ダガー製作2日目
第14話 二日目の朝
「おーい、もう朝だぞ起きろヒヨッコ」
工房で寝ていたオレは親方の声で目が覚めた
「うう・・・おはようございます親方」
「おう、おはようさん」
毛布とマットを片付けて起ち上がる
「昨日はマットありがとうございました。おかげでぐっすり眠れましたよ」
「おう、そいつは良かった。そいつはやるから好きに使うといい」
「本当ですか!ありがとうございます。ところでブルーノ先輩はどこに?昨日の差し入れのお礼を言いたいんですが」
親方は頭をかきながら工房の作業場を親指で指さしながら言った
「小僧ならブツブツ言いながら工房入るなり作業を始めたよ。一区切りつくまで聞く耳持たないんじゃないか、アレは」
「あー…自分の世界に入っちゃいましたか先輩」
「ああ、他人に差し入れする前に自分の体をいたわって欲しいもんだ・・・・お前もああなるなよ!小僧が二人に増えられちゃ敵わん」
「ハハッ、気を付けます」
親方がため息をついた後、オレに話しかけて来た
「ヒヨッコ、オメェ昨日は鞘を作るって言ってたが、ダガー本体はもうできてるのか?」
「へい!刃は研いでませんが形になってます、刻印までしっかり入れました。刃は研がなくていいんでしたっけ?」
「ああ、客が自分の好みに合わせて勝手に研ぐそうだからそのままにしておけ。鞘の接着材をもう少し乾かしておきたいだろ?遅くまで作業してたからな。もう本体ができてるなら見せてくれ、自分でどう作ったか説明しながらな」
「へ、へい!わかりました。でも親方の仕事は?」
「俺はいいんだよ、大体終わらせたからな。さっさと持ってこい!」
「ヘイ!」
オレは親方の前に自分の作ったダガーを持って並べた
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