夏祭り編② 夏の味覚ともお別れですか?
「ちゅ……ずぅ、ぷちゅ、んぷぅ……♪ ゆ、
常連客の女の子へ、かき氷口移し。
舌で戯れながら、唾液とカクテルした甘々シロップを、お口の中へ流し込む。
「んぷぅ♪ お姉さま、私、カラダが火照ってしまいましたの。冷まして……下さいな♪」
「はい、
今日の百合メイド喫茶「リトル・ガーデン」は、浴衣で百合キス。
夏の終わり、夜には町内花火大会があるお祭りの日。
このお店でも、特別にいつものメイド服を脱ぎ、店員が浴衣で接客だ。
「んぷぅ、ちゅぷぅ、むぷぅ……♪ お姉さまの浴衣姿、素敵ですっ。ああ、夏の思い出にしまふぅ、ちゅぷっ♪」
「ふふ、お嬢様も浴衣姿、可愛らしいですよ。いつも可愛いですけど。ちゅぷぅぅ♪」
かき氷を接吻で口移し。甘々百合キスで、苺シロップと女の子の味が混ざり合い、脳髄を痺れさせる。
「ふにゅぅぅ、お姉さまの味……美味しい♪ ちゅぷん!」
もちろん
店内のあちこちで上がるちゅぱ音とふしだらな声に、濃紺の浴衣姿で和風美人な面持ちの
「うん、いつも通りのこの店だな!」
百合乙女の皆様に、この夏が忘れがたい甘い記憶でありますようにと。
浴衣の百合メイド達は心を込めて、唇を重ねるのだった。
……ちゅぷっ♪
※ ※ ※
さて。
由理が常連客の中学生とばかり百合キスしてるので、
休憩中に、まかない飯の焼きそば……お祭りの日特製メニューを口移しだ。
「かき氷ばっかで口の中甘いだろ。美緒奈様スペシャルで口直しさせてやんよ」
「待ってその焼きそば、なんか全体的に赤いんですケド。……ちゅむぅぅ!?」
美緒奈スペシャル(リズ作成)は、お皿の上が赤いので埋まるほど唐辛子をかけた特別製だ。
カラダが火照ること請け合い。
「ふぷぅぅんぅ、か、辛っ! でも、クセになりそうぅ……♪」
「ずぷっ、ずっぷ♪ ん……美緒奈様の唇、刺激的だろ……♪」
水色浴衣の由理と、華やかな赤い浴衣が目立つ美緒奈との、スパイシーで官能的な百合キス。
これもまた、夏の思い出。
辛いけど、甘い思い出。
一方、由理休憩中で寂しい様子の円美お嬢様へは。
桃色浴衣に下は穿いてない&付けてない、ロングヘアー清楚系で真正のご令嬢でもある季紗がお相手。
「ふふっ、お嬢様? オトナのテクはいかがですか。……るちゅぅ♪」
「ふちゅ!? ずちゅぷぅ♪ す、すごいですぅ♪ この舌遣いをマスターしたら、由理お姉さまも……ちゅぷぅ♪」
エロ乙女同士伝授されたキスのテクニックで、この後、休憩から戻った由理がさらにぬぷぬぷされたのは言うまでもない。
「んぷぅ♪ 辛かったり、甘かったり……おかしくなっちゃうぅ♪」
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