「葬送曲」
煩先生
片翼の詩が
惑わぬ為に
僕は亡骸で
道程を焚く
死灰に宿る
切望を舐め
杏の花だけ
嵐で散るぞ
雷鳴の目が
恋せぬ為に
君は青空で
静謐を編む
酸素に残る
今更を知り
命の露だけ
泪で割るの
「葬送曲」 煩先生 @wazurai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます