童話と言うより、エッセイと言う感じがしないでもない。どっちに分類しようが、それは枝葉末節で、作者の優しい気持ちが滲み出た作品です。幼な子を持つ若い親世代の方には、子供を教え諭す際の参考になると思う。星の数は、短編にはMAX2つが信条だからです。尚、別作「おもちゃの時間」は街コン優秀賞の受賞作です。そちらも楽しんでください。本作品よりも感情移入し易いと思います。
「お友達」について、ここまで簡単に、でも分かりやすくて、さらりと納得できる。最後の方の願いにも似た文章に、作者様の優しい思いやりを感じました。