ようわからん適当な事ばっか言ってるおっちゃんが、猫に会うお話です。猫がね、可愛いんですよ。そんな事は当たり前なのですが、おっちゃんがね、多分小汚いおっちゃんがですよ、可愛いんですよ。互いに少しずつ頑張る猫とおっちゃんが、互いの魅力を高めあう素敵なお話を、ぜひ。
おっちゃんの独り言(心の声)がツボりました。こてこての関西弁ですが、読み難い事もなく、おっちゃんの哀愁と可愛いらしさが交互に出てきて一気に読みました。おっちゃんとふみのその後もとても気になります!
おっちゃんのモノローグで進んでいくお話。ふと思い立って猫を飼おうとするおっちゃんの行動が、淡々とした関西弁の語り口で綴られていきます。おっちゃんの目線で猫を探し、それを一度は諦め、見つけた子猫の世話をし……そんなうちに、彼のちょっとした心の揺れ動きをダイレクトに感じることに気づきました。日常のちょっとした変化を求める、命ある生き物に触れる、リアルな追体験。毎回の引きの一文も面白い。続きも楽しみです。
おじいちゃんの独り言のようなまったりした時間の流れを感じます。猫を飼うことを決意したおじいちゃん談義に癒やされて下さい。
関西弁で誰も登場しない設定がいいですね!このまま永遠と一人で話をするのもいいですし、誰かと猫について語り合うのもいいと思います。次に期待して星2つ送らせて頂きます。