Google ストリートビュータイムスリップ

 Google ストリートビューは現在最新画像に切り替えられているが、近い未来には五年単位の過去映像と比べられるサービスに発展するはずである。それは数百年後にはかなり面白い映像になるはずだからだ。

 何故なら自分の住んでる場所の過去へタイムスリップしたようなSFを味わえるからだ。それが公共の監視カメラなどと連動すれば、過去の犯罪も検証が可能になる未来もあるだろう。現在はプライバシーの侵害うんぬん言われているがコンピューターが管理して人間は許可無く閲覧出来なければ、倫理的にも問題ない。


 もしその、Google ストリートビュータイムスリップが存在したのなら、浜松餃子と言う単語がいつ看板に最初に書かれたかが見ものである。おそらく2010以前には発見できないはずだ。


 そもそも、浜松市民が浜松餃子と言う単語を聞いたのは、ここ10年以内。浜松市民の誰しもが浜松餃子なんて初耳だった。


 裾野餃子も裾野市民は初耳だった。静岡県裾野市には、そもそも餃子専門店は一件も存在しないのだ。裾野市は珍しいファミレスも回転寿司も三大牛丼チェーンの店も無いと言う街なのだ。


 立地的に間線路沿いの隣の長泉町と三島市の市境に飲食店が乱立しているが、線路駅の従来の繁華街は死滅している。そこで商工会がでっち上げたB級グルメが裾野餃子である。それもアルファルファ餃子である。裾野市民の99%がアルファルファと言う野菜が名産品などと言われてもぽっかーん状態なのに。


 しかし、ご当地餃子は何の成果も得られないのに、商工会や行政の公金によってゴリ押しが行われ、そして誰も懐の痛まない赤字を計上しているのだ。それは盗んでも誰も損しない「ばらまかない、ねずみ小僧」が多数発生してても闇の中な状態である。


 誰も損しないし、誰も利益を得る商売は出来ないのに、大儲けしてる裏方がいる。舛添みたいなバカじゃないので、誰も気がつかない。そもそも悪事を働く奴は、絶対に人前には出ないし、誰も名前も顔も知らない。


(注、Google ストリートビュータイムスリップ機能はすでに2014年時には実装されていました。筆者の発想する事なぞ時代遅れなのを謝罪します。)

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