第10話 俺の苦手な女の子は、俺の運命の人のようだ。
ステータスが出た俺は、仕事を決める事にした。
この世界では、各仕事をするのに必要なステータスが設定されているらしい。
例えば、冒険者なら最低、ステータスオール100とか。王宮兵士なら、オール500だとか。
ちなみに、俺は全てのステータスが最低ライン。10である。店で働くにもだいたい50は必要だ。てか、俺日本ではステータス高かったのに、なぜだ。
俺は、溜め息をつきつつ、職業一覧に目を通していた。
「この町の職業はステータスが足りん。」
どうしよう。このままだと、仕事に就けない......
あれ?
「この仕事は.......」
「シチノヘ・ダイキさんですね....はい。登録いたしました。今日からあなたは隣町の雑貨屋で働くことになりました。頑張ってください!」
「ありがとうございました~」
っしゃ~。仕事あった~。なんと、ステータス最低ラインでも雇ってくれ、さらに宿までついている、最強の就職先を発見したのだ。
なんかブラックな臭いがするが、仕事が無いよりはましだ。
「ダイキ~。どうだった~」
げ。アイーネが来た。どうも、苦手なんだよな~この娘。
「一応、仕事には就けたよ。ブラックな感じだけど。」
まあ、これでこの娘に会うこともないでしょ。うん。
「どんな、仕事についたの?」
「隣町の雑貨屋の店員」
これを言った瞬間、アイーネの顔が明るくなった。え。もちかちて........
「それ、私と同じとこだ~!」
やっぱりそう来たか~~~~~~~
と言うことでこの運命の人と、雑貨屋で働くことになりましたw
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