53.少女、ねだる。
一方、部屋に戻ったニチカは、灯りもつけずにぼんやりとしていた。色々ありすぎて頭の整理がつかず、ベッドのふちに頭を乗せたウルフィを上の空で撫で続ける。多少ゴワゴワしているが撫でがいがある毛並みに少しだけ心が癒された。鼻先を上げたオオカミはクーンと小さく鳴いて少女を励まそうとした。
「ニチカ、元気だしてよぅ」
「ウルフィは、これからどうするの?」
「ご主人からは好きにしろって言われてる。ニチカについていくつもりなら使い魔の契約を解くって」
「そう……」
校長から渡すものがあるとのことで、出立は二日後の朝に決まった。必要ならば護衛として魔法学校から生徒を貸してくれるそうだ。だがそれが何だと言うのだろう。その派遣された生徒にオズワルドの半分も知識があるのだろうか。へこたれる自分を叱責してくれるのだろうか。多少乱暴でも腕を掴んで導いてくれるのだろうか。ウルフィから手を離したニチカは膝を抱え込んだ。腕の隙間からかすかな声が漏れ出る。
「あんなにひどい人なのに」
いつの間にこんなに信用していたのだろうか。確かに彼の言う通り、自分は生まれたての雛かもしれない。他を知らないだけなのかもしれない。それでも心のどこかは叫び続けていた。別れるのは嫌だと叫び続けるそいつを理性の蓋で覆い隠す。それでも愚痴るように小さく呟いた。
「契約は死んでも守るって言ったクセに……」
この世界で泣くのもこれで何度目になるだろう。もっと強くならなければいけないのに。
(これで最後、泣くのはもうやめる。やめなきゃ)
ニチカがそう考えていたその時、コンコンとガラスを叩く音が室内に響いた。驚いて顔を上げると窓の外で誰かがホウキに片手で掴まりながら浮遊していた。緑の髪にヒョロ長い体躯が誰なのか一発で分かり、確かめるようにその名を呼んだ。
「ランバール!?」
彼は『あ、け、てー』と口の動きだけで入室を求める。少し迷ったがニチカは内鍵を外して窓を引き込んだ。涼しい風と共に緑の青年が室内に吹き込んでくる。スタッと軽く着地した彼は相変わらずの懐っこさでニィと笑った。
「や、コンバンワ」
「こ、こんばんは」
おどけるように恭しく一礼してみせたランバールは、どこからか一輪の花を差し出して見せた。薄いフリルのような花弁が愛らしい可憐なピンクの花だ。黄色い瞳を煌かせながらイタズラっ子のように彼は言う。
「旅立つあなたに」
「何の花?」
「スイートピー」
そう言われても花には詳しくないので何の意味が込められているかはよくわからない。とりあえず受け取った少女はギュッと胸の前で手を握りしめた。泣き腫らした真っ赤なまなじりに来訪者からのコメントが入る。
「その顔じゃ、だいぶ泣いたみたいだね」
「放っておいてよ……」
グシッと目もとを拭うと、青年はやれやれと肩をすくめてみせた。
「センパイも、女の子泣かせるなんてしょーのない人だよね。あぁ、でも泣かせた女は数知れずか」
そんな言葉にニチカは耳を塞ぎたくなる。弟子だなんだと心のどこかで特別になった気でいたが、彼にとって自分は何でも無かったのだろう。あっさりと破門されたことがいい証拠だ。
「ねぇ、どうして泣いてるの?」
優しくランバールに問いかけられて、涙が堰を切ったように溢れ出す。嗚咽をこらえながらニチカは自分の心を必死になって整理しはじめた。
「私っ、あんなの、ぜんぜんタイプじゃなっ……のに」
「うん」
「傲慢だし、人の気持ちなんかこれっぽちも考えないし、物騒だしっ」
「そうだね」
「でもっ、やっぱり一緒に行くなら――っ」
