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2022年11月14日 23:33
ビザンツ帝国のギリシャ火の製造方法については、厳重に秘匿されていてどこにも漏れることはなく、それ故に現在でもその詳細は謎のまま……のはずなのですが。フランス・シャンパーニュ伯の家宰で第七回十字軍に参加したジャン=ド=ジョワンヴィルという人物が残した記録によると、エジプトアイユーブ朝軍が「ギリシャ火」なるものを用いて十字軍側の櫓や渡河用の木橋を焼き払ったりしてるんですよね。実は機密が漏れて製造方法が伝わっていたのか? あるいは、見様見真似で模倣したパチモンだったのか? 謎です。
2018年2月23日 17:30
ギリシャ火って、マグネシウムですか?折角なのでWikipediaでマグネシウムを調べたら、語源は産地のギリシャのマグニシア県だそうです。水で消化できない火にアラブ人もビックリだったでしょうね。マグネシウムに水を注ぐと、"火に油"と同じ反応らしいですから。
作者からの返信
原料は謎なんですよねー。ナパームみたいなもんかと思ってましたが。なるほど、マグネシウムの化合物かもですね!
ビザンツ帝国のギリシャ火の製造方法については、厳重に秘匿されていてどこにも漏れることはなく、それ故に現在でもその詳細は謎のまま……のはずなのですが。
フランス・シャンパーニュ伯の家宰で第七回十字軍に参加したジャン=ド=ジョワンヴィルという人物が残した記録によると、エジプトアイユーブ朝軍が「ギリシャ火」なるものを用いて十字軍側の櫓や渡河用の木橋を焼き払ったりしてるんですよね。
実は機密が漏れて製造方法が伝わっていたのか? あるいは、見様見真似で模倣したパチモンだったのか? 謎です。