Battle4 ゴーストニンジャガールを世に知らしめろ
4-1
放課後になると同時に、教室の外に葵の姿が見えた。
鋭一は薄く笑った。待ちきれない様子で現れる葵の姿が微笑ましい。
クラスメイトが騒ぎ立てるのはいつもの事だが、もういっそ見せつけてやればいいか、くらいの余裕を鋭一は持ち始めていた。
葵が、静かに教室に踏み込む。彼女は雑多な机の隙間を、一つの障害物もないかのようにスルスルと進んだ。実に流麗な
一つの机にも接触しないまま、すぐ右までやってきた葵に鋭一は声をかけようと片手を上げた。
「葵——」
が。
少女は鋭一の机にも接触せず、右から左へ通り過ぎた。
鋭一の首も右から左へ無言で向きを変える。
視線の先には、足を組んで座るクラスメイトの女子生徒。
葵は、制服を着崩した女子高生社長の席の前でぴたりと停止した。
「あの」
スマホで経済ニュースを読んでいた最上珠姫は、驚いて顔を上げた。
「へぁっ?」
彼女らしからぬ上ずった声が漏れる。
幽霊もしく忍者のように無音で現れた一色葵は、当たり前のようにスカートのポケットに手を差し入れて円形のものを取り出した。
もちろん、煎餅である。味は柚子こしょう。
「今日のぶん」
本日の貢ぎ物だ!
新たなスキャンダルに教室は沸き立った。「早くもネトラレ案件発生か」「ゲーム男、束の間の天下!」「略奪愛、炎のごとし」「何か渡しているぞ……友達料? 上納金?」「我々は収賄の現場を目撃しているのでは?」などの声が飛び交う。
珠姫は頭を押さえて目を伏せた。
「なるほど……鋭ちゃんはコレと戦ってきたわけか」
そして、ひとつ息を吐いてから立ち上がり、言った。
「葵ちゃん。あたし、モノで釣られるほど安い女じゃないんだけど」
「……もらってくれない?」
葵は小さく呟きながら首を傾ける。
珠姫はそんな葵の頭をポンと叩いて、ついでに煎餅を受け取った。
「釣られるならモノよりヒトだよね。お菓子についてきた、可愛い女の子のほうに釣られてあげよう。今日も、行くんでしょ?」
「うん」
「じゃあさっさと行こうか」
珠姫は葵の手を引いて歩き出した。流石に落ち着いている。そう、騒がしい教室には長居しないに限るのだ。
彼女らは教室の出口へ向かう途中で、中央付近の男子生徒の席を通過する。
その少年、平田鋭一は片手を上げたままの姿勢で固まっていた。
彼の様子を見て、葵は不思議そうに話しかける。
「どうしたの鋭一、行こう。今日も遊ぶ」
「いや、なんつうか、動けねえわ……」
「……? もう約束、忘れた?」
葵は二本指をスッと出した。同時に鋭一の背筋が凍る。
「鋭一は記憶力が心配だから」
「ご、ご心配おかけしますね全く」
一色葵を相手にする場合、適切な間合いを測るのは簡単ではない。
それは戦闘でも……会話においても。
もちろん、そこが可愛くもあるのだが。
* * *
プラネットがここまで流行した要因のひとつに、動画配信の手軽さがある。
ここで行われる全ての試合は自動で録画されており、両者の合意があれば試合終了後に即公開できる。また同じく合意の上であれば、試合の様子を生放送で配信する事もできるのだ。
それらの機能が外部アプリを介す必要なく、プラネット内で完結して提供されている事も大きかった。特別な知識も必要なく、操作も簡単だ。
試合に勝つよりも動画再生数を伸ばすのを目的としている
難しい技を決めた時など、一発芸的な動画も人気を集めている。鋭一のサドンデス最短決着記録である0.6秒の動画もまた、トップクラスの再生数を誇っていた。
だがやはり最も人気があるのは、公式戦におけるトッププレーヤー同士の対戦動画だ。
「じゃあ、再生するぞ」
「うん」
鋭一と葵はVRルームのソファに横並びに座り、葵だけがゴーグルを被っている。
動画再生においても、このゴーグルが生きる。実際に戦った選手の視点で、試合をまさに「体感」できるのだ。
別のソファには珠姫もおり、彼女と鋭一はディスプレイで俯瞰視点の観戦となる。
今まさに再生されようとしている動画は、昨シーズン公式戦の最終盤のもの。前年の王者を決定づけた試合である。
対戦カードは、「Z」対「nozomi」。
現在のデュエル・ルール、レベルAにおいて不動の一位と二位の対戦だ。
これから始まるのはプラネットにおける最高峰、さらにその頂点の戦い。
葵は、鋭一と約束した。最強——デュエル・ルールの一位を目指すと。ならば、その一位がどれ程のものなのか知っておく必要がある。
