第58話 抗がん剤やるにあたっての気持ち

やっぱり抗がん剤が現実的になってくると一気に余命や今後の事を考えてしまう。

まだガンだって分かってなかった子宮内膜全面掻爬術の入院時に私はベッドで電子書籍で「ブラックジャックによ○しく」を読んでいた。


このマンガを知っている人なら病気の最中、しかも入院中に読むなYO!とツッコミを入れてもおかしくないだろう、病院や病気が怖くなりそうなマンガでもある。


しかもこのマンガの中でガン患者に関するシリーズがあって、それ読むと抗がん剤ってどうなのよと思うのだ。


私も読みながら、私がもしガンになったならば抗がん剤はやりたくないわ。

ガンによる痛みの緩和だけしてほしい。

と思っていた。


だけどね、ガンだって告知されて自分で情報集めなきゃ、勉強しなきゃって思って色々読んでいるうちに考えは変わってきたんだ。


治療出来る事はしっかりしたいって。

43歳のオバハンだけど髪が抜けたら嫌だよ。

食べれなくて痩せるのは歓迎だけど、辛いのは嫌だよ。

吐いたり節々が痛いのも不安だよ。


それでもそれを乗り越えていっているガン患者の先輩方をたくさん本でもブログでも

見てきたから怖さがマシになってきたんだよ。


私だって立ち向かおうと思えるようになったんだよ。

頑張れ私。

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