第47話 オラン・ペンデクとホビット伝説
オラン・ペンデクはかつて実在していたかもしれないことが最近の研究でわかってきました。
これまで東南アジアの伝説上の獣人とされてきた樹上の人もオラウータンの発見で伝説が現実だった例もありますので、今後に期待しましょう。
●ホモ・フローレシエンシス
ホモ・フローレシエンシスという長ったらしい名前は、学術名で、ある絶滅した動物の名前である。
これは、ヒト科ヒト属に分類される(ホモ・サピエンス←人類のことですね。や、ネアンデルタール人が含まれるグループ)。
フローレシエンシスの特徴としては、成人でも身長がわずか1メートルにしかならないこと。それに付随して脳の容量も他のヒト属に比べると少ない。ただし、脳重量比で見てみると現代人と全く変わりないそうだ。
学者たちは、この矮小な体からフローレシエンシスをホビットという愛称を付けた。ホビットとは、ゲームファンにはおなじみの亜人間で、ここで説明するまでもないと思うので割愛させていただく。
●彼らの生活は?
ヒトと同じく、火と石器を使いこなし、背内側前前頭皮質という脳の一部の発達を見ても自意識・感性を持っていたと推測される。
●どこで発見されたの?
インドネシアのフローレス島という島
●いつごろ絶滅したの?
いくら早くとも、約12000~16000年前に絶滅したらしい。これは驚くべきことで、我々人類がこの地に住み始めたのは35000~55000年前からで、人類と共存していた可能性がある。
この共存の時代が伝説として残っているのでは?と考えるのは容易でこれこそロマンである。
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