葵は今、現チャンピオンである「Z」の視界をゴーグルに映していた。本人に成り替わる事が、最も彼の凄さを理解できるのだと鋭一は言う。
準備は整った。鋭一がディスプレイ上の再生ボタンをタップする。
するとすぐに、画面の中の闘技場に——二人の戦士が降り立った。
[DUEL RULE 1on1]
[LEVEL-A OFFICIAL MATCH]
プレイヤーランク2位、「nozomi」。
黒いレース地のひらひらしたドレスを纏った女性アバター。漆黒の長い髪に、深い闇を映す黒々とした瞳。対照的に肌は白く、リアルな色彩感を誇るプラネットの世界において、彼女の姿は完全なモノクロで表されている。
そして、現王者——「Z」。
かなりシンプルな、男性武闘家のアバターだ。上半身は裸で、下半身のみ道着を身に着けて黒帯を巻いている。筋肉質な上半身は、両拳にサラシを巻いてあるだけ。顔立ちは凛々しいが、同時に個性に乏しいとも言えた。
両者は向かい合う。
レベルAは、自ら「ランキング戦」にアクセスせずとも運営によってリーグ戦が組まれるようになっている。1シーズンの成績を固定メンバーで争うのだ。つまり、この二人は既に飽き果てるほど顔を合わせている。
試合開始を前に、nozomiが何やら口を開いた。両者の希望により、この動画は会話音声が非公開となっている。何を話しているのかはわからない。Zも短く応えたようだった。
二言、三言。その後も多少の言葉が往復したようだったが、
[READY]
その文字が浮かぶとともに、二人は会話をやめ構えをとった。
nozomiが両手を前方へ掲げる。
Zは左右の拳を握って胸の前に構えた。
呼吸を整える。静寂の糸が張り詰め、短い時間に無限の緊張が満ちる。
――そして
[FIGHT!!]
開始を示す合図。
同時、
ズ オ ッ
nozomiが、全身に闇色の霧をまとった。
「…………!!」
それに反応した葵が、わずかに体をこわばらせる。
やはり葵でも驚くかと思いつつ、横を見る鋭一も少しの汗をかいた。
nozomiからは黒いオーラのようなものと一緒に、画面越しにも伝わるほどの尋常でない殺気が噴き出している。葵は殺気を0から100へコントロールできるが、nozomiのそれは言うなれば200に近い。
人の生理的恐怖に訴えるレベルの、「目の前の相手を殺してやる」という圧倒的な意思。
仕組みからいえば、彼女のまとう霧と殺意は無関係である。霧のほうはそのまま<ミスト>というスキルだ。単一色の霧を出すことができる、ただそれだけのスキル。だがnozomiの凄まじい殺気が、ただの霧を威嚇のオーラに変えるのだ。
殺気などというのは形のないものだ。だがプラネットのリアル極まりないVRテクノロジーは、プレイヤーの呼吸の速度、視線の動きや目つきなど「雰囲気」に近いような微細なニュアンスをも再現する。
レベルの低い
無論……ここで相対するZは不動であるが。
両者は数秒だけ、じりじりと動いて間合いとタイミングを見た。
だが膠着は続かなかった。
nozomiのスタイルは先手。常に自分から動くのが彼女の戦い方だ。
Z……すなわち葵の眼前で、漆黒のシルエットがゆらめいた。
次の瞬間、黒いモヤが尾を引いて視界から消える。
地を蹴る予備動作すらない唐突な移動。
物理的質量をも感じさせる膨大な殺気が消失する。
……と見せかけて、すぐに再び現れる。Zの左斜め後ろ。
強烈な存在感を突然に背負うことになり、葵はその凄みを肌で感じた。悪寒が走り、背中に汗をかく。だが試合の展開は驚く暇すら与えてはくれない。
黒いモヤをまとったnozomiの左手がムチのようにしなり、Zの左腕を取りにいった。霧は彼女の体の輪郭をぼやかし、指先がどこにあるか悟らせない。ミリ単位での精緻な攻防においては極めて有効だ。
このまま腕を絡めとってしまえば、「毒蛇」と形容されるnozomiの腕は瞬時に相手の肘関節を壊すことができる。悪夢の手が伸びる。
が、その手が空を切る。
Zがわずかに振り返り、肘を支点に背後への裏拳を繰り出していた。手の甲がnozomiの二の腕を捉えている。
バランスを崩され、nozomiがわずかに後ずさった。
その時。葵がぎゅっ、と拳を握るのを鋭一は見た。
葵はこの一度の交錯で、全て理解できたのだろう。
Zがどれだけ恐るべき事をしたのか。
nozomiが背後に現れても、一切動きを乱さずに。
