第20話 自分の詩の方向性について


 僕は真ん中を歩く

 僕にとっての真ん中を


 ぼくのしたには

 ぼくよりも ありがとうにあふれてる

 これは痛い、いばらのみちになりそうだ


 僕の上には

 僕よりも 高尚こうしょうな言葉が飛び交っていて、

 575のリズムが 知的でついてけない



 僕は真ん中を歩くつもりだけど、

 僕は 誰かがすでに通った道を

 知らない顔をして 開拓するのだ。


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