ウイルス進化論

僕はこの世界に寄生している。生命の誕生については様々な謎が残る。

もしや人類は他の惑星からやってきた宇宙人なのではないだろうか。

宇宙人は月ロケットのような形をしていて地球に到着した。

電子顕微鏡でやっと見られるくらいの微細な存在。

人一人の存在も宇宙レベルで確認すれば割合としてみるならばそれ位微細だと言える。いわば人自体が地球に寄生しているウイルスだというとらえ方もできるのである。




月ロケットはやがて細胞へと変化していく。別の個体の細胞は月ロケットに変わり、他の個体に着陸する。個体同士の相性が合わない場合は異物として排除されるか、または移動してきた細胞がその個体を侵略し、結局その個体も侵略した細胞も死滅してしまう。


もしも相性が合う場合は取り込まれる。そしてある時は急激な進化を遂げる。


しかし地球に侵略してきたウイルスが人間だとしたら、人間は別の惑星の細胞のひとつひとつ、と言えるかもしれない。

もしも地球が進化したとしたら。どのような形態になるのだろうか。

それとも地表をコンクリートで固め、プラスチックのケースに閉じ込められつつある今、既にもう進化しているのだろうか。

もしも人間が地球と相性が悪かったらどうなってしまうのだろう。地球がバリバリと割れて溶岩の中から月の表面が現れるイメージがふと浮かんだ。


ウイルス進化論についての論文

その中で最もウイルス進化論を明確に表しているとも言えるような数式

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