そして投稿へ
面白いオチは書けましたでしょうか。それでは大詰め、投稿作業に入ります。とは言ってもカクヨムはよくできているので右上の公開ボタンを押すだけで作業は完了します。なのでここからはタグ、レビュー、あらすじ、その後することを伝授したいと思います。
タグというのはその作品に含まれる要素を示したものです。例えば『学園』『女子高生』『青春』というタグならば、学校を舞台にしたラブコメなのかなぁと想像できますよね。それと読者の中には「『青春』がみたい!」という方も大勢いらっしゃいます。そこでタグを使って検索をするわけですね。そういった要望に応えられるようになるべく多くのタグをセットしておきましょう。検索に引っかかりやすくなりますよ。
次にレビューです。これはカクヨムにおいてタイトルに次ぐくらい大事です。なぜならこのサイトでは自身で読みたくなるような煽り文句をつけることができるのですから。便利ですね。
さて、皆さんはポップをご存知でしょうか。本屋さんに行くと「店長おすすめ!」みたいな紙が本の近くにあったりしますよね。あれがポップです。如何にこの本に興味を持たせるか、第二のタイトルと言っても過言ではないでしょう。それを自分で考えてもらいます。例えば作品中の印象的なセリフを載せたり、「○○な方におすすめ!」と直接ターゲットを指定してもいいですね。この作品もその手法を使っています。
あらすじですがこれは実際の文庫本を参考にするといいでしょう。本のカバーの裏側に小さい文字で何か書いてありますよね。そんな感じで書けばオッケーです。できる限り客観的な視点で書きましょう。
これで投稿完了です。お疲れ様でした。カクヨムホームページは新着の小説という欄があるので貴方の作品もしばらくはそこに載るでしょう。そしてPV数も徐々に伸びていくはずです。しかし気を抜いてはいけません。私が再三言っている『読む』をまたやりましょう。投稿した後に「ここ間違えてる」なんてよくあることです。一通り読み直し、誤字を訂正したら小躍りでもしながら感想を待ちましょう。
舞いは極めて重要です。作品の完成度、及びPV数を飛躍的に高めると海外の大学の研究でも証明されています。……少し真面目な話をしますと、作品を書いた後って達成感を感じたりしませんか?それで「これは面白いぞ!」って思ったりしませんか?でも一晩経つと「なにこれ」ってなりませんか?これは作家にありがちな「小説執筆後達成感超大作病」です。私も罹っています。なので一旦冷静になり、客観的な視点で作品を見直すことが重要なのです。要は頭を冷やせってことです。例えば散歩に出たり、寝たり、踊ったり……方法は各々見つけてください。私は一時期この作業が面倒になり、踊りながら文章を書いたことがありましたが、今考えるとただの頭のおかしい人でした。マネしないでください。
見直しも済んだらしばらくは自由時間です。次の作品の構想を練るのもよし。別の趣味に時間を費やすのもよしです。でもPV数ってチラチラ確認しちゃいますよね。1増えるたびにニヤケたり、星が付いたら歓喜したり、レビューを頂いたら脱腸したり。しかし最初は勢いが良くても徐々にPV数は伸びなくなっていきます。次回はその対処法、及びたくさんの人に作品を見ていただく方法を紹介します。お疲れ様でした。
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