よもや、こういった類いの小説をカクヨムで見ることになろうとは思いませんでした。
人間理性の行き着く先。近代が至る地平線は一体どのようなものなのか。技術は人間に何をもたらすのか。
そもそも、人間とはなにか。
精神と肉体の混合物か?
精神か?
或いは肉体か?
否、人間とはそれらでもなければ、それでもない。
人間の本質とは、、、、
素晴らしい結論です。
折々に触れて為される鋭い洞察も素晴らしいとの一言に尽きます。
かなり人を選んでしまうテーマで万人から評価されるものではないでしょうが、思弁的な文章に慣れていれば一読して損はありません。