第6話 通りすがりの金髪美少女

ギルドまでの道のりが分からない俺は、近くの人に聞いてみることにした。

お、そこの可愛い女の子で良いや。

金髪ロングの超美少女。俺より、1.2歳くらい年上だろうか。

「あの~。お尋ねしたいことがありまして。」

「何ですか?」

「ギルドってどこにありますか?」

「ハーロワクーのこと?」

「はい。そうです。」

「もしかして、あなたも仕事を見つけに?」

「はい。って、あなたもですか?」

「そっか~。仕事を探してる人居たんだ~良かった~。ねえ、良かったら一緒に行かない?」

「へっ?」

「いやー、一人だと緊張しちゃってさ~。一緒に行く人がいて良かった~」

「あの、まだ一緒に行くとは..」

「さあ、レッツゴー♪」

こいつ話し聞いてね~~~~~~~~~



「ところで、君。名前は?」

「七戸 醍季です。」

「私は、グリンデル・イリーナ・アイーネ。18歳」

おいおい。まさかの、同い年かよ。なんか、かしこまって損した。

「アイーネか。よろしく」

「うん。よろしく♪ダイキ」

そういうと、彼女は屈託な笑顔を見せた。やべー、可愛い........だけど......


「ちなみに、俺も18歳なんだ。だかr「同い年だね!運命だよ!」

人の話を最後まで聞けぇぇぇぇぇ!学校で習わなかったの!まったく!

まあ、言いたかったことは同じだけど。また、そこが可愛かったりする。だけど..




なんか俺、こいつ......


苦手なタイプだわ。

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