怪しい道行き、時雨て行かば

そこにジュースか焼き芋があれば

朝からアルフォートを一箱食べてしまった。

祖母は私がひもじくしていると思い、卵焼きをくれた。なんかちょっと罪悪感。

とりあえずヨガの座禅を組んで背筋を伸ばしては便が出るのを待つ。

こんな悠長な生活が送れるようになったのも、全ては祖母のおかげだ。

なるべく家事をして過ごす。家族がいるうちだけでも綺麗にしておく。

最近梅よろしというジュースを買い、昨日はまぁなんて不味い味だろ、と思ったが、今朝などはよく飲める。

食べ物は大体欲しい時間帯が決まっていて、こういうダラダラとした時間帯には少しの施しがあればいい。主に甘味。

さてこの梅よろし、クエン酸入ってるらしいが本当か？糖分はブドウ糖らしい。梅果汁入り。

帯に毎日の健康維持に、とあり、まぁこんなババアめいた奴には持ってこいだわな、と思いながら舌鼓を打っている。

口の中がさみしくなる頃一口飲む。

今朝は車のエンジンが付いたままほったらかしにしている人がいたが、先程より爺さん方が集まり、何とかなったらしい。

まぁ近くにおられるだろうなとは思っていたが、エンジントラブルであろうか。

大声で電話番号言っちゃうくらいには、この街は平和である。今朝も何も起こらない。

犬の散歩に行きたいが、犬が動かない！奴は寝てばっかりで、祖母が乳母車にのせてくれるのをただ待っている。

時々温泉へ出かけるのだけど、そんな時玄関の鍵が帰ってきたら開いてたりして、うっかりな防犯システムだがなかなか愛嬌のある相手にも思え、まぁ何事もなく済んでいる。

犬でも撫でにきたのかしら。

お前の人脈はどうなってんだい、と一度聞いて見たい。

喋ったらうっさいわぼけ！なんて返しそうだ。

ここまで書いたところで、焼き芋は別腹ですよね、とちょいと尋ねて見たくなる。

実際別腹なのだ。四六時中いつでも食べられる。

栗と違ってまたポピュラーであり、入門しやすい。あれば途端パッと華やぐ食卓の花である。

最近は夕飯の後、ストーブで焼いては食している。少し贅沢だろうか？

今度からは父の分のみ一本だけ焼くようにし、なるべく梅よろしで過ごそう。

体のメカニズム、3時になれば自然と腹が減る。

出来たら文でも書いて忘れていたい、そう願うのは変わっているだろうか？

打ち込める、物があるだけ、ましな気が。

お粗末。