勢いで言ってしまってハッとする。気づけばヒュウと口笛を吹いたランバールが目の前でニヤニヤと笑っていた。そのまま彼は冷やかすように言う。
「はぁい正直によく言えました。しかし『あの人じゃなきゃイヤ』ときたか。隙あらば取り入ろうとしてたけど、これじゃ難しそうだ」
「ちっ、ちがっ……これはその! 私、人見知りだし、やっぱり慣れた人の方が良いってだけで!!」
真っ赤になる少女に向かって、彼は片目を瞑ってみせた。手首を捕まえられランバールがさきほど入ってきた窓へと少女は導かれる。軽く跳躍しトンッと窓枠へ飛び乗った彼は持ったままだったホウキに跨ると突拍子もないことを言い出した。
「それじゃあ、叶えに行こうか」
「えっ?」
「ウルフィ君、留守番よろしくゥ」
「よく分かんないけど、いってらっしゃーい」
何をするつもりかと聞く前に、ニチカの身体までも半分以上外へと乗り出していた。思わず悲鳴を上げて彼の手にしがみつく。
「さぁさぁ飛んで、落ちちゃうよ」
慌てて腰のホウキを取り出して通常化させる。ふわっと上昇した彼に続いて二つの月が輝く夜空へニチカは飛び立った。先を行くホウキの房を追いながら困惑の声を投げかける。
「いったい何をするつもり!?」
「ニチカちゃんてさぁ、与えられた現状に文句言わないで我慢しちゃうタイプ?」
「え?」
いきなり何を言い出すのかと思ったが、振り返った緑の青年はニカッと笑うとこう言ってのけた。
「ワガママは言ったモン勝ちだよ。言えば案外すんなり通ったりするんだってマジで」
***
さて、ここで場面は魔法学校より遠く離れた『魔女協会』本部の回廊へと移る。ロウソクの明かりがチラチラと揺れる中を、急ぎ足で駆け抜けていく姿があった。
「まったくどうして、私がこんな目に……っ」
黒いとんがり帽子とローブを身にまとった壮年の男は焦っていた。ようやく長い廊下を走りぬけ会長室の前にたった彼は、不思議な事にそこが自分の部屋であるにも関わらずノックをした。
――入って。
中から聞こえてきた幼い声に、彼の心中に絶望が荒波のように押し寄せる。あぁ神様、どうか無事にこの部屋から出れますように。そんな祈りを込めながら深呼吸をする。
「……失礼します」
覚悟を決めた彼はそっとノブを回して入室する。バッと身構えたが何も起こらない。傍から見ればさぞ滑稽な動きだったのだろう、クスクスと笑う声が部屋の中に響いた。
「やだなぁ、何を警戒してるわけ?」
「あ、あぁ、いえ、今日はあの……なんといいますか“あの”お連れ様は居ないのですね」
昨日、入室するなり見るもおぞましい黒い竜に襲われたことを思い出す。デスクにちょこんと腰かけていた白いフードの少年は可愛らしく首をかしげた。
「呼んだ方がいい?」
「いえ! 滅相もないっ」
「ふふ、あの子は今食事の時間だから」
鈴を転がしたような声にフードの中を伺おうとするが、上手い具合に影になり見えない。
誰が信じてくれるだろうか、この幼子(おさなご)が会長である自分を差し置き今の魔女協会を支配しているなどと。数か月前、彼は聞いた事もないような魔女技術と圧倒的な魔力を携え自分たちの前に現れた。無論、最初は取り合うこともしなかったが、その結果がどうなったかは思い出したくもない。それ以来、自分はすっかりこの少年の隠れ蓑として使われている。
「邪神どの」
「なぁにー?」
呼び掛けると白いフードは無邪気に返事をした。視線を合わせないまま報告をする。
「計画は順調に進んでおります。各地のフリーの魔女はほぼ掌握し、見どころのありそうな者はすでにこの協会本部に拘束してあります」
「うん、ごくろうさま」
ごくりと喉をならした会長は、落ち着きなさげに指を組んでは離すを繰り返した。どうにも拭えない不安を打ち明ける。
