第二部 黒いレッグウェア!

第1話 敵は馬鹿ばっかりだ

パオーン 


ぞうさんが何匹も列をなして行進している。


その頭に黒いパンストを穿いた強烈なバインバインの持ち主が、黒髪をポニーテールにして佇んでいる。


その足にはヒールが尖った靴が履かれている。


ぞうさんも頭がいたいのか、鼻で頭を掻いている。


でも、女は気づかない。気にしない。


なぜなら、踏むことは女の使命であり、従属させる行為。


目指すのは白い神殿。


汚らわしく低俗なハゲタロスが支配する世界だ。


すべてを破壊し、ハゲを信奉する。終末を望んでいる馬鹿ばかり。


そう、あいつらは馬鹿だ。


予言の青いサイハイソックスの少女を信じている。


その少女がとうとうウミーンのもとに現れたという情報を掴んだ。


馬鹿女、いやチビチッパイのもとに。


我が神はその少女を……


殺す!


馬鹿ども待っていろ! このアタクシの足の下にひれ伏させてやる。



「あははははははははははははははは!!」



黒いパンストバインバインは声も高らかに笑った。








ちなみに作者はオーディブルを聞きながら書いているので思考力は0である。

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