中国

ちょっと話を横道に逸れます。

何故中国には焼き餃子が無いのか?


中華料理は味付けや材料は関係ありません。中華料理とは中華鍋で作られる料理で中華包丁と中華まな板で切られた材料が中華鍋と中華おたまで加熱撹拌された料理なのです。


中華鍋は半球型をした丸底鍋ですので、揚げる炒める煮るに特化して居ます。

逆に鉄板焼きに準ずる料理は苦手なのです。


なので単純な焼き魚、焼肉、とうもろこし焼き、などの調理法が皆無なのです。


中華鍋で焼き餃子を作るのは不可能ですので、水餃子が主流です。蒸し餃子もあるでしょう。しかしながら中華鍋では炒め餃子は作れても焼き餃子を作ることは不可能なのです。強火で短時間調理が中華なのですから、蒸し焼きという調理法は異端なのです。弱火でじっくりと言う調理法もありません。


西洋ではフライパン。日本では鉄板、しかしながら中国には焼き餃子を作る調理器具が存在しなかったのです。


日本では普通のガスコンロの焼き魚グリルは、世界中でも日本にしか存在しないガラパゴス文化なのです。


つまり調理器具の歴史を知る事が、料理の歴史となります。

西洋のオーブンレンジは暖炉から派生しましたし、日本の囲炉裏文化からはいぶりがっこが派生したと考えれば、生活習慣=料理と考えられます。

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