「……本当にこのまま進めてもいいものでしょうか?」
視線をそらした彼は、噴き出る汗を感じながら早口で続けた。
「『闇のマナ』を糧に魔導兵器をつくるなど……民間人に知られたら異端な力を持つ者として我々は処刑されるかもしれない。我々は禁忌に手を出しているのでは――」
「ウィズマック」
名前を呼ばれ会長は小さく跳ねる。いつの間にか目の前に少年が移動していた。白くほっそりとした腕が伸ばされ、こちらの頬に添えられる。その白いフードの下から、深い深い闇色の眼、が
「いいんだよ。何もわるいことなんかしてないんだから」
少年から発せられているのは限りなく優しい声なのに、抗い難いチカラに引きずりこまれる。
奈落の底に落ちていくイメージが脳を支配する。いくつもの手が絡んで、まとわりついて、顔も首も関係なく塞いで身体が千々に分裂する。
急に引き上げられたかと思うと、白いフードの子供は可愛らしく首を傾げていた。ウィズマックは震えながら頭を抱えた。うめき声が漏れ出る。
「あ……あぁぁ」
「だいじょうぶ、今に魔女協会は世界のトップに立てる。そうしたら君が王様だ、皇帝でもいいかな?」
甘いささやきは脳に溶け込む。妙な高揚感を覚えた会長は開いた瞳孔を天に向け忠誠の言葉を誓った。
「お、おおせのままに」
ガクガクと震えながら下がった会長は、狂喜の笑みを浮かべながら退出していった。一人残された白い子は、クスクス笑いながら彼が残して行った資料をめくる。
「そう、こんな世界ぜーんぶ壊しちゃえばいいんだ。精霊の巫女なんて、まったくの無意味になるくらいに……ね」
やがてある青年の資料に来ると、それを引き抜いて微笑んだ。
「この男なんか使えそう。直接打診してみようかな」
なんの前触れもなく風が巻き起こり、資料が激しく舞い上がる。
パサリと最後の一枚が床に落ちたとき、部屋には誰一人として居なくなっていた。
***
破門宣言を出されてから二日後。まだ日が昇りきらぬ明け方からニチカは出立の為に学校の正面入り口に立っていた。
「もうっ、最初っから騙してたのね!」
「いたた! ごめんってば、バレるわけには行かなかったの」
それを見送るため早起きしていたメリッサは、叩いていた手を止めて頬を膨らませる。だが目もとをふいに和らげたかと思うと、ニチカの肩をポンと叩いた。
「まさか貴女が精霊の巫女なんて大役を負ってるだなんて、知らなかったわ」
「うん……私も不思議」
しんみりと答えるとメリッサは微かに笑った。だがその背後から厳格な響き、彼女はビクリと肩をすくめる。
「あれだけ近くに居たのに、少しも気づかなかったとは呆れますね」
「お、おばあさま……」
彼女と一緒にそちらに視線を向けると、学校長がホールの階段を降りて来るところだった。これだけ朝早いのに眠そうなところは少しもない。彼女はもしかしたら二十四時間どんな場面でもキッチリしているのかもしれない。顔を引きつらせたニチカは、なんとなく答えはわかる気がしたが聞いてみた。
「もしかして、私がアンジェリカじゃないって最初から気付いてました?」
「イニからあなたの話は聞いていましたし、それに本物のアンジェリカ・ルーベンスは、魔導の腕はともかく、座学はとても苦手と聞いていましたから」
どうやらニチカの演技はまだまだ詰めが甘いようだ。そう思いながら苦笑いをしていると、派手な羽音をたてながら金色に輝く男が空から舞い降りてきた。その光景にデジャヴを覚えて戦慄する。
「マイスイートハニーおはよう! 実に爽やかな朝じゃないか! こんな日はオフにして私とデートと洒落込もう!」
