第21話 チョコレートを食べるには


 チョコレートを食べるには

 きっと季節は冬が良い

 気温が低いと溶けないから


 チョコレートを食べるには

 きっとロマンチックな雰囲気がいい

 とても似合うことだろう


 チョコレートを分けるなら

 それは好きな人が良い

 同じ楽しみを作れるから



 なんてことを考えながら

 僕はまんまと世の中に踊らされて

 市販の板チョコを口で割った


 もちろん、一人なわけだけど

 これが意外と乙なもんで

 もうすこし、ひとりで

 バレンタインを楽しむことにした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る