十話:雨と喧嘩と家出の話(下)

「……」


 真昼は商店街の片隅を当てもなく歩いていた。

 勢いで飛び出してきてしまったことを、少し後悔しながら。


「……お姉ちゃん、どうしてるかな」


 本を読んでいるか、帰ってくるのを待ってるか。

 まさか自分を探しに来てはいないよね。そんな風に思いながら歩く。


「……私がもっとちゃんと話してればよかったのにな」


 自分が最初からもっとどうしてほしいかをちゃんと話しておけば、こんなことにはならなかったのに。

 そう考えて立ち止まり、壁によりかかってうつむく。


「お姉ちゃんだって別に私の事も、お父さんとお母さんの事も悪く言うつもりじゃなかったよね……」


 今、冷静になって考えてみてそう思う。

 でも、どうしてもあの時怒らずにはいられなかったのも、確かな気持ちだった。


「……はあ……帰れないや、どうしよう」


 気まずくて、恥ずかしくて。

 家に帰りたくない、という気持ちが真昼を支配した。


「……みんなにも会いにいけないや」


 こんな状態で由希や恵、エマや玲奈に会ったところで心配させてしまうだけだ。

 結果、真昼はどこに行くこともできずただ誰にも会わないように、普段行かないような場所をうろうろすることしかできなかった。

 真昼は、目とのどがカラカラになるような感覚を覚えつつも角を曲がりまた当てもなく歩いた。

 曲がっていなければ出会っていただろう道を、朝美が通り過ぎていくことにも気づかずに。


----


「……真昼さん」


 一方朝美は、真昼の手がかりを全く得られずこちらも当てもなく探し続けていた。

 こういう時に携帯電話でもあれば便利だったのだろうが、残念ながら持たせていないし、持ってもいない。今まで必要としてこなかったからだ。

 朝美は一度立ち止まって息を整え、空を仰ぐ。


「……あ」


 その時、薄暗い空から冷たい水が一滴、朝美の顔に落ちてきた。

 それは時間が経つにつれて落ちてくる量が増え、次第に大きな音と共に降り注いだ。


「雨……振るなんて言ってましたっけ……」


 朝美は、一度家に帰ろうと考えた。

 しかし、少し悩んで、それをやめた。


「真昼さん……傘持ってない、このままじゃ……」


 朝美は冷静ではなかった。

 故に家に帰っているかもしれないとか、どちらにしても傘を手に入れた方がいいとか、そんな考えは頭に浮かんでこなかった。

 ただ、真昼を探さなければいけないという思いだけがずっと膨らみ続けていた。


「真昼さん……真昼さん!」


 人の少なくなってきた商店街を、それでも朝美はただ走って、真昼のことを探した。


----


「雨降ってきちゃった、折り畳み傘持っててよかったな」


 家に帰る途中、星空商店街から少し離れた道路を歩きながら雨に降られた綾子は傘を広げてそう独り言をつぶやいた。

 今日も晴のところに行こうか悩んでいたが、雨が降ってきてしまったので今日は帰ることにしたのだった。


「……あれ?」


 ふと、公園の屋根についたベンチで寂しそうに座る少女の姿が見えた。

 綾子は気になって近付いていく。

 どこか見覚えのあるような、そんな少女であった。


「あの、どうしたの?大丈夫?」

「……」


 少女は、何も言わないまま綾子を見る。

 その顔はずいぶんと疲れているようだった。


「えっと、傘、ないのかな?お姉ちゃんのに入る?」

「……」


 少女は再び顔を視線を下に向けてしまう。

 綾子は真昼の隣に入って雨をしのぎ、いったん傘を閉じた。


「……あ、ごめんね、知らないお姉ちゃん相手じゃ心配だよね。私、綾子っていうんだ。帰れなくて困ってるんじゃないのかな?お姉ちゃんなら大丈夫だよ?」

「……家出したから、帰る場所ないんだ」


 少女は下を向きながらそう答える。

 予想外の答えに綾子は言葉に詰まった。


「そ、そっか……じゃあ、どうするの?ずっとここにいたら風邪ひいちゃうよ?」

「……」

「……あの、じゃあ近くに喫茶店があるから、そこで雨宿りしようか?」


 少女は下を向いたまま首を横に振った。

 綾子は若干困りながらも、少女に話しかけるのをやめようとはしない。


「んんー……そうだなあ……じゃあ、ちょっとお話する?そうしたら気がまぎれるかも」

「……」


 綾子は、放っておくことは出来なかった。

 ここで放っておいたらあの時自分を助けた晴に釣りあうようになれないという気持ちもそこにはあった。

 例えそれがなくとも彼女は放っておくことはなかっただろうが、少なくとも彼女はそれが自分の中で大きなウェイトを占めていると思っていたし、そのせいでちょっとだけ不純かな、と思ってもいた。