「お断りしまうわぁぁあ!!」
全力で抱きついてこようとする顔面を抑えて止める。その光景を見ていたメリッサがパッと口を抑えた。
「三角関係……!」
「違うから! 断じて違うから!!」
何を言い出すとツッコミを入れるのだが、タイミングを見計らったようにウルフィまでもが元気よく輪の中に突撃してくる。
「おっはよー! 今日はちゃんと起きれたよ、褒めて褒めて!」
「次はむじゃきなワンコ系!? 四角……いやここまで来ると逆ハー展開!?」
「メリッサどこまで網羅してるの!?」
その賑やかな光景を、オズワルドは階段の上から見下ろしていた。その表情はあいかわらず無愛想なものだったが、一つ息をつくと玄関ホールに降りてきた。ニチカの傍まで来るとあいさつ代わりにコメントを落とす。
「相変わらずお前の周りは騒がしいな」
「オズワルド、おはようっ」
少女の嬉しそうな笑顔に、一瞬男の胸に痛みが走る。だがそれは次第にムカムカとした物に変わって行った。自分と別れるというのに、なんだその良い笑顔は。意図せず苛立ちを含んだ声が出てしまう。
「……ずいぶんと機嫌が良さそうじゃないか」
「そう? いつも通りだと思うけど」
平然と答える彼女の肩を抱き、イニが大仰に胸を張った。
「我が后は常に太陽のように輝いているからな!」
「恥ずかしいからやめて」
真顔で顔面を掴んで引きはがすニチカだが、それでも彼女の隣にピッタリと寄り添う男を見て余計に苛立ちが増していく。
さっさとやることを済ませてしまおうと考えたオズワルドは、白い布を巻きつけた長い物をぶっきらぼうに差し出した。
「ほら」
両手で受け取った少女がそっと布を開く。中から出て来たのは一メートルほどの長さの杖だった。落ち着いた金色の柄の先端に台座が取り付けられている。それを見たニチカは首をひねった。肝心の台座が空っぽで不完全な物に見えたのだ。その意図を汲み取ったのか、オズワルドは説明をしてくれた。
「杖は魔導師の増幅装置だ。俺と師匠とで調整してある。その台座部分に普通は魔石を入れるんだが、お前の場合は魔導球でいいだろう」
「こう?」
腰のベルトから外した魔導球を台座の部分に近づけると、何かの引力が発生し勝手にカチリとはまった。男は説明を続ける。
「使わない時は杖の部分が勝手に収納される」
「わっ」
パッと光が散ったかと思うと、杖は台座の部分だけ残して小さくなった。これなら邪魔にならなそうだ。どういう仕組みなのかとあちこちから観察していると、それまでデレデレしていたイニが懐かしそうな顔をしながら言った。
「おぉ、これはまたずいぶんと懐かしいものを、ユーナの杖じゃないか」
「ユーナ様の杖?」
驚いて振り向くと、イニは確認するようにグリンディエダ校長へと問いかけた。
「間違いない、この学校に保存されていたのだな?」
「えぇ。数年前、質流れ品として市場に出ていたのを追跡して買い取りました。価値がわからない人間の手に渡っていたなんて、嘆かわしい事この上ない」
「ふぅぅむ役目を果たした後、ユーナはそれを地上に置いていったと思うが……そうか、ずいぶんと彷徨っていたのだな」
そこまで聞いてついに我慢できなくなったのか、それまで大人しくしていたメリッサが大声を出してニチカの手元を覗き込んで来た。
「えーウソーッ、これがあのトロフィー室に置いてあったばっちぃ杖?!」
そのぶしつけな発言に、校長はギロリと孫娘をにらみつけた。声に剣呑さが混じる。
「私と弟子の二人がかりで二日磨き上げました。伝説の杖をばっちいとは何ですか」
「いやでも、あれをユーナ様の杖だって思えって方がムリが……あぁごめんなさい黙ります黙ります」
