とりあえず一緒に――」



その瞬間、白い何かが視界をよぎる。



「え、ちょ、なんだこれ、前が!」

「きゅ」


「え……エンペラビット?」

「シャチホコ?」



椿咲に触れようとした男の顔に張り付いたのは、エンペラビットのシャチホコだった。


プール会場内ではアドバンスカード内に収められていたはずなのだがどうしてこの場にいるのか?


そんな疑問を考えるより先に、声が聞こえてきた。



「椿咲、大丈夫か?」



後ろから引き寄せるように引っ張られる。


ただし不快感はなく、振り向けばそこには見知っているが、見慣れない顔をしている少年がいた。



「兄、さん?」



歌丸連理


椿咲の兄の、とても気弱なはずの少年が、怒っているかのような表情でそこにいたのだ。



「なんだて、めぇ……?」



英里佳に対して声をかけていたナンパ男は連理に低い声でメンチを切ろうとしたが、逆にその傷痕だらけの身体を見て気圧されていた。



「この、邪魔だ――ぐほぅ!?」



顔に張り付いたシャチホコをどかすために拳を振るったもう一人だが、そんな攻撃をシャチホコが受けるはずもなく、自分の顔を自分で殴るという間抜けな構図ができあがる。



「きゅきゅう」

「ご苦労シャチホコ、後でサラダ食わせてやる」


「その兎テメェのペットか!


こんなところで何放し飼いしてんだ! この顔の傷見ろよ、治療費払えよこら!!」


「そっちが勝手に自分で殴っただけだろ、難癖付けるな」


「テメェやんのかコラ!」


「上等だ、かかってこい」


「ちょっと、兄さん!?」



まさか兄がこんな態度を取るとは思わなかったので慌てる椿咲


相手は見るからに体格で上回っており、このままでは兄が怪我をしてしまうと慌てるが……



「そっちがその気なら、こっちもそれ相応のことはやるッスよ」


「そうね、流石に目に余るわ」



そこへやってきたのはその手に武器を構えた戒斗と詩織



「な、なんだテメェら…………わ、腕章、って、治安の奴らか!」


「な、なんでよりによってこの場所で……!」



二人が身に着けている生徒会関係者しかつけられない腕章を確認して顔を蒼くする二人



「うちの身内に声をかける……まぁ、百歩譲ってこれは見逃しても、断られて食い下がるのは問題ッス。


こっちもあんたらに時間は使いたくないんで、さっさと他所に行ってもらえないッスかねぇ」



そう言いつつ、手に持った拳銃を手の中で回す戒斗


いつでも撃てるのだぞと暗に告げられた事実に相手二人は何も言えない。


そもそも、見るからに二人は鍛えられた体ではない。


おそらく北以外の学区の生徒だ。


事実はともかく、彼らの認識では小柄な連理には勝てるつもりなのだろう。


しかし平均以上の体格の戒斗の鍛えられた体を見て勝てないとようやく正確な判断ができるようになったのだ。



「ちっ……行くぞ」


「けっ……ちょっと声かけたくらいで大げさなんだよ」



そう文句を言いながら去っていく二人



「「ぐはぁ!?」」



――しかし、直後二人はその場ですッ転ぶ。


そして連理たちは見た。


男たちが転ぶ直前、一瞬だけ木の根らしきものが現れ、そして即座に戻っていくのを。



「あーあ、プールサイドって滑るから気をつけないと危ないよねぇ~」



まるで他人事のようなことを言っている紗々芽と、何食わぬ表情でどこからか伸ばした木の根っこを回収しているララの姿に、その場にいる全員何か言いたげだったが、敢えて何も言わないことにするのであった。



「こほんっ……椿咲、大丈夫、怪我はない?」


「あ、うん……ないけど…………って、兄さん! 何やってるんですか!」


「え?」


「え、じゃありません!


なんであんな危ない真似したんですか!


