きのことおばーちゃん。

ちくわ

第1話。きのことおばーちゃん。

おばーちゃん子のきのこと元気なおばーちゃんのお話し。


きのこ:だなー。ただいまだな。ばーちゃん。お茶だな。冷たいのお願いだな。


おばーちゃん:帰ってきていきなりそれか。大した事ないのー。しっかりせえ。


きのこ:だなー。喉が渇いとんだな。苦しいんだな。早くだな。


おばーちゃん:はああ。苦労をしとらんとこうなるんじゃ。わしがお前の頃はほんとに苦労したぞ。

朝からにわとりの世話その次は牛。馬も世話したな。


きのこ:ぼけとんだなー。どうでもいいんだなー。それよりお茶だな。


おばーちゃん:その頃、苦労したから資産家のばーさんになったんじゃ。どうじゃ?凄いじゃろう。


きのこ:ああー。凄いんだな。手を合わせるんだな。なむなむなむ。なむなむだなー。御利益があるんだなー。


おばーちゃん:そうじゃぞー。がーはっはっはっは!

お前はええ子じゃのう。ほれチョコレートじゃ。


きのこ:御利益だなー。凄いんだなー。ばーちゃん。お茶も欲しいんだな。


おばーちゃん:そんなん無いわい。


きのこ:それじゃ駄目だな。お茶だな。冷たいだな。


おばーちゃん:何偉そうな事言うとんじゃ!こらー!


きのこ:ひぇー!怒ったんだなー。


おばーちゃん:こいつー!このー!


きのこ:許すんだなー!怖いんだなー!もう一回手を合わせるんだな。なむなむなむ。


おばーちゃん:まあ。ええわい。わしの最高級の冷蔵庫に最高級のお茶が入っとる。取ってこい。


きのこ:がってんしょうちだおやびん。だなー。


こうして2人の日常は続いて行く。



続く。

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