視界の端に映った黒い霧の一部だけを頼りに相手の攻撃を読み。
振り返りながら、襲い来る敵の手ではなく、二の腕を狙って撃退する。
この恐るべき相手の奇襲を前に、ひとつも間違えない的確な回答をしたのだ。
手を伸ばしてきた敵に咄嗟に反応すれば、手の先を狙ってしまいそうなものだ。だがそうすれば逆に拳を掴まれ、手首を破壊されてしまうだろう。nozomiはそのくらいの事は容易く行う。
Zを王者たらしめるものの一つは、間違いなくこの完成された対応力だ。
その後、二人は幾度となく交錯した。
黒い奔流が尾を引いて迫り、そのたびに撃退された。様々な角度、手段で襲いかかるnozomiの攻撃を、Zは冷静かつ的確に全て捌ききる。
変化があったのは六度目の激突だった。
黒い霧とともにゆらりと消えたnozomiは、直後、Zの真正面に現れた。意表をついた移動。顔面に殺意の直撃を受け、現実の葵の身体が
正面からの相手に対応するには正面から戦うしかない。Zは直線的な右ストレート。速度、重さ――単純ながら芸術的なまでの正拳だ。合わせるようにnozomiが腕を伸ばす。
両者の腕はすれ違い——nozomiの腕は、Zの腕を絡め取った。
蛇のように相手の腕に巻き付き、肘を極めて、折る。
それを一瞬のうちに行う。彼女の必殺の動き。
Zの腕がメキリと嫌な音を立てる、と同時。
男の膝が突き上げられ、己の腕もろともnozomiの腕を叩き砕いた。
「…………ッ!!」
nozomiが目を血走らせ、歯を食いしばる。
圧倒的に安定した受けを見せるかと思えば、容赦なく自分の腕を犠牲にする。尋常ならざる判断力。
その間も一貫して、Zの眼は遠くを見るような冷たさを保っている。
「——鋭一」
頬に汗を一筋流しつつ、葵が口を開いた。
「この人は……”裏”の人……?」
僅かに、唇が震えている。
「もしかして、人を、殺したことがある……?」
よほど、何か感じるところがあったのかもしれない。
鋭一は苦み走った笑みを浮かべ、答えた。
「いや、流石にそれは無いだろうけど……この人は。ただ単にそのくらい、強いんだ」
互いに腕を一本失い、しかし崩れたのはnozomiの方だけだった。ここで優勢に立ったZは蹴り技中心の打撃戦にシフトし、そのままKO勝ちする。
桁外れの技術、反射神経、そして精神力。果たしてどうすれば、この男を崩せるのか? 答えの遠い疑問に思えた。
再生を終え、鋭一は「ふう」と一つ深い息を吐いた。この試合は凄いが、それだけに一度見るだけでも疲れる。試合をVR体験した葵などは、さらに疲労したのではないだろうか?
そう思い鋭一は横を見る。葵は、まだゴーグルを外していなかった。
「鋭一」
「どした?」
「もう一回、いい」
「えっ」
流石に驚いた。
葵だって観戦中は、汗すら流していただろうに。
「今の、また見たい」
「……わかった」
葵は一度腰を浮かし、ソファに座りなおした。背筋をぴんと伸ばして視界に集中する。
そうだった。葵は元々、とてつもなく根が素直で真面目な性格なのだ。
目の前にハードルを置かれれば、愚直に向き合って越えようとする。
親に課題を出され、ひとつひとつ技を身に着ける——。一色葵はそういう人生を送ってきた。
結局葵は都合五回、この動画をループした。
* * *
休憩がてらトイレに行き、その帰りに廊下のドリンクバーから飲み物を取る。
コーラの入ったグラスを片手に鋭一が個室に戻ると、なぜか葵の姿が消えていた。
「あれ? 葵?」
「こっちこっち」
珠姫の声。彼女の座るソファへ振り向くと、そこにはいつも通りに脚を組んで座る女子高生社長。
ただしその膝の上に、しなだれかかるように葵が寝そべっていた。
「どう? なんか膝の上に黒猫乗せた悪の黒幕みたいで良くない?」
「……黒幕って良いもんなのか?」
葵は目を閉じてすやすやと寝息を立てている。濃密な試合の連続視聴で流石に疲れたらしい。
何かと物騒な彼女だが、こうして平和そのものな顔をされてみると、元の顔立ちも相まって本当に可愛らしい。黙って横たわっている姿は丸まった子猫のようで、彼女が思っていたより小柄だという事実もよくわかる。
珠姫は満足げに葵の頭を撫でている。いつの間にそんな仲になったのか知らないが、素直に羨ましいと思う。
そうしてしばらく眺めていると——寝息に混じり、葵の口からもごついた声が漏れた。
「うーん……鋭一……」
「お」
鋭一はどことなく得意げな顔になる。
