第2話。飴。

おばーちゃん:くっしょほろがー!


きのこ:何怒っとんだな。ばーちゃん。


おばーちゃん:何もくそもあるかー!くっしょほろがー!


きのこ:落ち着くんだな。飴でも食べるんだな。ばーちゃん。


おばーちゃん:飴か?えっぞぉ!貰おうか!可愛い孫じゃのう。


きのこ:そうでも無いんだな。お駄賃が欲しいんだなー。ばーちゃん。


おばーちゃん:あっほかー!バカにするな!こいつ!こらー!


きのこ:ひぇー!また怒ったんだな!血圧だなー!


おばーちゃん:なぁにが血圧じゃ!早よ飴渡さんか!よこせ!


きのこ:あっ!何するんだな!

ばあちゃん!怒るんだな!許さないんだな!


おばーちゃん:そっ。そんなに怒らんでもええじゃろう。だ。駄賃やろうか?資産家のばあさんじゃぞ。


きのこ:いらないんだな!謝るんだな!


おばーちゃん:すまなんだ!きのこやー。許してくれ。


きのこ:まあいいんだな。飴旨いんだな。極上だな。


おばーちゃん:どれどれ。(べー!すっぱいのう!これは食えんわい。)う。旨いのう。きのこや。(うー。すっぱー。)ありがとうじゃ。(しゅっぱー。)


きのこ:まぁねだな。えっへんだな。


おばーちゃん:きのこや。お茶を持って来てくれんか?(あー!ずっぱー!)


きのこ:がってんしょうちだなおやびん。とことこだなー。


おばーちゃん:がー!すっぱいわい!ティッシュじゃー!


きのこ:すたこらだなー。んっ?何しとんだな。ばーちゃん。


おばーちゃん:ん?がーはっはっはっは!何でも無いわい!がーはっはっはっは!


こうして2人の毎日は続いて行く。



続く。

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