第2話 おかえり
一時間経過して気づく。携帯電話の存在に。
仕事をしているであろう母に電話した。
「はい。もしもし。ん。どうしたの?今忙しいの!え?鍵が開かないの?うそぉーん?!えー?!確かにうちは鍵が回しづらいのよ。もっと強く回してみて。え?やっぱり開かない?うそぉーん?!えー?!」
嘘じゃない。
気づいたら電話を切っていた。
寒さと疲れで全てが限界であった。
そして、気づく。アメリカから帰国した親友の存在に。
早速電話をする。
「あ、もしもし?帰ってきたのー!?んー!迎えに行くから住所教えてー!」
助かった。
待つこと約15分、彼女がきた。
「やっほー!久しぶりー!元気ー?もうなにやってんのー!ウケるー!(笑)」
暖をとらせてください。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます