第4話
一行の行き着いた先は川辺だった。そこに、傷ついた少年が一人、流れ着いていた。助け起こしてみると、その少年は体のところどころに羽毛が生えていた。
「これは…」
「どうやら我らと同類のようですね。しかもこの様相では恐らく、鳥の妖の血統でしょう。」
猿児が顎を擦るようにして推理していた。
「猿児、疾風、薪を集めてきて火を起こしてくれ。」
「合点。」
「承知しました。」
桃太郎の指示に二匹はすぐに走り出した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます