ねたろう
朝 目が覚めると
用意されたご飯
用意された衣服
僕は恵まれている
用意された場所
ここが僕の部屋
散らかるばかりの
何の音もしない
ただ日の光がまぶしい
気が付けばもう一日の後半戦
日曜日の気だるい昼下がり
ただこの場所が心地良くて
窓の外なんて正直どうでもよくて
目をつぶっても眠れなくて
好きなうたを聴いても同じで
何かをしようと思っても出来なくて
ゆっくりゆっくり時間は過ぎていく
何の意味もなく生命が削られていく
そして僕は瞳を閉じる
もう少し暖かくなったら
ちょっとくらいは外に出てもいいかもね
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