祖母の鋭い眼光に、すごすごと引き下がるメリッサにニチカは笑った。驚くほど軽い杖をヒュッと振り、お礼を言う。
「とりあえずはこの杖にマナの流れを集中させればいいわけだから……うん……うん……今までより簡単に発動できそう。校長先生ありがとうございます」
「礼には及びません。持つべき者の手に渡っただけのことです」
屈託のない少女の笑顔に、校長は少しだけ面食らいながらも答えた。しかし内心では妙な不安に駆られていた。
世界を救うという壮大な使命を課せられたのだから、もっと見返りを求めるのが当然だろう。それなのにこの少女は地位や名誉を要求するどころか、逆にお礼を言ってくる始末だ。本当にこの娘にユーナの杖を預けても良いのだろうか? いや、イニが見初めた逸材なのだから間違いはないはずだ、たぶん。そう考えた校長は少女の肩を掴むと旅の心得を話すことにした。
「いいですか、必要以上に杖を出してはなりませんよ。どんな悪人が狙っているかわかりませんからね」
「は、はい。気をつけま……す?」
「ですが危ない時にはためらってはいけません。『攻撃は最大の防御なり』です。夜は不用意に出歩かないこと、怪しい人物には真正面から炎を叩き込んでやりなさい。正しい魔導は規則正しい睡眠と食生活からです、それから――」
「おばあさま、子供のお使いじゃないんだから」
やれやれと肩をすくめて止めたメリッサだったが、その気持ちは分からなくも無かった。しっかりしてそうでどことなく世間ずれしたこの学友は、確かに心配したくなるのだ。そんな気持ちをぐっと呑み込んで、笑顔で見送ろうと向き直る。
「気をつけてね、アンジェ――じゃなくて」
そういえばまだ本名を伝えていなかった。言いよどんだメリッサの手をニチカはしっかりと握り締める。
「私の本当の名前、ニチカっていうの。色々助けてくれてありがとう。メリッサはこの世界で初めてできた友達だから嬉しかったよ。使命を果たしたら必ずここにも戻ってくるから。あなたも夢を叶えるために頑張ってね」
「もちろんよ……っ」
泣くまいと決めていたのに、それでも涙は出てくるものだ。けれどもそれは、寂しさだけの物ではなかった。
そして最後に進み出てきたオズワルドがニチカの手に小袋を押し込んだ。事務的な口調でその中身を説明する。
「例の症状を抑えるキャンディーだ。急いで作ったから二十個はある、切れる頃までにはシャルに追加分を届けさせるから」
「ありがとう」
素直に受け取った少女は男をまっすぐに見上げた。その目には何の迷いも後悔もなく、オズワルドは妙な寂しさを覚えた。そんな気持ちを紛らわせるように微かに笑って口を開く。
「そう……だな、もうお前には」
「?」
俺は必要ないんだな、と言いかけて、ガラにもないセリフだと呑み込んでしまう。わかっていたはずだ、むしろこうなる事を望んでいたはずなのに――軽く頭を振った男はその先を考える事を止めた。寂しげに笑って目の前の小さな頭にポンと手を置く。
「いや、何でもない。もう本当にこれで最後だ。他に欲しいものはないか?」
なんなら別れのキスでもくれてやろうかと、茶化しかけた男の手がクッと引かれる。ニチカの口元は確かに弧を描いていた。開かれた口からこぼれる彼女の声が、なぜかオズワルドにはとても尊い物のように感じられた。
「まだ、ひとつだけ」
「ニチカ?」
朝の光の中で、少女の笑顔が花開く。鳥のさえずりも、風のざわめきも、一瞬すべてがスイッチを切ったように途切れた。
「あなたが欲しい」
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