第107話 まぁ、結局のところ運が悪かったということだよね。




そう、すべては計算だった。


自分の私物を忘れていくほど、本来彼女は間抜けではないのだ。


ただ、ちょっとだけヘタレなだけだったのだ。


具体的にはこの事態を相談すると決めたはいいものの、どうやって話を切り出そうかと迷った挙句、うっかり手違いでバレちゃいました的な方法で伝えようと思っただけなのだ。



「あ、あが、あがががががっ……!」


「で、どういうことなの?」



だからこそ非常に申し訳ないと、榎並英里佳えなみえりかは思う。


今まさに、三上詩織みかみしおりにアイアンクローを食らっている歌丸連理うたまるれんりはただ親切心で自分に箸を届けてくれただけだったのに、まさかこんな目に遇うとは、不憫すぎることだ。



「あ、あわ……あわわっ……」



そしてこうなった状況での対処法については考えが行き届いていなかった。


詩織がランニングに出る時間を見計らない、それと合わせて歌丸と合流したのはいいが、まさかこんなことになるとは想定外



「あの……これ、どういうこと?」



そこへ、待ちに待った人物がやってきた。



「紗々芽ちゃん!」



目当ての人物である苅澤紗々芽かりさわささめ


その人物が詩織から少し遅れてやってきた。


その時の困惑した様子でアイアンクローを食らっている歌丸と食らわせている詩織を交互に見ていて紗々芽が、英里佳にとっては女神に見えたのであった。





想定外のところでいきなり英里佳のお泊りのことがばれてしまった。



「まさか、昨日のあの後でそんな暴走をするとは予想外ッス……」



ことがことなので、僕たちはチーム天守閣のいつものメンバーで集まり、昼休みに普段は人が寄り付かない空き教室に集まった。


ちなみに、僕は床、英里佳は僕の近くで椅子に座っている。



「……というか、なんスかこの配置?」



僕たちの正面・議長役は昼になっていきなり事情を聞かされて集められた日暮戒斗ひぐらしかいと



「まぁ、一応形から入ろうかなって……」



そして右側・弁護人は紗々芽さん



「死刑……もとい、私刑リンチを求刑するわ」


「やめてください、死んでしまいます。冗談抜きで」



僕に実質死刑を要求する左側・検察の詩織さん



「えっと……それじゃあまず被告・歌丸連理」


「あ、その設定乗るんだ」


「まぁ一応ッスよ。


で、被告人から何か言いたいことは?」


「う、うん……まぁ成り行きはさっきの大筋通りなわけで、ただ一緒にご飯を食べて一緒の部屋で別のベッドに寝ただけだよ。


僕たちはお互いに同意のもと、新しいスキル獲得の可能性を模索するために同じ部屋で寝泊まりをしただけなんだ。


やましいことは一切ないことを誓うよ」


「それを証明できる相手はいるッスか?


もちろん榎並さん以外ッスよ」


「えっと……シャチホコたち?」


「人ですらないッスね。


というか実際の裁判では身内の証言は証拠として採用はされないもんッスけど……


苅澤弁護人、意見はあるッスか?」



戒斗に促され、どこから取り出したのか紗々芽さんは伊達メガネをかけて席から立ち上がる。



「被告人は証言通り、英里佳を襲ってなどいません」


「証拠は?」


「彼の普段の様子をこの場にいる全員が知っているのであれば、歌丸君がそういうことをしないとわかると思います」


「さ、紗々芽さん……!」



事情もろくに聞かずにアイアンクローをかまして来た人とはやっぱり違う!


紗々芽さんならちゃんとその辺りを理解してくれると僕は信じて――



「そもそも英里佳の方が素の状態で完封できます」


「「確かに」ッス」



――信じていたのは戦闘力そっちかぁ……!!


事実だけど、確かにそれは揺るぎない事実だけどぉ……!



「ですので、もし仮にそういった行為がされていたのであれば、双方合意であると思われます」


「「えぇ!?」」



まさかの意見に僕も英里佳もびっくり。


なにとんでもないことを言い出すんだこの人ぉ!?



「っ……た、確かに…………いや、でも……」



ちょっと、検察! 早く反論、反論してぇ!



「……なるほど、そうッスか…………うん、なんかこういう時は色々複雑な心境になると思ってたんスけど……不思議と穏やかな気持ちッス。


おめでとうッス。末永く爆発しろッス」



おい議長、結論出すには早すぎるぞぉ!



「ち、ちちち違うから!


本当に、私と歌丸くんはそういうこと全くないから!」



英里佳が顔を真っ赤にして叫ぶ。



「そ、そうそう!


僕たちはただ純粋にスキルの獲得のことばかりを考えて一緒にいただけで、やましい気持ちなんて一切ないよ!」


「そ、そそそう!