「えっと……いや、別に家出の理由とか、そういうことは言わなくてもいいんだ、なんでもない話して、雨が上がるの待とうか」

「……ありがとう」

「うん」


 やっと少し返事を返してくれた少女に綾子は笑顔を返した。

 それに対して弱々しく少女も笑顔を返す。


「……私、真昼っていいます」

「そっか」


 そうして雨の降りしきる中、公園のベンチで二人の少女のとりとめのない会話がはじまった。


----


 昔、自分が家出をした時の事を思い出す。

 そういえばあの日も雨が降ってきたんだった。

 どうしようもなく途方に暮れて、でも帰るのはためらわれて。

 それから。

 それから、どうしたんだったろう。


「……真昼さん……」


 降りしきる雨の中でその名をぽつりと呼ぶ。


 お姉ちゃん。


 そう呼ぶ声が聞こえた気がして、振り返る。


「姉ちゃん、傘も差さないで何してるの」


 その声の主は緑色の傘を持った由希であった。

 朝美はなんとか平静を装って返答する。


「いえ、その、傘を忘れてしまって、これから帰るところです」

「……そっち、古書店と反対側」


 そう言ったのは恵であった。その後ろにエマもいる。

 恵は白い傘、エマは黄色い合羽を身に着けている。


「朝美お姉さん、本当は何してたですか?」

「……いえ、その……」

「あの、朝美さん……その、やっぱり、真昼ちゃんとなにかあったんじゃないですか?」


 そして水色の傘を差した玲奈も朝美を心配するように見つめてくる。

 なんとか虚勢を張ろうとするも、全く言葉が出てこなかった。


「姉ちゃん、あたしはさ、まひるんも大事だけど、姉ちゃんも大事だよ」


 由希はどこか朝美の考えていることをわかっているかのように、そう言った。

 朝美は、その言葉がとても優しいものであることがわかった。


「だってあたしと姉ちゃんは友達だろ?」

「友達……?……私がですか……?」

「あたしはそう思ってるよ」


 由希はそう言って朝美に微笑んでみせる。

 それに恵やエマも続いていく。


「……友達っていうのが正しいかはわからないけど……わたしも、あさねえのこと、大事」

「私も朝美お姉さんの力になりたいです!」

「あの、朝美さん。だからその……」


 玲奈が何かを言いたそうに朝美の顔と地面を交互に何度も見る。

 誰もそれを遮ることはなかった。


「……私たち、その、朝美さん……頼ってほしいとは、いえないけど、もっと、話してください……なにか、力に、なりたいんです」


 朝美は、自分の目が熱くなるのを感じた。

 それを空から降る冷たい水滴が少しだけ冷ましてくれる。

 朝美はしゃがんで四人の友人たちと目線を合わせた。


「ありがとうございます、由希さん、恵さん、エマさん、玲奈さん」

「おっと朝美さん、友達っていうなら私たちを忘れないでくださいね?」


 その声に顔を上げると、そこにはゆかりと光が立っていた。

 光は紺色の傘、ゆかりはピンク色の傘を差していた。


「……うっかり朝美さんの様子が変だったって恵に話したらさ、もう心配だから探しに行くって聞かなくてさ」

「もちろん私たちも心配だったから探しにきたわけですよ」

「でも、あんた、もうちょっとこう空気読むとかさ……」

「えー」


 朝美はただ言葉に詰まる。

 それは困惑したからでも、茫然としたからでもなく、その二人の言葉があまりにも嬉しいものだったから。

 真昼を探さなきゃいけないのに、喜ぶのが正しいことなのかわからない。

 でもただ嬉しくて、しばらく言葉が出なかった。


「というか朝美さん、本当にびしょびしょだよ。大変なことになってるよ!」

「ほら、朝美さんも今からでいいから差しといたほうがいいって」


 二人はそう言いながら、朝美に折り畳み傘を一つずつ手渡した。

 それぞれ二人の物だったのだろう、二人が差している傘と同じ色の折りたたみ傘だった。


「あ、これ、二本……」

「真昼ちゃんの分も必要でしょう?」