相手は二人で、しかも兄さんより体格が大きいんですよ、あんな態度して殴られたらどうするんですか!」


「え、いや別にそんな大した相手じゃ…………ないよね?」


「お前また確認する前に突っ走ったッスよね……」



連理の言葉に呆れる戒斗


プールで遊んでたる最中、ナンパされている英里佳の姿を確認してまた突っ走ったのだ、ご丁寧にスキルまで使って水面ダッシュをしたのだ。



「まぁ、この場で英里佳みたいな華奢な女の子を二人掛かりじゃないと声をかけられないような根性なしだし、歌丸くん一人でもたぶん勝てると思うよ」



そう、見た目ならこのメンバーの中で一番か弱そうな英里佳


その事実は異なるのだが…………魅力的な女子が他にもいる状況で英里佳に二人掛かりで声をかけたあたり、相手が知れる。


そもそも鍛えてないのならば、すでに経験を積んでいる連理の方が強い。


それを踏まえた上で紗々芽は冷静な分析をしているのだが……



「だからって、危ないことには変わらないです!!」



連理の強さについては知らない椿咲には、兄が無謀なことをしたようにしか見えていなかった。



「えっと……ご、ごめん」


「兄さんはもっと自分のことを大事にしてください」


「う、うん……ごめん」


「まぁまぁ、連理の奴も君らのこと心配しての行動なんスから、そう言ってやらないで欲しいッス」



椿咲相手に頭が上がらない様子の連理を見かねてか、咄嗟に助け舟を出す戒斗



「……あ」



その言葉に、自分が兄に助けられたことをようやく思い出したのか、椿咲は表情を曇らせた。



「……あの、すいません……助けてもらったのに」


「あ、いや、その…………う、うん、まぁ、無事ならそれでいいから……」


「「…………」」



兄妹の会話はそこで終わって続かない。



「はいはい、気を取り直して遊びましょう。折角の自由時間なんだし」



詩織はそんなことを言って場の空気を切り替えようとした。



「またさっきみたいなのに声かけられても嫌だし、みんなでスライダーでも回らない?」


「そうね……せっかく来たんだし乗らないなんてもったいないわね。


歌丸さんも、それでいい?」


「あ、はい」


「それじゃあ決まりね。


ほら、英里佳も行くわよ」


「わかった」



チーム天守閣全員そろってその場からウォータースライダー乗り場を目指して移動を開始した。



「あの……えっと……椿咲さん」


「え……あ、はい、なんですか?」



英里佳に名前を呼ばれて少し驚いたが、よく考えたら彼女は連理のことを“歌丸くん”と呼んでいたので、その差別化のために名を呼んだのだろうなと、椿咲は考えた。



「さっき、ありがとうね」


「え?」


「助けようとしてくれたんでしょ、だから、ありがとう」


「……いえ、私は、別に何もしてませんから」



歩きながら、前を歩く他の四人には聞こえないくらいの声での会話だ。



「ふふっ」


「……何がそんなにおかしいんですか?」


「あ、ごめんなさい、その、別におかしいとかじゃなくてね、えっと……」



英里佳の反応に、ちょっとばかりむっとした表情を返すと、慌てたように首を横に振った。



「その、なんか歌丸くん――お兄さんと似てるなって」


「兄さんと、ですか?」


「うん」



まるで懐かしむかのように、前を歩いている連理の背中を英里佳は見ていた。


そしてその表情は、椿咲にはただ仲間だ、というだけではない感情が混じっているように思えた。



「お兄さんが私を助けてくれたから……だから今の私がいるから。


だから、貴女もそうなんだなって思ったら、なんだか嬉しくなっちゃって」



そう語る英里佳の言葉に嘘などない。


本当にうれしそうに語るその声に、顔に、雰囲気に嘘など見当たるはずもない。



(……いったい、どうして)



だからこそ、なお一層に椿咲は困惑する。



(兄さんに、一体何があったの?)



自分の知る歌丸連理と、周りの彼女たちの言う歌丸連理が同一人物だと信じられず、椿咲の困惑は徐々に大きくなっていくのであった。

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