「どうやら夢の中に出てきたのは俺のほうらしいぞ」
「なにィ」
二人は葵の顔を注視した。その寝言は、こう続いた。
「……倒す……」
二人は顔を見合わせた。
「鋭ちゃん、たぶん夢の中で全身バッキバキだぜ」
「……頑張れ、夢の中の俺」
葵の口元は幸せそうに緩んでおり、しかし彼女の幸せとは何かを考えると、夢の中の鋭一はどうやら五体満足ではなさそうだった。
「さて葵。俺、昨日の夜考えたんだけどさ」
「うん」
十五分ほどして葵が目覚めた後。二人は並んでソファに座り、作戦会議を始めていた。葵がレベルAを目指すための作戦を。
「やっぱりカードの構成を変えたほうがいいと思う。最初に説明した、三種類のやつな。覚えてるか?」
「わたしの記憶力は大丈夫」
全く問題ない、というふうに葵はこくりと頷いた。何やら含みがあるが聞かなかった事にする。
「今、全部一枚ずつにしてるけどさ。もっと極端にして良いと思うんだ。例えばスピードに3とか……パワーに3とか」
鋭一は説明した。
彼との闘いで、葵は真横に動いたり跳び蹴りを出したり、かなり派手に動き回った。あのようなスタイルならば、普通はスピードに多く振る。
一方で、「掴めば終わり」なのは葵の強力なスタイルでもある。それを最も確実にする方法が、パワーを強化する事だ。今のままだと、パワーで上回る相手と当たった時には、振りほどかれる可能性もある。
ちなみにテクニックは、葵の場合は振る必要がないのではと思えた。狙いの補正や姿勢の制御がラクになるというメリットはあるが、素の技術が高いプレイヤーであればあまり必要なものではない。主に初心者が技術の低さを補うためにテクニックに振る事が多い。
「例えば、さっきのnozomi……あれは多分、パワーに3振ってる。片手で関節折るなんて、そのくらい腕力がないと出来ないからな」
「うん」
「で、俺のオススメも……パワーだ」
鋭一は人差し指を立てた。説明する時の彼の癖だ。
「スピード0って言っても、カードによるブーストがかからないだけだからな。生身と同じくらいには動ける。葵なら、それで十分だろ?」
「わかった」
葵は真剣な眼差しでこくりと頷いた。
「パワーにする」
「お、すんなり」
「試してみたい」
そして、ゴーグルを掴んだ。先ほどまで疲れて寝ていたとは思えないほど素早い決断だった。
鋭一は少し困ったように止める。パラメータだけではアバターは完成しない。
「あ、いや、それと今度こそスキルの話しようと思ったんだけど……オススメもいくつかあって、」
「試してみたいの」
が、葵はゴーグルを被る手を止めずに繰り返した。
苗字の件といい、彼女はたまに頑固なところがある。
おとなしく引き下がるしかなさそうだった。
「あ、そう……はい、わかりました……」
「なんか鋭ちゃん、早くも尻にしかれてんなァ」
珠姫が茶々を入れる。直接対決で負けただけに鋭一としても、先輩面して全部言う事を聞かせるわけにもいかない気がしていた。
葵はアオイとしてログインし、つかつかと「覚悟の門」まで歩いていく。すっかり慣れたものだ。門番に話してウィンドウを開き、「デュエル・ルール」の「ランキング戦」を選択する。
「あっ、しまった葵、試すだけならフリー対戦でも……」
鋭一が口を挟もうとしたが、遅かった。
レベルBにも、Cと同様にランキング戦は存在する。ただしここでは敗北するときっちり10P引かれる上に、現在200Pちょうどしか持っていないアオイは、一度負ければレベルCへ逆戻りである。
ランダム対戦では基本的にはポイントの近い相手とマッチングされるようになっているため、そうそう葵の相手になるような敵と当たる事はないと思うが――
鋭一が画面を眺めていると、マッチングが成立したようで、対戦者の名前が表示された。
[アオイ]
VS
[百道]
「……!!」
その名を見て、鋭一と珠姫が反応する。
「も、
「もしかして、またやらかしたわねコイツ……」
鋭一は身を乗り出し、珠姫はなかば呆れ気味に頬杖をついた。
葵は特に気にした様子もなさそうにゴーグルに集中している。
「試運転の相手としちゃ厳しいかもしれないぞ……」
鋭一は忠告するように、葵に後ろから声をかける。
「俺は戦った事もあるけど……そいつが今から何してくるか、まったくわからない」
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