スキル以外でそんな、私は歌丸くんに一切そういう感情もってないからっ!!」





――ないから!


――ないから……!


――ありえないから!


――歌丸くんとありえないから!


――歌丸くんと? ふっ……ありえないから(笑)





「――ぐふぇ!(吐血)」


「歌丸くんっ!?」



あ、あれ……? なんか今奇妙な幻覚が見えたような気が……?


今のはいったいなんだったのだろうか……?



「あー……見た感じそういうのじゃないみたいッスね」


「そ、そうね……ええ、まぁ初めからわかってたけど」


「なんだ……はぁ……そっちの方が手っ取り早かったんだけどなぁ……」



あの、なんか紗々芽さんだけ物騒なこと言ってるんですけど、どういうことなのそれ?



「げほっ……ま、まぁとにかくさ、僕たち二人の間にそういう……いわゆる不純異性交遊ってのはないのはもうわかったでしょ?


言葉通り、本当に一緒に部屋で、かつ別のベッドで寝泊まりしただけなんだよ。何度も言うけど」



「まぁそんなことだろうとは思ってたっスけどね。


お前にそんな根性はないッス」



この野郎……!



「へぇ……そう見えるんだぁ……へぇ」


「? 紗々芽、どうかしたの?」


「ううん、別に」



あ、やばい。


この場で相田和也の一件の時に迷宮で起きたトラブル《セクハラ》のことがばれたらこの場がリアル裁判開始で即行有罪確定になる!


ど、どうかご慈悲を! という念を込めて僕は小さく手を合わせつつ紗々芽さんを見た。


対する紗々芽さんはジェスチャーを使って「口を閉じてろ」と指示を出してくる。


脅迫か? い、いやまぁ、彼女は弁護側なわけだし、この場で僕の不利になるようなことを言わないはずだ。


…………い、言わないよね?



「それじゃあ、そちらは問題ないとして……私はこのまま二人が一緒に生活するのに賛成かな」


「「「「え」」」」



――何を、言い出すんだこの女?


突然の苅澤さんの爆弾発言に硬直してしまう僕たち。


そしてスキルのおかげか、はたまた別かは知らないが、いち早く復帰したのは僕であった。



「え、あの」「ん?」「なんでもないです」


「う、歌丸くんっ!?」



す、すまない英里佳……!


ここであの事実がばれたら僕は今後の未来が……!



「ち、ちょっと待ちなさいよ紗々芽!


いくら何でもそんなの認められるわけないでしょ!」


「どうして?」


「どうしてって……そんなのわかりきってるでしょ!


ことわざでも言うように“男女七歳にして席を同じうせず”よ!


いくら歌丸でも不健全すぎるでしょ!」



うん、僕に対する見解に言いたいことはあるけど頑張れ検察!


頑張れ詩織さん! 君が僕の希望だ!


この状況自体は予想外だったが、やっぱり継続は色々ときついものがあるので頑張ってください!



「詩織ちゃん、私たちは英里佳に見習ってもっと先を見据えるべきだと思うの」


「え……?」



あの、先を見据えてる本人がキョトンとしてるんですけど……



「先? どういうことよ?」


「言葉の通りだよ。


金瀬さんの話を聞いて、私たちじゃまだまだ英里佳のお父さんの榎並勇吾さんには遠く及ばない。


もちろん私はみんなが強くなれるように全力でサポートするつもりだけど、金瀬さんの言っていた内容くらいに強くなれるのかと言われると……正直自信をもって頷くことはできないの。


日暮くんは、どう思った?」


「俺っスか?


……まぁ、苅澤さんの言う通り、全力を尽くしても俺たちじゃレイドボスを一撃では倒せないッスね。


それを目指せと言うのなら努力はするッスけど……絶対にそうなれるかと言われると正直自信ないッスね」


「うん。詩織ちゃんは?


ルーンナイトになれたとして、それで物理無効スキルを手に入れて、同じことできるって言える?」


「それは、やってやるつもりよ。


だけど………………正直に言えば難しいわね」


「そう。そして尚且つ、一人だけそのスキルを持っていても意味がない。


物理無効スキルで学長と対抗するなら、最低でも私たち全員がそれに関連したスキルを覚えてない限りは勝率は0.1%どころか、それにすら達しない0%のまま」



紗々芽さんの意見は、僕も同じだ。


というか、その内容は僕と英里佳が話し合った内容そのものだ。


物理無効スキルの獲得の必要性を、みんな昨日の金瀬創太郎さんの話で共通認識を持ったのだろう。



「だからこそ、ルーンナイトの詩織ちゃんと比肩する戦闘能力を持つ英里佳が物理無効スキルを獲得することは、私たちにとって大きなプラスになると思うの。


そのためなら、多少の問題は目をつむって、むしろみんなでそれを解決するために尽力すべきだと思わない?」



思わない。


というか、なんで話を大きくしてみんなを丸め込もうとしてるのこの人!