「朝美さん、みんなに必死で真昼ちゃんのこと聞いてるんだもん、まあ、察しはついちゃうよね」


 朝美は傘を受け取って頷き、そして、改めて、その大切な友人たちに頼ることにする。

 目の奥の熱さは収まることがなく、冷たい水滴で冷めるのが追いつかなくなるほどであった。


「みなさん……真昼さんが、家を、出てしまって……探して、いるんです……手伝って、もらっても……いいですか……?」


 そういうと朝美の友人たちは、優しく微笑んでくれる。

 そして気付いた。

 この関係は全て、真昼が作ってくれたものなのだと。


「おっと、これはもう、私の出番はありませんかな?」

「……マスターまで……その、お店は……?」

「ちょっとだけ、臨時休業させていただきました」


 黒い傘を差したマスターが朝美に語りかける。

 その優しい顔はいつもと何も変わらない。


「せっかくもらった傘は差した方がいいですよ、朝美さん」

「あ、はい、そうですね……」

「朝美さん、一度帰ったほうがいいのではないですかな」

「……ごめんなさい、私、まだもうちょっと真昼さんのこと、探したいんです」

「そうですか。朝美さんがそういうのなら仕方ありませんね」


 それだけ言うとマスターはまた優しく微笑んだ。

 朝美は申し訳なさそうに礼二に頭を下げた。

 その時、マスターの後ろから青い傘を持った晴が走ってやってくる。


「兄ちゃん遅い!」

「し、仕方ないだろ、手伝い全部終えてきたんだから……うっ」

「?」


 晴は雨に濡れた朝美の姿を見るなり動きが止まったかと思えば、瞬時に目を逸らした。

 しかし気にするように何度もちらちらとも見る。


「あ、朝美さん、その……体……」

「なんですか?」

「あ、いえ、な、なんでもないです!真昼ちゃんを探せばいいんですよね!」


 晴は顔を逸らしながら慌てて取り繕う。

 由希が若干冷たい視線を送ってくるのに気付いて、晴は話題を変えようと思った。


「あ、えーっと、ほら、人手多い方がいいですよね!ちょっと、他に誰か、協力してくれそうな……そうだ!」


 そういうと晴は電話を取り出した。


----


「それでね、もう学校中大騒ぎになっちゃって……なんとか頑張って鳥かごの中に戻したっていうお話」

「ふふふ……」


 綾子は真昼を元気づけるために精一杯楽しい話を絞り出していた。

 あまりこういう話題は得意な方ではないが、それでもなんとか真昼を少しは元気づけることに成功していた。


「よかったー、やっとちょっと元気になってくれたね」

「うん……ありがとう、綾子さん」

「ううん、いいのいいの」


 しかしそろそろ綾子のとぼしい話題も尽きてきた。

 どうにか彼女を家に帰したいが、それは流石におせっかいというものだろうか。

 そう考えていた時だった。

 綾子のポケットの中で携帯が振動した。


「ひゃ……あ、ごめん、電話だ。ちょっと待ってね……」


 綾子は携帯に表示された名前を見る。

 小清水晴。

 小清水晴と書いてある。

 何度見ても小清水晴だ。


「……あ、あわわわわ……」

「あ、綾子さん、どうかした?」

「あ、う、ううん。いや、なななな、なな、なんでもないよ!!」


 綾子は何度も深呼吸をして、意を決して電話に出る。


「も、もしもし?は……ん、んん、小清水くん?」

「海老原、突然ごめんな」

「う、ううん!?ぜ、全然大丈夫だよ!……で、でも、いったいどうしたの?」


 小清水、という言葉に少しだけ真昼が反応するが綾子はそれに気付かない。

 電話の向こうの晴は要件を伝えてくる。


「いや、由希の友達がさ。ちょっとまあ、迷子っていうか。居場所を探してるんだ」

「え、ほ、本当?大変じゃない」

「ああ、だから海老原にも手伝ってもらえないかと思って」

「も、もちろん……あ、でも……」


 綾子は真昼をちらと見る。


「どうした?」

「う、ううん!あの、ちなみにその子って名前は……」

「あ、ああ。天崎真昼って言うんだけど」


 真昼?

 それは今隣にいる子だ。

 天崎?

