【GL?】

「えっ?」

 音羽の言葉に琴美は固まった。

「それって、BL?」

 特にオタクでは無い琴美だが、その単語は知っていた。

 級友達にはそういうのが好きなもいたからだ

 美男子イケメン同士が、ベッドの上で半裸になって抱き合い、唇と唇を重ねようとする場面シーンが頭の中に浮かぶ。

「BLではない」

 しかし、薫は真顔で否定した。

「GLだ」

 そして、断言する。

「GL?」

 聞き慣れない単語に、琴美は首を傾げた。

「なに、それ?」

百合Girls Loveの略だ。

 そんな琴美に教える薫だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る