「あの、紗々芽さ」「歌丸くんはもちろん賛成だよね?」



優しい笑顔で僕にそう確認する紗々芽さん


だが、その眼は僕にこう語っていた。



『セクハラ案件の裁判開始したいの?』




「――そうだね、ここはみんなで協力していこう!」


「えぇ!?」



英里佳が驚愕した顔でこっちを見る。


いや、というか言い出しっぺ君だよね?


なんで英里佳がそんな驚いてるの?


その一方で、検察側の詩織さんがもの凄く不機嫌そうに僕のことを見てくる。



「……そんなこと言って、あんた英里佳と一緒に入れて嬉しいとか下心満載なんじゃないの?」


「さっきも言ったけど、この案件に関してはそういった気持ちはありません」


「そうだよ詩織ちゃん。


そもそも歌丸くんにそんな能力はないよ」



……そうやって余裕で笑ってられるのも今の内だぞ紗々芽さんよぉ……!



「――だったら、みんなで交代で僕の部屋に寝泊まりすればいいんじゃないかなぁ!」


「は」

「え」

「なっ」

「ッス」



いっそ道連れじゃあ!!







――後日、彼はこう語る。


『あの時はちょっとテンションがおかしかったんです。


やっぱり寝不足だったのがいけなかったんだと思うんですよね。


色々と難しく考えすぎて、思考が空回りしちゃったというか……


まぁ兎にも角にも、本当、勢いって怖いですよね』






「ほら、スキル獲得の機会ってやっぱりみんな必要でしょ。


最終的にはここにいる全員がスキル獲得を目指すわけだし。


なんだかんだで僕もポイント溜まってるから、あと少しで特性共有ジョイントの枠も増えて戒斗も恩恵得られるし全員発動条件は満たすと思うんだ」



どうだこのナイスな回答!


戒斗も巻き込むことで僕には下心を持ってないことをアピールしつつ、紗々芽さんも巻き込んでしまう!


みんなもスキル獲得の機会が増えて一石二鳥だぁ!

(混乱中)



「いや、俺は普通に嫌なんスけど、その流れに巻き込まれるの」


「女子が泊まるよりは健全じゃない?」


「いや、そうなんスけど、この流れでいくと別の需要が生まれそうな気がするんスよね。不健全的な意味で」



彼はいったい何を言っているのだろうか?



「…………ま、まぁ確かに、そういう意見も筋が通ってるわね。


いいんじゃないかしら?


少なくとも、戒斗は歌丸のポイントが溜まるまでは保留として、現段階で枠を共有してる私たち三人ローテーションを組むってことで」


「し、詩織ちゃん!?」



お、おぉ……言い出しておいてなんだけど、まさかの乗り気だと!?



「…………ま、まぁ……そうだよね、やっぱり一人より、みんなで協力したほうがいいし……うん……私もローテーションの方がいいと思う」


「英里佳!?」



そしてなんかもうしどろもどろというか、思考停止してるというか、なんか遠くを見る様な瞳でその場の流れに乗っているような発言をする英里佳


ちゃんと考えて発言しているのだろうか……



「――そんなのこと、許可できるわけないでしょ」



「「「「「っ!?」」」」」



唐突に聞こえてきた女の声


僕たちは全員が驚いて声の下方向――教室の後ろの方を見た。


そこに人影はない。


「た、確かに声が聞こえたのに……なんで、誰もいない」



「――ここよ!」



バンッと、勢いよく扉が開く。


――――掃除用具入れのロッカーの扉が!



「「「「「…………」」」」」



僕たちは全員、言葉を失う。


何故この人が、とかじゃなくてなぜそこに、という点で。


いや、そちらは重要ではないんだろうけど、なんというか、やっぱり掃除用具入れのロッカーに隠れる意味が分からないというか…………え、なんで?



「天藤会長、何してるんですか?」



意外や意外、冷めた声でそう訊ねたのは紗々芽さんであった。


そう、掃除用具入れから顔を出したのは、北学区の生徒会長にして学園最強とうたわれるドラゴンナイト


天藤紅葉てんどうくれは、その人だったのだ。


そして優雅な動作で、まるで馬車から降りるがごとく姿を現す。


とてもとても掃除用具入れから出てきたとは思えない優雅さだ。超シュール。



「ふふっ……苅澤さん、少し見ない間に凛々しくなったわね。


見違えたわ」


「自分の姿を見つめ直してから言ってください。


ちっとも嬉しくありません」


「さ、紗々芽さん? なんでそんな会長にヘイト強めなの?」


「黙って」「うっす」



まぁ、人それぞれだよね!


僕も氷川のこと、わりと本気でメガネ割れろって日頃思ってるし!



