第4話 訓練





次の日の朝…




僕は昨日の夜から剣術の訓練が楽しみで眠れなかったのである、例えると遠足の前日みたいな感じだ。

どんな動きをするのかとかアニメでやっていた動きをやるなどの妄想をしていたからだ

しかもまだ時間が早いため父さんも母さんもまだ起きていない、日もまで出ていない。

まだ少しでも睡眠をとったほうがいいと思い、目をつむり寝ようとするが一向に寝れなかった。



そしてついに一睡もできなかった…

僕は起きて家の庭やってきた。




「おはようベル」



「おはようございます…」



「よく眠れたか…?その様子じゃあまり眠れなかったようだが…」



「はい…父さんと訓練するのが楽しみでして」



「そうかそれはうれしいな、それじゃあ早速始めるか」



「はい!」



「とりあえずはじめは基礎体力をつけるためにトレーニングをするぞ」



「え…?剣は使わないのですか?」



「そうだ基礎体力もないのに剣を振ってもすぐにバテて訓練にならないからな」



「で、でも!僕は体力に自信があります!」



「ほう…ベル体力に自信があると?」



「はい!もちろんです!」



「わかった、それなら今日はどれだけベルの体力があるか確かめようじゃないか」




嫌な予感がしてきた…




「とりあえず剣を振れなくなるまで振ってみろ」




やっぱりそういう系が来ますよね~




「わかりました、ですが肝心な剣は父さんにもらった剣でいいのですか?」



「いやベルにはこっちを使ってもらう」



「木剣ですか…」



「もちろんだ、訓練で誤ってベルを大怪我させたくないからな

それと俺があげた短刀は軽いからな、まだ木剣のほうが重いから練習になるだろう」



「わかりましたやってみます」




そして僕は木剣を父さんから受け取った、木剣は思ったより重かったが

結構わくわくしてきた



よし!素振りするか




「はっ!はっ!」



「おーベルいい振りをするな」



「ありがとうございます!はああっ!」




そして素振りを続けていたが数十分で僕は…




「はぁはぁはぁ…」



「おいベル大丈夫か?」



「ま、まだ…い、いけます…はぁはぁ…」



「どうやらもう限界ぽいな、やっぱり明日からは基礎体力作りからだな」



「わかりました…」




まさか僕がこんなにも体力がないと思わなかった

ちょっとショックだ




「今日はとりあえずここまでだ、続きはまた明日だ」



「はい!ありがとうございました」




こうして訓練1日目が終わった。

そして僕は次の日から猛特訓した。

朝は剣術の訓練をし、昼過ぎからは魔法の訓練を隠れてやって

これが二年ほど続いた。


剣術をしていたある日のことだった

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