生きるという事

順調な回復

退院後、しばらくはトロイの家でお世話になる事となったジェイソン。

初日は直ぐに寝落ちしていて、その様子をみたトロイがボルトンコーチと顔を見合わせて笑っていたんだとか。

2日目には体力万全とはいかないが食欲は戻って来ているようだった。

3日目には退院おめでとうパーティが開かれ、ボルトンコーチも(強制的に)参加していた。

(ボルトンコーチはそれはそれは複雑な表情をしていた)

ジークがワイルドキャッツを描いたケーキ持って来たり、ケルシーがピアノ弾いたり(電子ピアノを持って来てた)、チャドとトロイからはバスケシューズのプレゼント、ガブリエラからはママ作のブラウニーが、テイラー・マーサ・シャーペイ・ライアンの4人は飾り付けやクラッカーなどを用意していた。

パーティは大盛り上がりだった。

そのうち、ハイテンションになったチャドとジークがはしゃぎ回り、ケルシーがそれに軽くビビってジェイソンの横に移動して、そのわきでガブリエラとトロイがイチャついてたり、テイラーとマーサとシャーペイとライアンがジェイソンに色々聞いてたりしていた。

後、ボルトンコーチはいつの間にやら居なくなってたり。

夜9時までパーティして、その日は解散した。

色々片付けて、部屋を小綺麗にしてからトロイもジェイソンも少し会話しつつ就寝した。

次の日、ジェイソンは久々に学校に登校し、ダーバス先生にハグされ抱き締められていた。

学校に登校出来るようになって2〜3日は、不意に体調が崩れたり発熱したりして大変だったが、それ以降は普通に通えるようになっていた。

少しづつ、バスケも再開出来るようになっていた。

予後は良好で、順調過ぎるほどだった。