「随分と仲良くなったわね」


「なってません。


それよりなんで会長がここに? そもそもなぜロッカーに?」


「だって、今の時期生徒会って忙しいでしょ?」



それ関係なくない?



「そうですね、体育祭の準備があるとか……まだ公式ではないようですが、今回は外部との合同もあるとか」


「そうなの。


だから黒鵜たちからも手伝えって言われててね」


「……また逃げてたんですか?」


「そうよ。一年生の校舎、それも空き教室の掃除用具入れの中に生徒会長がいるなんて、誰も思わないでしょ?」


「――詩織ちゃん、ちょっと生徒会の方に通報を」


「え、ええ」



普段は詩織さんの命令を紗々芽さんが聞くのだが、今回は逆の立場となっている。



「言ったらあなたたちが不純異性交遊的なことをやろうとしてたって全校集会でばらすわよ」


「「キタねぇ!」ッス!」



思わず声をそろえて驚いた。


大人げねぇどころかもうせこいというかずるいというか、一切迷いなく権力に頼ったぞこの会長!



「別に私はそんなことやるつもりはありません。


やるのは詩織ちゃんと英里佳の二人だけです」


「「えぇ!?」」



さらっと自分は除外してたよこの人。


なんだろう、地味に傷つくような複雑な心境!



「どっちにしろ苅澤さんが主導してたなら問題よ。


さぁ、私のサボりとあなたの不純異性交遊、どっちの方が問題なのかしら?」


「くっ……」


「どっちもどっちッスけどね」



この場で一番被害が少ない戒斗が冷静なツッコミを入れる。



「あ、あの……でも私たち本当に不純な気持ちはなくて、本気でスキルを手に入れたくて……強くなりたいだけなんです。


ですから、その……あんまり問題にはしてほしくないんですけど」



言い出しっぺの英里佳が真摯に会長に説明する。



「そうね……私も、未来の生徒会候補をこんなつまらないことで矢面に立たせるようなことはしたくないわ。


だから同じ部屋での寝泊まりはしないとこの場で誓えるのなら黙っててあげるわ」


「は、はい。誓います」



あら、あっさり。



「というわけで、今日からあなたたち五人まとめて、私のギルドで強化訓練つけてあげるわ」



どういうわけだ。


会長の宣言にみんなして唖然とするが、そんな僕らに追い打ちをかけるがごとく会長はつづける。



「貴方たちの強くなりたいという意向は無下にはしないわ。


むしろそこは私は大賛成よ。


だからいっそ、私と私のギルドの総力を挙げて、貴方たち五人を鍛えて鍛えて、ギリギリのギリギリまで追い込んで嫌でもスキルの一つや二つは軽く覚えさせてあげるわ」


「え……あ、あの……」


「遠慮なんかしなくていいわよ榎並さん。


私、あなたのこと心から応援してるんだから」



「な、なにが目的なんですか!」



英里佳を庇うように前に出る紗々芽さん。


対する会長は優雅な微笑みを一切崩さない。



「貴方たちを強くしたいだけよ」


「その目的を聞きたいんです!」


「後輩の育成は当然のことじゃない。


それに他の学区との合同体育祭よ?


あのドラゴンのことだから生徒会対抗でなんかやるつもりは確実よ」


「それはそうでしょうけど、なんで会長がそんなことを?」



紗々芽さんのその質問に、今日一番の微笑みを会長は見せた。



「だって、あなたたちの訓練を名目にすれば私は大手を振って事務仕事から解放されるじゃない?」



「最低だこの会長!」

「最初の印象と違ってこの人スゲェ駄目な人ッス!」



今さらだけど僕、氷川が普段どれだけ苦労してるのかなんとなくわかった気がする。


今度からもう少しだけ優しくしてあげよう!



「そういうわけだから、チームの代表は……三上詩織さんよね、ルーンナイトの」


「え……あ、はい。今はただのナイトですけど……」


「とりあえず連絡先交換よ。


準備が出来たらこっちから連絡するから、遅くても週末までに20層まで攻略しておいてね」


「え」


「じゃあねっ」



元気よく手を振って去っていく会長


台風が過ぎ去った後のように静かな教室で、僕は戒斗に訊ねる。



「…………あのさ……階層の攻略ってそんな簡単にできるものじゃないよね、普通」


「俺たちなら問題ないと思って言ってることなんだろうッスけど…………つまり、会長は俺たちを20層以降で訓練させる気ってことッスよね?」



20層以降って……あの暗闇空間?


もっとも遭難者が多発するという危険エリア?


…………え、本気で?


物凄く不安な気分でいっぱいになり、僕は思わず愚痴ってしまう。



「どうしてこうなった」



今までの経緯を考慮しても納得できる答えを僕は導き出すことができないのであった。

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