【切実な悩み】
そんな話をしているうちに、下着屋に着いた。
「わぁー、これ可愛いー」
「あっ、これいいかもっ!」
色とりどりに壁に飾られた下着を、羽音と琴美は見繕っていた。
音羽は、その姿を後ろから上機嫌で見ている。
「いいんだけど……可愛いんだけど……」
ショーツを手に取って、琴美は悩んだ。
「ん? 気に入ったならそれにすれば?」
「そーしたいんだけど」
羽音の言葉に、琴美は複雑そうな顔をした。
「上下セットなの……」
壁に飾られたお揃いのブラを見て琴美はがっかりした。
琴美のブラサイズはFカップだ。上下セットの下着の場合、大抵はそこまで大きいサイズは無い。
「ああっ……」
琴美の胸と飾られた表示されたブラのサイズを見比べて納得する羽音だった。
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