続、総務省の家計調査

 さて、総務省の家計調査ってどういう風に統計されているの?って人も多いのでは無いだろうか?。簡単に言えばテレビの視聴率に似ている。つまり全員のデータでは無く、調査される家庭がある。そして、調査されるのは各家庭の家計簿である。


 そして公開されているデータは県庁所在地及び政令都市の52箇所である。そして二人以上の家庭が全国で5,472のサンプル数で統計されている。つまり一箇所に100家庭ホドしか統計されてないのである。


 当然、サンプルを提出する家庭の家計簿は正確とは言い難い。つまり家計簿に見栄を張る事が大いに予想される。


 たとえば、浜松市のうなぎの蒲焼購入額一位の部分である。浜松市のスーパーには浜松産のうなぎは売っていない。多くが中国産であるし、国産うなぎも100%が鹿児島産なのである。浜松といえばうなぎであるし、うなぎパイでも有名である。

 そして浜松産うなぎは養殖であり天然物より不味い。養殖であるなら産地による味の差は無いのだから、スーパーは原価率の低いうなぎを仕入れる。逆に外の県には「浜松うなぎ」を売れば、美味しそうに見えるのだから、特別な付加価値が付いて高く売れる。だから、浜松のうなぎは地産地消されずに、ほぼ他県に輸出されているのである。


 しかし、うなぎの名産地に住みながら、うなぎの蒲焼を食べない家計簿を見せられるだろうか?。よってアナゴの蒲焼や、秋刀魚の蒲焼をうなぎを食った事にする不正家計簿が多発する事も予想できる、そもそも家計簿は納税に有利な帳簿では無いので、好きなように改ざんしたとしても、問題は無いのである。


 つまり、餃子の消費量は家計簿を付ける奥様の判断でいくらでも膨らます事が可能なのだ。たとえば惣菜の餃子は惣菜の項目か餃子の項目か人によって変わる場合もあるだろう。項目に含まれない春巻きを餃子に分類する事もあるだろう。手羽先餃子だって餃子の名を冠しているのだから餃子に含めるべきであろう。餡を皮で包んだ物を餃子と定義するならば、肉まんだって餃子だし、チーズインハンバーグだって餃子の変種と捉える事も可能なのだ。


 そして町おこしに必死な浜松は、税金でゆるキャラグランプリに宣伝費用をかけて1位を取ったり、不自然にNHKの朝ドラや大河ドラマ、アニメで浜松推しが続いている。つまり税金で浜松の名前をゴリ押ししている可能性が高いのだ。


 ニュースで取り上げられる餃子日本一の座を不正な手段で税金を流用し改ざんしている可能性が無いとは言い切れないと思うのは私だけなのだろうか?

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