この世は私以外みんな偉い
とにかく思ったことだ。
どんな仕事をしていようが、働いている人はみんな偉い。
命を掛けているのだから、自分の家族のために頑張っているのだから。
私はまた一つ学んだ気になったと書けばおかしな話だが、どうにもならない身なれば、いや、そうでもないかもよ、と思い出した所存にて。
どうしても、私は下手だ。
とある店に務めた時は、シャッターのボタンを押し損なって商品を全部潰した。
ありえない。あのときのことは今でも背筋がぞくりとする。
殺されるかと思った。殺されるかと思った。
しかし殺されなかったし、明日からも来てくれと言われた。
私はとにかく、外に一歩出れば社会不適合者で、どうしてもミスをする。
とにかく自信が無い。
なんとか務めたのが最後のコンビニで、優しいことで有名だったそこでさえ落ちこぼれだったのだから、どうしたもんか。
よくわからない奴だ。自分を見てそう思う。
どうしたらいいんだろうなーと思う。
しゃかりきに働いてみるべきだろうか。皿洗いでも清掃でもなんでもある。
私は朝のゴミ収集車の求人を見ていたのだけど、福祉なども見て、いや怪我させたらかなんと思い止しておいた。
やばい。
私に仕事を任せたら軽くやばい。確実に失敗する。
失敗する。そのイメージしか沸かない。
どうにか宅建を取るべく、得意の読み書きを活かして勉強など試みているが、上手くいくだろうか。
とにかく年内に簿記を取ってしまうことだ。
頑張らねば。
とにかく、テレビに出ている人はみんな偉い。
周りを走ったり歩いたりしている人もみんな偉い。勤めがあるのだから。
世の中で一番寂しいことは、仕事が無いことです。
私に誰か仕事を任せてくださるだろうか。
清掃くらいしか取り柄がない。目下ソロ活動の。
どうにかこうにか、ハロワに行こう。
こんな文章書くくらいには回復してきた。
幻聴に勝ったんです、と言ったら先生は戦ったらダメですよ!無視です無視!と慌てていらした。
うーん、勝ってもダメなのか。
どうにもこうにも、私は沢山の方々に助けていただいている。
机上の空論でもなんでも、頑張らなくては。
とりあえず、出版社にでも持ち込んでみようか。
それなりの物は書けるのだから、試してみる価値あり。
東京かー、遠いな・・・。
今更だーれも読んでくれないだろう。それくらいわかってる。
でも200回は応募した人もいる。
私も目下、頑張ってみようか。
うん、頑張ってみよう。
私の戦場で。
では。
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