第1話 希望(ハロワ)かな? いいえ、異世界です。
辺りを見回す。
RPGゲームお馴染みの街、沢山の
「あれ、どこだ、ここ?」
順を追って整理しよう。
まず、夢と希望と履歴書を持って家を出る。
それから、駅へ向かうために歩く。
向かう途中でお腹がすいたのでコンビニでおにぎりを買った。
うん、問題ないな。
えーと、それから、頭が2つある犬に追いかけられただろ。
ん?。
「あーれ?、おっかしーな」
そして、現在へ至る。
「なるほど、わからん」
困ったように頭をかく裕。
考えてても仕方ないので街を歩いてみることにした。
街には武器屋や防具屋などもあった。
モンスターなどがいるからだろう。
とりあえず、あの頭が二つあるわんわんはぶっ飛ばす。
そんなことを考えながら歩き続けているとある店が目に入った。
それは、おいしそうな焼き鳥みたいなのを売っている店だった。
裕は、息を殺しながらそっと近づくて。
「一本ください」
「まいどぉ、100ペルノだよー」
おっさんが力強く言う。
裕は、あ・・っという感じの顔になる。
「お前さん、お金ないのか?」
「あ、はい・・」
「じゃあ、売れないよ、帰った帰った!!」
ひどい・・。
ペルノってなんだよ・・。
そんなの反則だろ・・。
異世界なので反則でもなんでもない。
むしろ普通である。
「どーしよ・・」
こんな感じで裕は異世界へ転生?されたのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます