こんばんは、和泉ユウキです!
四冊目、五冊目、読ませて頂きました!
まず、四冊目。
怪盗、というのが実は大好物でして。
自分では書けないんですが、読む時はいつもわくわくします。
なので、セレスさんの気持ちは、そのまま私の気持ちを代弁しておりました。
「なんですって!」
という驚きも、まさに私の驚きでした。
怪盗、捕まっちゃったよ……だからこそ本に潜っているのですよね(笑)。
怪盗っていうと、ライバルの警部がいるっていうのがセオリーな気がしますが、この「怪盗ルナール」は五巻までは違ったんですね。
かなり驚きました。
でも、怪盗らしい怪盗でした。
最後の結末は、とてもわくわくする終わり方でしたし、このまま己を貫いて欲しいと願ってしまうほどです。
これからの作者さんに影響すると良いな、と思ったりしますが、そうはならないですよね……。
しかし、サミュさんの反応がやっぱり良いですね(笑)。
話が長くなると聞いて、「じゃあいいや」とか、実に彼らしいです。
二人のやり取りを見ていると、やはり和みます。
第三巻は、結構もやもやしたので余計に沁みました。
五冊目。
サミュさんとセレスさんがいきなりモデルさんで笑いました。
しかも、騎士と姫!
私の大好きなシチュエーションですが……!
こ、この二人で騎士と姫!……コメディしか思い浮かびません!
そして、セレスさんがかなり純情で微笑ましかったです。
というか、サミュさんがモデルとはいえ口付けをしたのがかなり意外でした。おやあ?
身分違いの恋は、本当に壁が高いですよね。
物語でも(現実でも)よくあることだし、物語ではよく扱われる題材ですが、中のキャラ達にしてみれば一世一代の賭けや覚悟みたいなものが確かにある気がします。
そして、悲恋なんですね……ガーン。
個人的には物語の中でくらいハッピーを……とも思いましたが、これはこれで深く胸が抉られる……。
あと、サミュさんの夢。
何だか、不穏です……。
愛が分からないといった様子や、彼の言動をセレスさんが心配していた通り、色々不安です。
今回の夢が関係しているのでしょうか。
眠りは人にとって大切なのに、常に悪夢に晒されるのは辛いです……。
これから、どんな風に物語が展開していくのか。
二人の関係性ともども見守っていきたいです。
作者からの返信
ありがとうございます。こんなにたくさん綴っていただいて……嬉しいです!
怪盗モノはいかに鮮やかに、相手を出し抜くかに魅了されるものと思っておりますが、それを書くのはなかなか難しいですね。こういった怪盗は己の美学を持っていることが多いので、ルナールの意地というか美学というか、それを見せたくて書いたお話でした。
五冊目は色々と温度差の激しい話となったのですが……ルナールが作者への反逆だったので、モーリスは彼なりの愛情表現を(たとえ結末は変わらなくても)描ければと思いました。
サミュがちょっと不穏な感じなのは……そろそろ、彼の内面についても語るべきときが、と……
セレスがサミュとともにいる意味など、噛み締めつつ、物語を書き連ねたいとおもいます。
サミュエルの過去に一体何が……⁉︎
タイトルからして、次話から明らかになっていくのでしょうか……。気になるところです。
作者からの返信
お読み頂きありがとうございます。
サミュエルの過去については触れないわけにはいかないよなあ!?という気持ちで書いていましたので() この先でひとつの答えを提示できていればと思います。