第43夜 体

2017/1/28

幸せだった。不安なんて何もない。

彼女と過ごす時間はあっという間で、夢を見ているようだった。


手を繋げる。髪に触れる。キスが出来る。

まさに、なんでもないような事が幸せだったのだと思う瞬間である。


僕は彼女に恋しすぎている。

彼女との関係は、今までの僕に無い新たな展開だ。だからこそ、大切に扱わなければならない。


会ってない間は不安で仕方ない。

そんな不安は、「今」だけでも忘れられている。まさに、「今」を楽しむなのだと…



じゃあ「次」はいつだろう。

今が永遠に続けばいいのに。と、いつも恋愛の初旬に思う、未熟な僕だった。

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