 それは朝美の名字だ。

 突然流れてきた情報に綾子の脳は一瞬停止した。


「朝美さん、すごい心配しててさ……この雨の中びしょびしょになって……いや、本当にさ」

「……あ、そうなんだ……」


 綾子はその晴の声色に、ちょっとだけ何かを感じ入りながら返事をする。

 しかし、なんとなく真昼が誰かに似ている、と感じた理由はわかった気がした。


「じゃあ、もしそんな感じの子見つけたら連絡頼むな!」

「あ、ちょ、ちょっと」


 そういうと電話は切れてしまった。

 綾子が真昼を見ると、またうつむいて悲しそうな顔をしてしまっている。


「……真昼ちゃん、お姉ちゃんすごい心配してるって」

「……ほんとに?」

「そうみたい」


 真昼は少しだけ顔をあげて、綾子を見る。

 綾子は真昼が何かを言うまでじっと待った。


「……私、お姉ちゃんにひどいこと言ったのに……」

「そっか……」

「……お姉ちゃんね、私の誕生日祝ってくれようとしてたんだ。でもね、私がそれを絶対嫌だって言ったから……」


 綾子はどうして嫌なのか、気になったが聞かなかった。

 それを聞くのは自分のすべきことではないからだ。

 真昼はぽつぽつと言葉を続ける。


「……それに、その、勝手に怒って、出ていっちゃったから……」

「うん」

「……だからね、探しに来てくれないと思ってた……」

「……でも、探しに来てくれたね」

「……うん」


 綾子は真昼の背中を優しくなでる。

 真昼が少しだけ恥ずかしそうに微笑んだ。


「……私が、ちゃんとお姉ちゃんに伝えてればよかったんだよね」

「……うん、そうかも……でもね」


 綾子は一呼吸整えてから、雨の降る暗い空を眺めながら言う。


「こう、さ、大切だから、好きだから……逆に言えないことって、きっとあるよね」

「……」

「あ、ごめんね、なんか偉そうなこと言っちゃった」

「……ううん、ありがとう」


 真昼はそういうと、ぐっと体を伸ばして立ち上がる。

 それを見た綾子も傘を持って立ち上がった。


「……会いにいけそう?」

「……うん、会ってみる」

「そっか。じゃあ、電話するね」


 綾子は電話を取り出す。

 と、そこで綾子の動きが止まった。


「……」

「綾子さん?」

「……ちょ、ちょっと待ってね、まずは、私が勇気を出すから」


 それを見た真昼はほんの少しだけ苦笑いをして、綾子が電話をかけるまでしばらく待ったのだった。


----


 電話を受け、朝美と真昼は天崎古書店の前で待ち合わせることになった。

 朝美が古書店の前まで向かうと、そこには既に真昼が待っていた。

 朝美は真昼のところまで駆け出していく。

 一緒に向かおうとしたエマを由希が止める。

 そして朝美以外は皆、少し遠くから見守る形となった。


「……真昼さん」

「お姉ちゃん……」


 真昼は朝美の姿を見る。

 今までほとんど傘を差していなかったのですっかりぐしょ濡れになっている。

 その姿を見て、本当に自分を探してくれていたんだなと感じた。

 そして、朝美はそのまま真昼に近づく。


「……真昼さん」

「え、あ、ちょ、ちょっと待ってお姉ちゃん」


 しかし朝美はその言葉も聞かず、真昼に抱きついた。

 ぐちゃり、という水音と共に、今まで最小限で済んでいた真昼の服の吸水量が一気に増えた。


「あー……」

「あ……」


 朝美は申し訳なく思い、慌てて離れようとするが、それを真昼が引き止めるように抱きついた。

 それを感じた朝美も、ゆっくりと優しく抱き返す。

 その時に思い出した。

 家出をしたものの雨に降られて途方に暮れていた朝美は、傘を持って迎えに来てくれた両親に抱きついて両親の服をずぶ濡れにしたのだ。

 それでも両親は自分を抱き返してくれたことを思い出して、朝美はまた眼の奥が熱くなるのを感じる。


「……ごめんなさい、真昼さん」

「謝るのは私の方だよ」

「いえ、その、私の方です」

「私……本当にごめん、お姉ちゃん」


 二人が謝り始めた様子を見て、マスターが二人に声をかける。


「二人とも、あとは家の中でゆっくりお話をしたほうがいい。ああ、でも朝美さんはその前にお風呂に入らないと、風邪を引いてしまいますよ」

「あ……はい……その、みなさん。その、本当にありがとうございました」

「……みんな、心配かけてごめんね」


 朝美と真昼は、頭を下げる。


「朝美さん、真昼ちゃんが見つかってよかったね!」

「玲奈ちゃんは私が家に送るから安心してね朝美さん!真昼ちゃんもね!」


 玲奈とゆかりがそう言って手を振ってくれた。


「朝美お姉さん、真昼ちゃん、なにか困ったら言ってほしいです!」

「私も、相談に乗れることなら乗りますから、お二人とも気軽にどうぞ」


 エマとマスターは、優しくそう言ってくれる。


「しっかりお風呂入りなさいね、二人とも!」

「……しっかり休んだほうが、いいよ……」


 光と恵も、自分たちを気遣ってくれる。


「姉ちゃん!まひるん!ちゃんと仲直りするんだぞ!」

「こら由希……!……それじゃ、その、さようなら、また」


 由希は大きく手を振って、晴はそんな由希を戒めながら、見守ってくれている。


「じゃあね真昼ちゃん」

「……うん、あの、綾子さん。またお話してくれる?」

「もちろん。また話そうね」


 綾子と真昼は軽くハイタッチのように手を叩きあう。

 こうして、雨の中でも確かに明るい道を教えてくれた大切な人たちは帰っていった。


「……それじゃ真昼さん、とりあえず、帰りましょう」

「うん」


 そうして、朝美と真昼もまた、天崎古書店へと帰っていく。

 そっと、手をつないで。

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